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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako
旦那様のたこぶ(^◎^)の方が、しっかりブログを更新してはって、一ヶ月ほど更新しなかっただけで、しばらくしてない。。。と書いてはるの見て、私はいつ以来だろう、と見直したら、なんと去年の11月以来更新してないやん!

積極的に書きたいぞってことがなくても、なんとなくこうやってパソコンに向かって書くってこと、最近しなくなってきたなー。スマホを始めたのは確かに大きいかも。短文で済むようなこと、画像で済むようなことばっかりしていて、なんやかやと書く、ということをしなくなって。そういうのってやっぱりこうしてキーボードに向かわないとできなくて。

去年の11月から、というのも多分意味があって、その頃から、これまでずっと避けてきた親の仕事をかなり本格的に手伝う、というより、今年初めからはほぼ引き継いで責任もってやる、というのに移行していて、なんだか身の回りがとてもあわただしい日々だった。自分の中の底の方で、人生かけてずっと拒否してきたことに向かい合うのがしんどくて、ここに何も書けずに来たのかもなー。

それでも!かなりの時間が過ぎて、最近は、これでよかったのかな、と思えるように。いわゆる、拒否や怒りの段階から、受容の段階に入ったのかな(^oo^)ええことやな。うまく交流できていなかった母との関係も、間に入ってくださる業者さんやその他各方面に助けられて、まわり始めてる感じ。とにかく、さまざまな人たちが関わっているわけだから、投げ出すわけにはいかない。しんどくなったら気分転換しながら、旦那様に手伝ってもらったり、愚痴を聞いてもらったりしながら、継続あるのみ。


去年の11月以来、音楽生活で起こったことといえば。。。。
毎年恒例になった12月の教会聖歌隊の奉仕。昨年のクリスマスもいいクリスマスに。子供たちのトーンチャイムの参加も得て、音楽的な広がりを見せてきていて、嬉しい。
もう今年のクリスマスの計画を感がる時期に早くも来ているのだけど、今年は、クリスマスイブの礼拝以外にも、刑務所の受刑者の人たちのためのクリスマス礼拝の奉仕をされる牧師先生に聖歌隊も参加させていただくことになり、特別な経験をさせていただけそう。

1年と少し休んでいた合唱団、母のこともあり、いっぱいいっぱいになっていたのが大きな原因なんだけど、いっぱいいっぱいは変わらないんだけど、疲れているからこそ、何か楽しんで参加できる場所が必要だと感じて、この春から復帰しております。今は、10月末のヘンデルのメサイアの本番に向けて練習が進んでいる。この団では、夫婦で歌い手として参加させていただいている。それで楽しい。ここを休んで楽になると思ったけど、そうすると、残るのは、自分が責任を持つ場所ばかりになり、準備やら指導やらと考えることばかりで、準備が必要なことばかりで、その責任感でそればかりになるとしんどくなってきて。歌の一員として参加してるからといって、ええ加減に参加するわけじゃないけど、何もかもを考える責任がないだけでも、純粋に楽しめるというのを改めて実感中。メサイアはやっぱり楽しいし(^oo^)もうすぐオケ合わせも始まる。これがまた楽しみ。

3月は一年に一度のシルバーコーラスの文化祭。市民会館が建築中なので、今回も会場の条件はよくなかったけど、みんなベストを尽くして演奏。素晴らしい本番になりました。そして、このシルバーコーラスが、シルバーコーラスでなくなることに。所属していた母体のシルバーボランティア団体が解散することになり、コーラスのグループとして独立して再出発すると決めて春から始動しています。ボランティアグループとして登録するとボランティア保険に入ることができて、何か社会の役にも立てる、ということで、登録。早速、市内の老人ホームから歌いに来て!と依頼があり、行ってきました。昭和歌謡をみんなで歌おうということで、20曲ぐらい、次から次へとピアニカの伴奏とタンバリンの拍子、ダーリン(^◎^)の掛け声で、盛り上がりましたー!コーラスのメンバーと入居者の皆さんが交互になり全体が丸くなって座って歌ったので、プログラムが終わるころには、お隣の人たちとの交流もあり、普段ほとんど表情が動かないような人たちが、笑ったり、体を動かしたり、中には涙を流す人も。音楽の力の素晴らしさを実感したひとときでした。終わってから、メンバーからも、ボランティアに来て、自分が力をもらいました!との声がたくさん聞こえてきて、やってよかったなと思いました。選曲とか楽譜作成にはなかなかの労力が必要だったけど、報われます(^oo^)

そんなこんなの中で、4月は、これまた毎年恒例になったぶたこ門下の生徒さんのおさらい会。第五回になりました。
今回も親子連弾をはじめ、ピアノを中心とした熱演が続き、刺激をたくさん受けました。私は、昨年に続き、ここ二年ぐらいかけて勉強しているシューベルトの冬の旅から、最後にかけての5曲を歌いました。あー最後まで来たんだなって思いつつ、さらっと表面を駆け抜けただけで、本当の勉強はこれからやな、とも。
そして今回は、その翌月の5月にピアノの発表会で弾くことになっていたベートーベンの熱情から二つの楽章もこのおさらい会で弾きまして。歌とピアノの両方、本気の演奏をしなくてはならず、かなり体力的にも精神的にも大変で、ほんま大変で(^oo^;)、ええ勉強になりました。ピアノの方は、まだまだの出来だったけど、この日、不完全でも生徒さんに聴いてもらったおかげで、そのあとにやるべきことが見えて、翌月の発表会は、少し磨きがかかった演奏に仕上がったかなと思います。それでもまだ全然あかんかったけどね(^oo^;)ベートーベンは大好きやけど、ほんま難しい!
それでも! ずっと憧れてた熱情を弾ける日が来るなんて!それだけでも人生の喜びなのだ!

やったことばかり書いてるけど、やらなかったこともあって。。。。
去年の終わり頃には、この夏、二年ぶりにアメリカに行って、いつものワークショップに参加して、二年前「詩人の恋」を共演して、次は「冬の旅」だねと約束し、互いに別々に練習してきたエリオットとの再共演を果たそう!と心に決めていたのだけど、色々考えて、このアメリカ行きは断念。春ごろには飛行機のチケットも含め、全てを決めていたかったんだけど、その日が近づいてきて、母の仕事のことがまだ全然回り始めてなくて、なんかもう無理!って感じになり、よし、一年延ばそう!と決めた。決めたらとても楽になった。今は、これでよかったんだと思える。来年に向けて、今年から一年延びた分、さらに濃く、充実した伴奏がエリオットの歌に寄り添えるように、がんばる。今は、歌を勉強していて、これもアメリカ行きが一年延びたことで、歌として来年の初めぐらいに区切りをつけて、まとめる機会を持とうという話になってきていて、神様が与えてくださった機会なのかなと思っている。伴奏する日が一年延びたんなら、歌をもう少し深めてみようと決心して、最初から最後までまとめて歌ってみたい、その思いをピアニストさんに伝えて、彼女も同じ気持ちだと分かって。歌の先生にも、こんな決心無謀って言われるかなと恐る恐る話したら、もろ手を挙げて賛成してくださり、自分のことのように喜んでくださった。ありがたい。決心してから数か月たつ今、こんなすごいこと、ほんまにできるんかいな、とますます恐れおののきつつ、逃げない、進むんだって自分で自分を励ましつつ、日々を歩んでおりまする。


自分が演奏するのではないんだけど、6月と7月には二か月続けて東京に出掛けることになって、両方が音楽がらみ。
6月は、友人のチェロカルテットのコンサート鑑賞。
鑑賞といっても、ここに至るまで、半年ぐらい練習過程で少しだけお手伝いしたので、選曲から合わせ練習、素敵な先生とのレッスン風景など、シェアしてもらったたくさんの出来事、超えてきたさまざまな困難、それを経て、当日開いた大輪の花が、自分のことみたいに嬉しくて、身を乗り出して聴いてしまいました。この営みが始まる前は、カルテットのうち友達だったのは一人だけだったのに、終えてみたら、カルテット全員とお友達になっていて、楽器のお友達が増えたことも嬉しくて。

7月は、とてもとても仲良しにしている大切な友人が出演するオーケストラのコンサートの鑑賞を兼ねて小旅行。前月は一人旅だったけど、この旅は夫婦で。
コンサートもすごく楽しかったし、そのあとの旧知の音楽仲間との宴会、翌日の友達とのお散歩、翌々日の夫婦二人のお散歩、大雨の後の酷暑の中、久しぶりの旅で思い出をたくさん作りました。

珍しく大阪が震源の地震があったり、大雨といっても、ただの雨でしょ?と来る前はそんなにひどいことになるって信じられなかった今回の大雨の恐ろしさが心に鉛みたいに残っていたり、悲しいことを数えるとそれもたくさんあるんだけど、どんなにつらい時でも、日々の生活には、楽しいことや笑えること、ほっこりすることってないわけがなくて、そんな素敵な出来事を数えて生きる生活が続けていけたらなーって思います。

被災地にボランティアに行って下さる方々には、ほんとに一人一人お礼を言いたい気持ち。
何もしてない自分にどこか、これでええんか?と惑いつつ、自分に与えられたやるべきこと、やりたいこと、一人でも二人でも一緒に幸せになれること、そんなんを積み上げていこうと思う日々です。

久々の更新でまたまたすっかり長くなりました(^oo^;)いつものことですが、ここまで読んでくれた人、ありがとうございますー(^oo^)
心がだいぶ落ち着いてきたし、もうちょっと頻度をあげなあかんね。はい。
ではまた(^oo^)/~~~
# by butakotanaka | 2018-07-15 11:01 | 日常生活
今週というか、ここ数週間に色々なことが、特にぶたこ母がらみであって、気持ちの起伏が激しい日々が続いている。

特に今週は、大きな動きがあって、その大きな動きのための準備期間に、たくさんのやり取りが母とも、その関係の人たちともあって、今まで自分がやらなかった部分を受け持つことになって、新しいハンコを作ったり、名刺を作ったり、たくさんのメールやFAXのやり取り、判断、もの探し、手続き、書類の作成や発送。。。。その過程で、聴力や視力が弱い母に理解してもらうのがとても難しいときが多くて、そのことに神経を使ったり、時には大声を出さなくてはいけなかったり、何度もFAXを送らなければいけなかったり、そしてその末にまったく理解してもらえてなかったことが分かって落胆したり。

今週はそんなことがある一方で音楽の活動も色々あって。
水曜は、ピアニストさんと冬の旅の合わせ。すなわち私の役割は歌。ドイツ語の歌。ここ二か月ぐらい勉強してきている歌だけど、毎日積み上げて勉強できているわけではなくて、あっち行ってみたり、こっち戻ってきてみたりの学び。というか、歌ってメロディを学ぶ日もあれば、和音がどうなってるか学びたい日もあって、伴奏のピアノと歌がどうからんでるかに注目する日もあるし、特に歌詞に注目して意味を深く掘り下げたい日、発音を掘り下げたい日、発音を掘り下げるのでも、一つ一つの子音や母音なのか、一つの単語のシェイプなのか、一つのフレーズの流れなのか、呼吸はどう未熟なのか。。。。そんな色々やってるうちに、あっという間に時間が過ぎる、エネルギーも尽きる。だから、何週間学んでいても、何も進歩していないような気がする時があって。でも、何周もそんなサイクルをグルグルしていると、ある時、あっ、なんかスタートした時よりも、だいぶ長い道のりを進んできているんだって、そう思える時が来る。進もうとして進んだ実感がなくて、でもそれでも進もうともがいたものにしか味わえないそんな世界があるって、ほんとに若い頃は知らなくて、もっと少ない部分からしか音楽をとらえてなかったなー。

今回の合わせは、今月後半にあるアンサンブルの集まりで歌う3曲。三回目ぐらいの合わせで、互いのやり取りもだいぶかみ合ってきて、うまくいかないところも逆にはっきりしてきて、どちらがどうずれているのか、テクニックなのか気持ちなのか、何がよくないのかも互いに分かってきて。それがすぐにその場で解決することなのか、その場では方向だけ確認して、あとはまたその日から次の合わせまでにそれぞれが努力して、よりよくしようと積み上げてくるのか、そんな判断も必要で。今回の合わせの中でも、こうなるのが理想、だけどきっと今回の本番までには、理想には届かないね、でも、来年になっても、その先になっても、この曲たちは繰り返し、互いの人生がまじりあってる限りやっていきたいねって、そんなことも言い合った。音楽の仲間がいるって素敵。


そして。今日金曜は、そのアンサンブルの集いでやるもう一つの曲の合わせ。
ホルンの友人とのアンサンブルで私の役割はピアノ。
ピアノを他の人に弾いてもらって自分が歌うときと、自分がピアノを弾くのとでは、練習の仕方や心の持ちよう、なんというかいろんな使い方が違う気がする。切り替え難しい。でも、だからといって一つだけやってるのがいいかは、ここまで来ると、私の場合は違うのかもしれない。私の場合は、歌やピアノや指揮を色々やるからこその気づきがあって、それがうまく影響しあっている気がするから。どれも優秀というとこまではいけないのかもしれないけど、自分なりの進歩を遂げながら、人生を閉じるところまで進んでいきたい。

ホルンは楽器で歌とは違うはずなんだけど、でも呼吸を使って吹く楽器だから、ここ何回か合わせを重ねていて、本当に歌と同じなんだねって深く実感。

音の跳躍が広い時の心理的な恐怖感、不安感。
苦手な音程のときのトラウマ感。
支えがうまくいかないとき。
音域の中で、チェンジ、声でいうと地声と裏声みたいな切り替えがある場合に、音色の変化をできるだけわざとらしくないようにして、歌詞が、歌が、すんなりと届くようにする工夫。
言葉がついているとしたら、の言葉のリズム感みたいなものをメロディとどう重ね合わせるのか。
そして、アンサンブルの相手とのからみ。

そんな色々を、ホルンの友人と話し合い、わからないことは質問したりすることは、ほんとに得難い体験で、素晴らしい学びの時間。あまり知らなかった楽器のことを知り、それがまた自分の取り組んでいる歌にも通じるんだと分かる喜び。私が苦労したことを彼も同じように苦労していて、私がヒントを得たことが彼の役に立ったりする。そして、その音がそのフレーズが音色が、どんどん変わっていって、まるで歌詞がついた歌に聴こえていって。私のピアノも上手くいったときは、少し歌に聴こえて、いや、そうなってるといいな。

ずっと合わせ練習に付き合ってくれているたこぶが、ホルンとピアノって溶け合うねんなー、ええ感じやなー(^◎^)って言ってくれた時はほんとに嬉しかったな。

あと一回、本番前日に合わせるのが最後。
それ以外は、自分で自分を研ぎ澄ませて、よりよく仕上げていく。孤独な作業だけど、その先にパートナーと合わせたときの、前よりもさらに磨かれた音楽が奏でられる喜びがあると思えるからがんばれる。楽器と自分のピアノでアンサンブルするというのは、ピアノのソロを弾くよりもやりたいことで、私の夢だったことともいえる。これからの人生でそんな経験がより多く積めるといいな。いや、より多くって、量をやたら多くしたいんじゃない。一つ一つの機会はじっくり大切にして、でも、それが一度きりや数回きりじゃなくて、重なっていくといいな、とそんな感じかな。今回のホルンの友人とも、次はこんなんどうかなって、そんな話も始まっていて、これからもこの関係が続いていくと嬉しいな。来年があるとしたら、その時にはもっと引き出しの多い、いろんなことにこたえられる、そして彩りがあるピアノが奏でられる自分になっていたい。

ということで、週末。
明日はオフで、明後日は、そのアンサンブルの集まりでのもう一つの出番。
普段は合唱しない楽器の人たちが半分ぐらいまざるメンバーでの合唱アンサンブルの練習会。日本語の合唱組曲「旅」から5曲。
どうやら全部を私が指揮することになりそうとなってきて、明日はその勉強をしなくちゃ。あさっての練習会は関西に住むメンバーが集まる。
で、本番前日には関東から来るメンバーのための特訓練習。
まったく練習に参加することができず、音源だけを聴いて自習してくれている人たちとは当日だけの合わせ。そんなさまざまなやり方でさらってきた人たちが、当日どんなアンサンブルを奏でるのか、どのぐらい愛を交わすことができるのか、どんな風になっても、きっとものすごく楽しいに違いない。失敗とかあるかもしれないけど、それさえきっとめちゃ楽しいはず!
その日を最高にするために、私もがんばって準備しなくちゃ。

母のことは、いつも難しい。
子供の頃からの想いの積み重ねがあるから、だと思う。
1歳から10歳まで離れていて、そのあと、一緒に暮らしてからもほぼ食事を一緒にすることもなく、別々の部屋で互いに鍵をかけて暮らしていて、いろんなことがあって、あまり近い親子関係になれないまま大人になって。

最近の母は、弱くなってきていて、その分、不機嫌になったり、突然切れたりすることは少なくなったけど、それでも、不安定な母が時々出てきて、私はそれにどう対処すればいいのか、学んできたはずなのに、いや、表面上は学んできた自分として冷静に対処している自分がいるんだけど、心の中の波立ちは相変わらずで。笑い飛ばしているようで、気が付いたら、ふと涙がにじんでいたり。そんな風に乱れている自分に、驚いたり。感情の起伏が大きいと、魂が疲れるというか、そこから実際に肉体的に体調を崩すこともあったり。

だから、母との接触の頻度が多くなると、どうしても自分の体調にも影響するのは、これは仕方なくて。今回のこの動きからすると、どうやら、これからは、今までの何倍も接触しなくてはいけないことが多くなりそうで。

親孝行することは、親がこれまで自分にしてくれた経済的なことや生んでくれたことや、そんなことを考えると当たり前のことなんだけど、親との相性とか、自分と親との関係というのは、決して他の人には理解できない部分もあるのは事実で、だからこそ、一番わかっている自分が、他からの評価や評判をあえて気にしないで、自分を守ることを優先する、というのも、時には必要だと、これもこの年になるまでの経験で学んだこと。時々、すごく疲れたときは、小さな嘘をついてでも、休んだり、引っ込んだりしてもいいんだって、自分を許してあげる。ちょっぴり贅沢したり、おいしいもの食べたり、バカらしいことしてみたり。

そんな疲れた時間の中で、忙しいはずなのに、音楽してる時間、あー幸せだなって思えた。そう思えるところまで積み上げてきて、音楽から離れないでよかったな、そう思える一週間でもあった。
# by butakotanaka | 2017-11-04 01:35 | 日常生活

台風怖かったなー

おはようございます。
今回の台風LANは、本当に怖かったですね。
私が住む東大阪は、普段は、怖いのが来るで来るでと言っていても、実際はたいしたことなく済んでしまうことが多く、大丈夫やろ、とたかをくくっていたのですが、次々と送られてくる警報、避難勧告、土砂災害警戒、そして一部地域の避難指示。その避難指示も最初はほんの少しの地域だったのが、山に近いほとんどの地域になり、そうなると、指導しているシルバーコーラスのメンバーやら教会聖歌隊のメンバーやらのことが心配になり、なかなか寝られませんでした。

勧告から指示に変わったのが、真夜中過ぎてからで、こんな時間に高齢者の人たち、どうせーっちゅーねんってなんか腹が立ったりもしたけど、こういうの難しいですね。避難指示とともに、外に避難するのだけが避難指示ではなく、頑丈な建物にいる人は、冠水被害の場合は上の階にあがる避難指示とか、いろんな指示があると思うんだけど。たくさん怖いメールが次々来ても、どう行動していいのか、どう準備していいのか、恐怖感が募るばかりでした。

うちの地区は、川が近くにはないんだけど、それでもだいぶ大和川下流氾濫の影響地域に含まれていて、自分の住んでいる町名が赤い文字で表示されていたので、もしかしてここまで冠水するんか?ってことは一階の楽譜棚の下の棚にある楽譜は避難させるべきか?と、ある程度落ち着くまで、雨戸閉めたり、ちょっと開けて外を見たりの繰り返しでした。時々すごい風が吹いて、雨戸が大きな音たてるし。

昨日は、ソフトバンクがパ・リーグ優勝を決めたらしいけど、そんなニュースはほとんどなく。

なんといっても、昨日は衆議院選挙の投票日。
でも、台風が来る前から雨がずっとずっと降っていた関西は、きっと選挙のことより、自分たちの身の安全が一番の関心ごとだったと思う。開票速報の前の夕方の時点から、ニュースが縮まって、先に大河ドラマが放映されたり。台風のニュースをずっとやってくれるのはNHKと期待してチャンネル合わせても、縮まったニュースとドラマ。合間に少しだけ気象情報が入って、また選挙のことや、普通の番組。一方で、自分たちの地域には、次々と警報が発令され、避難勧告が出て、河川の水位が警戒水位にあがり。。。。なんか取り残された島に住んでる気分になってきて。

開票速報が始まって、どこの局も、準備重ねてきたやり方で、面白おかしくとか、楽しくとか、アニメやCG使って、競って速報してて。
せめて関西ローカルの局なら、予定してた開票速報を縮めて台風の方を詳しくやってくれるはず、各地の様子を中継してくれるはず、とチャンネル合わせても、むなしく期待ははずれて、アニメとか使って大騒ぎしつつ速報しとる。だんだん腹が立ってきた。

ここまで全部の局が開票速報せなあかんのかな。
危険が迫ってるとき、よその局が詳しくやってくれるから、うちの局は命を守る報道を優先させよう、という風にはならんのかな。
中継スタッフがほとんど各選挙事務所に行ってて、報道のスタッフが台風の中継に行けなかったんやろとは想像できるけど、地震とか突然起こることではなく、すごい台風が来るというのは、前日から予想できたことなのに。

こうなると、情報はネットしかなくて。
んじゃネット見られない人たちはどうなるねんと、また同時に思ったり。

昨日ほど、白けた気分で開票速報の画面を眺めていた日はなかったな。

# by butakotanaka | 2017-10-23 10:01 | 日常生活
私が指導しているから生徒さんたちがすごくなるのではなく、それぞれがきっと人間としての魅力があったり、しっかり努力する人だったり、一緒に何かやりたいって思わせてくれる人だったり、任せてみたいって思う人だったりするのだと思うけど、ここ最近、生徒さんの活躍がたくさん聞こえてきて嬉しい限り。

ある生徒さんは、ピアノ講師されているのだけど、所属する教会で、信者さんたちを巻き込んで、かくし芸発表会みたいなものを企画してみたり、自分の生徒さんたちにチェンバロ体験会をさせてあげたり。ピアノを教えるだけでも大変なのに、いろんな経験を生徒さんにさせたり、生徒さん以外の自分の周りの人たちに音楽や自分ができる芸を磨き、発表する機会を与えること、なかなかできることじゃないと思う。素敵だな。

別の生徒さん。この人も歌やピアノの先生なんだけど、まっ、もともと色々活躍されてきた人だけど、来年の春に一人でコンサートをされることに。ホテルのチャペルだって。だから、その時のためにこれからたくさんの曲をレッスンに持ってこられることに。最初は英語の発音だけを、と来られるようになったんだけど、ずっとお付き合いが続いていて。イタリア語や英語や日本語で歌うらしいから、少しでも言葉や音楽が美しくお客様に届くお手伝いがんばらなくちゃ。


そして、もう一人の生徒さん。この方は、指導者ではなく、コーラスの一人として普段歌っておられるだけ。それが来年の春、ほんの短い歌だけど、一人で歌うことになったと、今から緊張!
コンサート自体は、所属する少人数のアンサンブルで施設などへボランティアで歌うにいって一定年数がたったという記念コンサートらしい。メンバー紹介もかねて、一人ずつ短い一節を歌うことに。でも、そんな短い一節だって、今まで一人で人前で歌ったことない人にとっては、一世一代の出来事!
もうこれさえやれば、できれば、人生変わると思うんです、と、まるで清水の舞台から飛び降りるかのような大決心!
でも、今日もレッスンでお話ししてたんだけど、今回のことは、後で振り返るときっと最初のきっかけになるんですよ!って。その時までに、発声や音楽作りを完璧にしたい、緊張して真っ白にならないように訓練したい、マスターしたいって意気込み。

でも、本番って、やはり重ねるごとに慣れるもの。きっと今回は、初めて人前で、一人で!歌うのだって思って練習するわけだから、これまでのコーラスの中で歌うための発声をよくしたい、みんなの中で足を引っ張らないようにっていう姿勢とはまったく違うはず。だから、得るものも絶対大きいはず。私の予想は、本番が終わったとき、あー、やっと歌の入り口が見えた気がします、ドアまで届いてノックしたぐらい。だから、ここまで来たら、この先の世界が見たいです!、そう思うんじゃないかな。だって私がそうだったから。

みんなで合わせるアンサンブルはとてもとても楽しいもので、自覚が高ければそれも十分素晴らしいスキルで。でも、時々、けっこう人数が多いアンサンブルだと、どこか甘えていたり楽してる自分がいて。

ここ数年、ピアノでも歌でも、時々下手くそだけど一人で演奏する機会が増えて、それまで持っていたしょうもないプライドが、ちっぽけに見えてくるし、結局、私、まだまだ、ずっと永遠に、下手くそで、でも、もうちょっとやったら、もうちょっとよくなりそうで、その先の世界が見てみたい、景色が見てみたいって思って、また練習を続けて、すごく怖くてすごくイヤだけど、誰かに聴いてもらう機会をいやがらずに持っていく、これしかないんかもなーって最近やっと思えるように。

これがどれぐらい続くのか分からないけど、今回初めて人前で歌うというその生徒さんも、この出来事が、いいきっかけになって、さらに自分の音楽にピアノでも歌でも磨きをかけてほしい。

今日もその生徒さんと話してたんだけど、「自分は他の人以上に緊張したら、何もわからなくなって、普段の実力が出せないんです。これはどうしたらいいんでしょう?」って。

で、私が「前からお薦めしていますが、本番前、とにかく誰でもいいから、何度もいいから、友達や家族に演奏を聴いてもらうという、緊張する練習してますか?それを何回やるかで、本当の本番のとき、緊張に少し慣れて実力が少しずつ出せるようになります。これは必ずそうなる、と信じています」と言ったら、その生徒さん、これまではうちのおさらい会の時以外は、誰にも聞いてもらってこなかったんだって。私からは薦めていたんだけど、恥ずかしくてできなかったと。だったら、本番がたった一回の第一回目なわけだから、緊張して真っ白になるの、当たり前かも!って話に。

今度は必ず、ご主人や子供さんやお孫さんに、何度も何度も聴いてもらってくださいね!約束ですよ!って、念押ししました。

プロの人たちだって、緊張はすると思うけど、なんといっても、私たちよりも回数が多い、審査されることだって経験している、そんな厳しい環境の中で、緊張と付き合う自分を鍛錬されているんだと思うし、私たちアマチュアはそこまではいかないけど、発表会なんかで演奏する曲は、それだけ仕上げたのだから、はっ発表会だけで演奏するのはもったいない!自分の周りの大切な人に、時間を作って、あえて改まって、しっかり日ごろの感謝を込めて、愛を込めて演奏して、聴いてもらう。これって素敵なことだと思うなー。

今日書かなかった中にも、いろんな人がいて、
それぞれ立場の違う生徒さんたちが、いろんなところで音楽の花を咲かせてくれている。嬉しいな。もっといい指導ができるように、そして自分自身もいい音楽が届けられるように、生徒さんたちにえらそうに言う前に、自分もがんばらなあかんな。今日の生徒さんのレッスンを終えて、自分の歌の練習にちょっと気合が入りました。ドイツ語は相変わらず難しいけどっ。

さて、明日は月に一度のドイツ語レッスンと、週に一度の英会話レッスン。
いろんな言葉で脳みそが満タンになりそう!
予習、しよっと。
# by butakotanaka | 2017-10-18 21:57 | 日常生活

野球シーズン終了(;oo;)

阪神タイガース選手、スタッフの皆様、そしてファンの皆様ー。
お疲れ様でした。今年のシーズンも終わりましたねぇ。
二位でレギュラーシーズン終えて、考えてみたら去年の四位よりずっとええ。
金本阪神は、着実に進歩しているし、そのやり方にブレはなくて、ええ方向にすすんでる、そう信じています。今年もたくさんの若手が表舞台に出てきたし、ベテランも負けじとがんばってたし。

私の大好きな上本も、ケガとか、デッドボールとかあったけど、最後まで活躍してくれたし。ファンとしては、ありがとうと言いたい。
そんな簡単に日本一になったら、その後の楽しみがなくなるやん。
そんな簡単に強くなったら面白くないやん。
私のへたっぴな歌やピアノがそんな簡単に上手くならないのと、どっかつなげてしまうけど、あきらめんと努力続けてたら、ふと振り返ってみたら進歩しとった。ふと気が付いてみると、前より楽にいろんなことができるようになってた。きっと野球だって、そんなんあるはず!

今シーズンは全然甲子園に行かずじまいやったけど、ちょっとゆるい応援ぶりやったけど、これからも、応援し続けるでー。来年は今年よりもさらに進化したタイガースを見せてほしい!がんばれ、阪神タイガースぅ(^oo^)/~~~

というわけで、我が家の冬から春にかけての楽しみは、フィギュアスケート。こちらの方に本格移行ですな。もうジュニアグランプリシリーズは第7戦まで終了してファイナルへの代表も決まったけど、シニアの方はいよいよ次の週末から!
そして、今シーズンはなんといっても、冬季オリンピック!楽しみだーっ!

ここんとこ、お天気が悪いですね。
お天気悪いと、腰痛やら頭痛やら寝不足やら、なんか色々不調が出る気がする。
ちょっとの用事するのも、かなりよいしょって思わなあかんし、5時間は練習するでって頭の中では予定してても、3時間ぐらいが精いっぱい。5時間の予定で朝始めるから、基本練習に1時間とか2時間とか、アホやからかけてしまう。で、うわっ、新発見や!これで曲色々弾いてみよ、って張り切ると、途中でガス切れ。で、ちょっとだけ休憩と思ったら、それがちょっとでなくずっとになる。情けないー。充電したらチャージされてエネルギー満タンになる魔法ないかな。いや、そんなんあったら、そんなんに頼ってしまうからあかんな。限界あるから面白いねんもんな。

明日は、遠く法隆寺からの生徒さんのレッスン。来られる前に自分の練習もしなくちゃ。

そして、今週末からは、毎年クリスマスに聖歌隊指導している教会聖歌隊練習もスタート。クリスチャンぢゃない方は気にしてないと思いますが、今年はね、キリスト教業界は、実は大変なのです。なぜかというと、クリスマスイブが日曜なのです!

私の知る、たいがいの教会は(プロテスタントの場合)、12/25クリスマスに一番近い手前の日曜に、午前中、クリスマス礼拝というのを、どちらかというと信者さん向けにやり、午後から教会員たちを中心にした祝会と呼ばれるパーティ。いつもよりごちそう食べたり、歌うたったり、かくし芸出て来たり、クリスマスのお祝いをみんなで。

で、12/24の夜には、キャンドルサービスと呼ばれる夕礼拝。これは、ご近所とかにも宣伝して、クリスチャンじゃない人もどうぞ来てねーって感じで、地域の教会として、ご近所の方々にも親しんでもらってと、いつもの顔ぶれじゃない人たちもやってきます。

私がクリスマスかかわってるその教会も、礼拝に参加する人たちだけではなく、聖歌隊のメンバーも、クリスチャンに限らず、その季節だけご近所から歌好きの方々が数人参加してくださいます。練習後にみんなでお祈りしたり、少し神様のお話を練習の中でしても、抵抗なく受けいれてくださるので、いい交流になっているなーと思います。

キャンドルサービスの後は、時間のある人たちが残り、ケーキやお茶で小さな祝会。で、そのまたあと、夜がだいぶ更けてから、キャロリングといって、病気などのために礼拝に来られない人たちのところをいくつか訪ねて、賛美歌を歌いに行くのです。

で、今年。
日曜と12/24が同じ日!ということでぇ、このすべてを一日のいちにぜーんでやるのですー!

朝から礼拝して、午後は祝会して、そのあと、聖歌隊の練習して、夕方からキャンドルサービスして、おやつ食べて、で、キャロリング。全部!さて、メンバーの体が最後まで持つのか、耐久レースの様相を呈しております。

そういうこともあって、あまり難しい曲は入れずに、練習も無理せずに、というつもりで進めるつもり。みんなの体力維持も大切ですから。去年から始まったハンドベルとの共演も、今年もある予定。これも楽しみ。

たった三回の練習とリハと当日。これだけで、年ごとに違うメンバーの歌をひとつに、心をひとつにまとめるのが指揮者の役割。少しでも楽しく気持ちよく、心がまとまって賛美できるようにがんばらねば。

まっ、ぼちぼち、やね。
# by butakotanaka | 2017-10-17 22:07 | 日常生活