健康大切(^oo^)

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今年の1月から練習を重ねてきた森の宮ライゼコールの演奏会がいよいよ今週末、日曜に迫りました。

この団に入れてもらったのがもう5年ぐらい前になるでしょうか。
それでも今回の演奏会が30回記念となっているこの団の歴史からすると、私たちはまだまだ新参者です。とても優秀な歌い手さんが多く、最初は入れていただくだけで光栄だと思いました。主にバロック音楽を演奏するこの団体、演奏会のときは、古楽器奏者の方々との共演も楽しみです。一緒に歌わせていただくだけで幸せだと思っていた私に、この団の指揮者は、色々な可能性を与えてくださいました。練習伴奏をさせていただいたり、パート練習を受け持たせてもらったり、英語を詳しく学ぶ中で苦労して得てきた私なりの発音のコツみたいなものも皆さんにシェアする機会を歌えていただいたり。そんな機会ごとに、優秀な歌い手さんたちと学ぶのだからと、その前に準備を重ねる時間が、自分自身の学びになりました。

こんな経験だけでも十分にありがたいことだと思っていた私に、今度は一つのステージを指揮してみないかと、声をかけられたのが今年の1月でした。本当に驚いたし、正直、すごく不安が先に立ちました。こんな未熟な自分が、こんな優秀な歌い手の皆さんの指揮なんて、務まるのかなって。でも、何度も考えて、54歳というこの年齢で、こんな貴重な新しい挑戦の機会を与えられて、断ってしまったら自分の成長はない!って思いました。これまでも、エリオットとのシューマンの演奏やNYでの数々の経験も、たいていはそんなん無理!から始まって、それでもあきらめずにやり続けたら、きっとできる!という体験をしてきたんだから、今回もきっといろんな助けを得ながら、そうなれる!そうできる!と信じて、勇気を持ってお受けしました。

そして、この8か月間のいとなみは、私の予想をはるかに超える幸せな時間の積み重ねとなりました。
演奏するにあたって、解説を書くのを手伝ってくれたメンバー、練習の中で適格な質問をしてくださることで前に進むきっかけを与えてくれたメンバー、練習の後に必ず来てくださってアドバイスを下さるメンバー、練習に対するコメントを直接伝えてくれたり、メールをくれたりして、私を励まし続けてくれたメンバー、ただただ一生懸命歌ってくれる人たち、私が提案することをまずはやってみようと思ってくれた人たち、他のパートの試みも興味を持って聴いてくれていた人たち、そして、何よりも最初にお話しを下さったときから一貫して、ずっとフォローし、守り続けてくださった指揮者の中安さん。

昔から大好きだったラッススの音楽を、自分が指揮して演奏できる日が来るなんて思ってもみなかったけど、指揮するからこそ、もっと知りたい、分かりたい、分かったことをみんなに伝えて一緒に楽しみたい、幸せを感じたい、その思いで、1回1回の練習に備えてきたことが、少しずつ少しずつ実を結んできました。みんなの心が一つになり、声も一つになり、素晴らしいポリフォニーの世界が紡がれているのが、最近の練習では感じられるようになってきました。

私の指揮はへなちょこだけど、私が少々間違って振っても、皆さんの方がしっかり歌ってくださるように。
なんてありがたい、なんて幸せなことなのでしょう!
そのコンサートがいよいよ次の日曜に迫ってきました。

指揮するステージはもちろんだけど、今回は他にも魅力的な曲がたくさん。
ブラームスのモテット、アカペラで歌うロマン派の醍醐味を感じさせてくれる名曲で、第2ステージの水のいのちは、高校時代から歌ってきた日本の合唱組曲の永遠の定番といえる曲。若いときに歌うのとは違って、命とは、生きるとは、ということをこの年になるまで、みんな、いろんな経験をしてきているから、心の濃さみたいなものが違っていて、時々その思いがあふれて歌いながら胸がいっぱいになることも。今回のメイン曲、バッハのカンカータも、命や生きること、死ぬことが歌われています。きっといいコンサートになるはず。きっとまた特別な思い出ができるはず。

準備不足はどんなときでも感じることで、もっとやっておけばよかったと直前になるといつも思うもの。そう思わなくていいように時間を積み上げたつもりでも、やっぱり今回も、もっとやれたのにーという思いは確かにあって。。。。
なぜかというと、今日のタイトルの話。

確かに今年は、アメリカ行きもあってシューマンプロジェクトもあって、心も体もたくさんエネルギーを使っている年になっているから、やっぱり疲れがどこかでたまっていたんでしょうね。先週1週間、体調を崩して医者通いが続いていました。
最初はあれ、風邪かなという症状、で、いつもと違うのはすぐに熱があがった。しんどくて最初の2日は外出もできず、うーんうーんと39度ぐらいの熱にうなされ、3日目に近くのクリニックに。喉がかなり腫れていて、ひどい風邪でしょうと薬をもらうも、熱をさげたり炎症抑えたりする薬を飲んでも高熱が下がらず、翌日もう一度医者を訪ねると、ここでやっとレントゲン、血液検査となり、炎症を示す血液検査の値が肺炎レベルまで高くなっていて、即抗生物質点滴通いが決まる。熱がある中、毎朝、自分を必死で起こして着替えて、医者に通う日々。

合唱団の1週間前の練習は、土日の両日あって、私も両日一時間ずつ担当することになっていて、そのほかの自分が歌で参加する時間帯もぜったいしっかり出なくちゃと思っていた。しかーし、その心に反して症状はなかなかよくならない。とにかく薬を飲むためにとにかく何かを口に入れる食事のときとトイレ以外は、ほんまにずーーーっとダラーと寝てるしかできない情けない自分。どんどん体力が落ちていくのもわかるし、こんなんで間に合うんかなと、悲しくなる日々。

それでも医院の皆さんがナースや受付の方も含めて、コンサートの話をしたら、絶対間に合わせないと!点滴も腕に跡を残さないようにしないと!とすごくすごく励ましてくれて、前向きな気持ちにしてくれた。本番前の大切な体なんだから!と言ってくださって一緒にたたかってくださっている気がして、本当にうれしかった。そして、そんな人たちに励まされていると、自分もがんばらなくちゃって思えて。

もしかしたらこういうとき短期入院という選択肢もあったのかもしれないけど、通院したことで、そのあとなんとか自分でコンビニまで足を延ばして、口に入れたいものをその都度買うことができて、結果的にはよかったのかなとも思う。

結局、こないだの土曜の練習にはまだ体調が戻らなくて参加できず、日曜に少し長い時間をもらって自分の指揮するステージの練習をさせてもらった。医者以外の外出はその時が寝込んで以来初めてで、足はふらつくし、目の前はちかちかするしで、大きい声も出ないし、こんなんで大丈夫かいなって思ったけど、歌い手の皆さんがたくさん助けてくれて、いい練習をさせてもらえてまたまた感謝。でもまだ体調が十分でなく、くやしかったけど他のステージの練習には出られず、あとで録音を聴いたのみ。

熱は土曜ぐらいから下がりはじめ、月曜の点滴の後の検査で数値が「通常の風邪レベル」まで炎症が下がったということで通院は卒業。先生も含めて医院中が、間に合ったね!と喜んでくださった。

すぐにバリバリに活動、と思ったけどそうもいかず、食欲も少しずつ回復、目の前チカチカも火曜ぐらいまではあって、生徒さんとのレッスンもまだ最小限にとどめている状態。ピアノの自分の練習も来月に発表会があるという中なんだけど、レッスンは一度お休みしたし、なんと10日ぐらいまったく弾いてなかったという危機状態。昨日やっとまともに数時間練習して、筋肉は弱っているけど、ピアノが弾けるという喜びを改めて取り戻したいいお休みだったのかなとも思えたいい時間になった。私、やっぱり音楽を愛しているんだなと、実感。そして、その音楽をやらせてもらえているこの人生に、改めて感謝。

歌う方はまだ全力では試していなくて、まだ夜になると咳や痰が出て、その都度、それに見合った薬を飲まなくてはいけなかったり、服用する抗生剤も今朝まではあったり。

明日は前日練習。歌う方も指揮する方も、今の自分にできるベストを尽くすしかない。がんばりすぎてまた体調を崩してもいけない。自分の体と相談しながら、でも後悔しないように準備する、このバランスを考えながら時間を過ごしています。

明日の練習とあさっての本番、また一つ、一生の思い出に残るような素敵な時間になりそうです。
今回の演奏会を最後に引っ越ししてしまうメンバーがいたり、闘病中の人がいたり、介護が大変な人がいたり、仕事でしんどい思いをしている人がいたり。。。。いろんな人生の過渡期にさしかかっている人たちが、この日に向かって積み重ねてきた時間を大切に心にとめて、演奏したいです。

がんばってきます!
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# by butakotanaka | 2016-09-02 10:44 | 日常生活 | Comments(2)

軽い燃え尽き状態?

なんだか悲しい事件があって、暗い気持ちで更新したまま滞っていましたが、元気でやっておりますー(^oo^)

しかし、なんとなく、たぶん、軽い燃え尽き状態?になっていたのかも。
毎日、続けて練習しなくちゃ、やるべきことはやらなくちゃ、と思いつつ、アメリカでの一か月の修行旅のようなことが終わってそこはなんとかがんばれて、そのあと、唱歌の集いがすぐにあってそれもなんとかがんばれて、合唱団の九月にある本番のための練習も本腰入れなくちゃと勉強するんだけど、こっちはなかなかこれだーと思うほどには勉強が進まなくて、それでも本番の日はやってくるからやっぱりやらなくちゃと自分をプッシュする日々。

あー、しんど。ちょっと頭を休めたいーって感じにここ二週間ぐらいなっていた気がします。で、実際、少々だれてました(^oo^;)

そんなん言うてる間にオリンピックが始まりました。
やはり刺激されますねー。このために何年もたゆまず練習、努力を続けてきた選手たち。メダルに届く種目もあれば、日本の歴史の中で入賞するだけですごいという種目もあり、それぞれの種目ごとにここまでいったらすごいというレベルが違う。逆に金メダルでも当たり前という種目だと銅メダルをとってもくやしがる「べき」だったり。どんな人の努力もかけがえのないもので、どの選手も全力を尽くしてきたのだし、その後ろには、来られなかった他の選手たちがいたり、支えてくれた指導陣や家族や友達やふるさとの人々かいて。そんな選ばれた人としての人生の積み重ねで、その人の人間をしっかりと作っているから、そこから発せられる言葉もとても味わいがあったり深かったりします。

毎日暑いから、がんばりすぎは禁物だけど、まあ、この大阪のすみっこで、自分の人生の中で自分にできる範囲で、コツコツやっていくしかないのだなーと改めて思わせてくれます。だってやりたいことがあって、それを教えてくれる先生がいて、学んだことをシェアできる生徒さんがいて、学びの喜びが人と人との間に伝わっていくなんて、こんな素敵なことはないのだから。

合唱団の本番は九月の初め。もうすぐですー。
緊張しますー。でも、やれたことしかできないのだし、急に「すごく」はなれないのだから、最後の最後までベストを尽くして、そこまでのところをお客様に届けるしかないのだ。がんばるっ。

歌のレッスンの再開はその九月の演奏会が終わってから。
次のエリオットとのプロジェクト、シューベルトの冬の旅のスタートです。楽譜も購入して、図書館で借りてきた解説本を読んで資料を作ったり、少しずつ準備。24曲からなる壮大な旅の始まり。一つずつ大切に育てていこう。

お休みしているチェンバロのレッスンも再開したいと思いながらまだ先生に連絡できていないなー。アメリカで出逢った素敵なチェンバロの先生のことや、古楽器と歌で共演したことを報告して喜んでいただきたい。連絡しなくちゃ。

ピアノは、10月に発表会だから、これも本気モードにならなくちゃという状況。
シューマンソナタ二番の終楽章を弾く予定なんだけど、まだ全然通らない。間違い間違いつつしか通らない。やばいです。音程間隔がオクターブより広いところも多く、乱暴に練習をやってしまうと指をいためるので、丁寧に誠実に、でも時々は思い切って、このバランスが難しい。あせらず少しずつ、間に合うと信じて。

この発表会では連弾にも挑戦する予定。ピアノの発表会で連弾するのって生まれて初めてかも。友達と小さな集まりで連弾することはあるし、本番でいうとすごく昔、合唱の伴奏で連弾だったことがあったけど。ドボルザークのスラブ舞曲。レッスンで何回か先生に合わせてもらって練習してきたけど、昨日初めてパートナーの方との合わせがあった。楽しかったー!私は低音部なんだけど、その方の指がとてもいい音を出す丸い指先で、たっぷりしかドボルザークらしい音楽になっていて、合わせていて幸せ気分。これから月に2回ぐらいセッションを重ねて本番まで仕上げていくことに。合わせの日は自分のレッスンが昼間で、合わせが夜と1日に2回教室に通うことになるけど、お隣の駅近くにあるのでいいウォーキング。本番の日まで楽しんでいこう。

これを書いている今も水泳で銀メダル!坂井選手すごい!

燃え尽きている場合じゃない。
がんばりすぎないけど、がんばり続ける。
やめないこと、心をそむけないこと、思い続けること、そうすれば進歩が必ずあると信じること。大切なこと。
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# by butakotanaka | 2016-08-10 10:41 | 日常生活 | Comments(0)

アメリカで友人と話したばかりなのに。。

昨日の朝起きて、たこぶがテレビの速報画面を声に出して読むのを聴いて、にわかには信じられなかった。障がい者施設でのおぞましい事件。

今日に至って、容疑者のSNSへの投稿や最近の言動、2月に衆議院議長に宛てた手紙の内容などが明らかになり、この人が恐ろしい妄想にかられ、自分を正義の味方だと思い込み、犯行に及んだ可能性が高いことがわかってきた。

ここ10年ほど、私はシルバーコーラスの指導をさせていただいているけど、その前の数年、7-8年にわたっていたかもしれないけど、障がい者の方たちのコーラスを指導していた。家の近くに障がい者センターというのがあって、フルタイムの仕事を疲れ切って、慰留してくれた会社とも最後はケンカみたいになって無理やり辞めて、しばらく何もやる気になれなかった日々の中、ある日、広報誌で障がいを持つ人たちのコーラスの練習がすぐ近所で月に2回おこなわれているのを知った。最初から指導などまったく考えていなくて、とにかく何か、自分ができることを探したくて、でもその頃の私は、仕事にも音楽にも疲れ切っていたから、本格的な音楽活動をするような気持にもなれなくて、この障がい者コーラスのお手伝いは、そんな私には、生きることへのリハビリになるというか、何かやさしい希望みたいなものを与えてくれそうな気がして、センターに連絡して、ボランティアをさせてもらえないか頼んでみたところ、OKが出た。

指導されていた先生は、もと小学校の教師で、とてもお人柄が素敵な方。でも、楽器を弾くのが苦手で、最初は皆さんの中に入って、一緒に歌っていた私だったけど、お手伝いするようになってすぐ、ピアノでの音取り役を頼まれた。そのうち、発声や体操のお手伝いもするように。先生とは練習の後、ランチやお茶をご一緒して、親交も少しずつ深まっていった。

コーラスは50人近くのメンバーで、障がい者ご本人たちだけでなく、介護するご家族もメンバー。介護の生活の中で、色々疲れやストレスがたまる中、歌うことが解消になると喜んでくださっていた。脳性麻痺の人たちにとって、緊張して、ちゃんと動こうと思うほど、体がかたまったり、逆にその反発で思ってもみない極端な動きが出てしまったりするのだけど、どんな風に動いてもいいんですよーっていう体操の時間は、のびのびと体を開放する時間になると言ってくれた。脳梗塞などの後遺症でリハビリ中の方は、言語に障がいが残っていて、話すことのリハビリを受けていたけど、歌うことでお腹から声を出し、歌のテンポの中で言葉を発することが何よりのリハビリになって、はっきり話せるようになってきたとキラキラ笑顔で報告してくれた。

介護生活はもちろん大切だけど、介護している家族の方たちも、障がいを持つご本人たちと一緒にほんの少しの進歩、変化を一緒に喜んでおられた。

ボランティアになって数年たったとき、年に一度のコンサート(施設に訪問演奏してくれるギタマンオーケストラと共演するのが毎年のならわし)直前に、先生が体調を崩され、本番の指揮ができなくなり、急きょ私が代役に。そして、先生はそのまま復帰されることなく、そこから私が指導を続けることになった。

ボランティアでお手伝いしているのとは違い、指導となると、なんとなく責任みたいなものを感じて、すべてを把握しておきたい、という緊張感というかあせりみたいなものが出てきた。

今でも忘れられないのは、担当の職員の方に
「皆さんの障がいの度合いを知っておきたいので、個々の方の状況を教えていただけますか?」とお願いしたときのこと。

その職員の方の返事は、
障がいというのは病気なのではなく、それぞれの方の個性だと思ってほしい。それぞれの方の状況は、個人的なことになるので、お話しはできない。それぞれの方と先生が親しくなるにつれて、ご本人やご家族から直接聞いてください。先生がしている指導は。今のところ何も問題はないので、思うようにこのまま続けてください。

というようなもの。
私はガーンっと何かを突き付けられたようなショックを覚えました。
私は障がいを持つ人たちをどこかで色分けしようとしていたんじゃないかってことです。そうだ、人それぞれ性格が違っていたり、育った環境が違うように、障がいだって、その人の持つ個性の一つなのだと考えればいいんだと気が付きました。もちろん普段の生活の中で不便なことはたくさんあるけど、不便なことがあるからこそ、特別に与えられる感覚や才能もあって、マイナスなことばかりじゃない。それは分かっていたつもりなのに、表面的に状況を把握しようとしていたなんて、なんて自分はバカだったんだろうと気づきました。

そこから指導をやめる数年後までの間、メンバーの方々とは素晴らしい思い出をたくさん作りました。お別れの時には、個性あふれる手書きの色紙をいただいて、今でもピアノの部屋に飾ってあります。生駒山麓混声合唱団と名付けたそのコーラスとの思い出は、とても大切なものとして今も私の心の中に残っています。皆さん、簡単ではない人生を送ってこられて、様々な困難を乗り越えてこられた、何事も笑顔で乗り切るという、潔さ、芯のあるさわやかさのようなものを持った人たちばかりで、たくさんのいい刺激を受けました。

きれいごとだけでは済ませられないこと、たくさんあると思うけど、人が生きているということ、一人一人の人生は、意味あるもので、それは当人にとっての意味だけではなく、その人が生きていることが、誰かにとっても意味がいること、人と人は影響しあって生きている、そう信じたいです。家族同士かもしれないし、仲間同士かもしれないし、介護する人とされる人の関係かもしれない。


タイトルの話になりますが、1か月のアメリカ滞在で渡米した2日後に、あのフロリダ、オーランドの襲撃事件が起きました。50人が犠牲になり、多くが重傷を負った信じられない数の犠牲者が出た事件です。そのあとすぐにエリオットと詩人の恋の合わせがあって、日本での銃規制はどうなんだ、殺人や自殺の状況はどうなんだと聞かれました。

私が彼に答えたのは、
日本では銃を持つことは基本的に違法で、警察が持っている以外は、闇市場で手に入れる危ない人たち、あとはハンターがいるとは思うけど、ハンターが持つ銃で事件が起こるというのはあまり聞いたことがない。だから、日本で起こる殺人事件はほとんどが刃物によるもので、刃物だとそれほど多くの命を一度には奪えないし、奪おうとしてもその前に誰かが止めに入ることが可能だと思うから、数人以上が一度に犠牲になることは、ほとんどない。自殺に関しても、銃での自殺は警察官に時々みられるけど、一般の人の間ではほぼないと思う。

ほんの少し前に交わしたこの会話が、こんな恐ろしい形で否定されるとは思ってもみませんでした。刃物でこんなに多くの命を一人の人間があんなに短時間に奪うことができるなんて、想像もしていませんでした。

セキュリティを高めることだけで、この問題は解決しないと思うし、解決する一つの方法があるわけでもないとは思うけど、一人ひとりが命の意味について改めて考えなくてはいけないし、介護される側とする側の肉体的・精神的な負担の軽減についても、考えなくてはいけないのかもしれないです。私はえらそうに言える立場ではまったくなくて、そういう生活のさなかにいる人たちのことを本当の意味で理解できていないかもしれないけど、でも、他人事としてとらえるのでなく、今回のような考えの人間が生まれないような世の中って、どうしたらつくれるんだろうって、考えることはやめてはいけない気がします。
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# by butakotanaka | 2016-07-27 09:39 | 日常生活 | Comments(0)


ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。


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