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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

時間が矢のように過ぎていきます(^oo^;)

あー一週間近くがたってしまいました。前回ブログを書いてから。やったことをどんどん忘れてしまいます。少しでも書いておかなければっ。もう今は月曜の夜中です。この木曜の早朝に帰るので、あと丸二日ぐらいしかないことになります。はやっ。

先週の火曜、あれから、夜突然思いついて、仲良しのサチのところにお邪魔しました。丁度その日が誕生日だったサチと旦那さんのジェイソンと一緒に夕食後2時間ぐらいお話。お互いの家族のこと、夫婦のこと、子供の教育のこと、二つの国の文化のこと、話は多岐にわたってすごくいい時間を過ごせたなぁ。


(^oo^)水曜

早起きして、たこぶと地下鉄に。たこぶは72丁目で降りて、セントラルパークを散歩。あまり寒かったら自然史博物館に入るといいよって言ってたんだけど、雪まで降ったこの日、公園の散歩が楽しかったらしく、博物館には結局行かなかったようです。

私は指揮のクラス最後の出席。次の週も出るつもりだったんだけど、歌の先生が指導するこのクラス、先生は次の週自分のリハと重なるので、代理の講師を頼むということで、知らない先生がいるところに出席するのもな・・と思ってこの日で終えることにしました。この日は久しぶりに変拍子のエクササイズで私にも順番を回してくれて、みんなの前で指揮。ちょっと緊張。

その後、歌のレッスン最後。先生のお宅に帰る前に、スーパーで買い物にお付き合い。ランチを食べようにも何もないからと。お客さんが来て何か作ってあげないといけないんだって。先生は週末の旅からの帰りそのままで、大きなスーツケースを持ってクラスにきてた。私がスーパーの前で荷物を見張り役。無事買い物を終えてタクシーでブルックリンのアパートまで。

レッスンの前に、先生にお土産を渡した。日本酒とミニ音叉のペンダント。このミニ音叉は、日本でしか手に入らないかもしれないらしく、マージとかが日本人の友達からもらったと前に自慢していた。私も知らなかったし、持ってなかったもの。先生はもしかしてもう持ってるかも・・・と思ったけど、持っていないとしたらいいかもと思ってたこぶに買ってきてもらった。先生、まだ持ってなかったみたいですごく喜んでくれた。よかった。

渡すだけで終わりだと思ったら、「私からもナオコにあるのよ」って。「目をつぶって手を出して!」って。目を開けたら、手の上にCDがのってた。先生が所属するプロの合唱団のCDだ。その中で先生が歌ってて、ソロもあるんだって。しかも大好きなラッソの曲ばかり。嬉しい!


一時間半のレッスンをしてもらったんだけど、出来が最高だったとはいえないこの日のレッスン、それでもスムーズにすすんだ印象。ミサのソロはさらっと一回か二回でそれぞれの箇所をパス。「とてもよく歌えてる。何もいうことなし」とかそんなん。えっ(^oo^;)そうですかいな。「ナオコはどう思う?」と聞かれ「いや、少し不安定だったかなと・・」というと「そう思うのなら、もう一度やっておきましょう」とそんな感じ。チャントもあまり大きな問題なくすんなり。

で、最後のイタリア歌曲アマリッリで、「あなたに一番これから心がけて欲しいことというと、レガートとそれからシェイプね」といわれた。長い音符のときに、美しくその長い音符の姿を作り出す。小さく始めてふくらませてまたおさまって終わるとかそういうの。それを喉でやるんじゃなくて、身体で、息で自然に作る。どんな音程でも、どんなメロディでも、どんな高さの音でも。これはまだまだ出来ないけど、自分で練習するうちにできるようになるといいなぁ。

アマリッリのあとまだ時間が余ったということで、カロ・ミオ・ベンまでやる。なかなかうまく歌えなかったけど、こうするといいという理想の形は見えてきた。これから、先生と離れても精進しよう。なんかお別れを言うのはいやねーって・・・そんな雰囲気。次の日木曜の夕方の礼拝で先生がマンハッタンにある教会で歌うことになっていて、私と旦那はそれに出席することに。そしたら旦那を先生にも紹介できるし。まだ会えるよねって、お別れはいわずに先生のお宅をお暇した。このアパートに来ることももうないのかって思うと少しジンってなったけど、涙は押しとどめたよ。


地下鉄に乗ってリンカーンセンターまで。アリス・タリー・ホールであるジュリアードの学生による無料コンサート会場でたこぶと無事合流。弦楽四重奏の演奏会を楽しむ。たこぶのブログにあんまりコンサートは行ってないって書いてたけど、けっこう演奏を楽しむっての、一緒にしてる気がするんだけどなぁ。。。。。

その後、フードコートで、私はランチ。
えっと・・・・それから何したんだっけなぁぁぁぁ。忘れかけてます(^oo^;)
あっ思い出した。バスに乗ったんだっけな。天気が悪かったから。サウス・フェリー、マンハッタンの南端まで。それでバッテリーパークを散歩して、WNYCのラジオ局を見て、それから地下鉄に乗って、コロンビア大学近くのデリで休憩した後、練習に行ったんだ。

この日の練習はちょっと大変だった。
後半の1時間ピアニストがいなくて、みんな伴奏がないと歌えなくなった(^oo^;)やばいっと思った私は、それまでそんなこと言った事なかったんだけど、思い切って「あの・・・私でよかったら伴奏しましょうか?」と志願してしまった。そんな目立つような行動起こしたことないんですけどね。指揮者のアンバーは「ほんと?やってみてくれる?ベースだけでも弾いてくれると助かるわ」って。「ナオコは私たちの救世主よー」とかなんとか持ち上げてくれて、ピアノのところに座り、初見で、ピアノのパートをなんとか弾いた。そんなに難しくなかったので、なんとか指揮者を見ながらテンポの変化についていった。

で、10分ほどして、大変なことが。指揮者が倒れちゃったのだ(^oo^;) ふらふらっと座り込んだと思ったら何も離せなくなった。貧血みたいな感じ。しばらく何もできず、でもそれでも練習時間を無駄にしたくないと必死で小さな声で「ナオコ、そこのところソプラノのパートを弾いてあげて・・・」と。私がそこを弾いてあげて、ソプラノに歌ってもらう。それでもまだ指揮者は快復せず、フラフラと部屋を出て行きトイレに。多分顔を洗いにいったのかな。「大丈夫・・・・」と小さな声で言いつつ、部屋を出て行くときに「ナオコ、ここからここまでソプラノをさらっておいて」と。で、残された私は、「では、ソプラノの皆さん、ここからいきますっ。さんはいっ」とか練習をリードすることに(^oo^;) いやはや(^oo^;) 指揮者は数分で戻ってきて、そこからなんとかフラフラながらも練習を指導してくれた。こないだのオペラでは演出も担当、主役の歌もうたっていたし、本当に大変な日々を送っていて疲れていたんだと思う。努力の人だからなぁ。とにかく、私はなんとかみんなの役に立てて、感謝もされて、よかったなって感じ。演奏会まで一週間だけど、合唱はなかなか危ない感じです(^oo^;)

なんかすっかり疲れて練習後帰宅。たこぶは練習見学しつつ気持ちよく居眠りしてて、ほとんど問題シーンを見ていなかったらしい(^oo^;) そういうたこぶが私は好きだー。


(^oo^)木曜

この日は予定がたくさん。午前中は荷物の整理の続き。
で、午後からホーム訪問。礼拝に参加する予定だったんだけど、ホームに着いてみたら礼拝やってなかった。キャンセルになったんだって。えっ、じゃあどうすればいいのだっ。とりあえず牧師先生の事務所に。鍵がかかってて誰もいない。うっ・・・んじゃ、1人で適当に入居者の人たち訪問すればいいのかなー。そうこうしてるうちに、二階のエレベーター前でレクレのスタッフに出会う。牧師先生は一回にいるよって教えてもらって一階に下りたら、いたっ。食堂につれていかれてびっくり。そこには、私のお別れパーティの用意が整っていたのだ。

「素晴らしい仕事をありがとう」というバルーンが二つ。私の席に結び付けられてた。大きなケーキがどーん。ジュースもキッチンのスタッフが用意してくれて。そこまで行く途中も何人かのスタッフに出会って、ハグしたり写真撮ったり。みんな「あなたのこと、大好きだったわ。ありがとう」って親切なコメントをくれた。

パーティ会場では私のピアノの生徒、ダイナがこの日のために練習した曲を演奏してくれる。音符で分からないところがあるみたいで、同じところで何度も詰まる。で、なぜかここで最後のレッスンが始まる。できないところを私が拍を数えてやりなおして、できるまで。理解の早い彼女、すぐにできるように。レッスンもできてよかった。

他にも、声の美しいマーサ、一度心臓が悪くて入院したときに私とイェバがお見舞いに行ったのをすごく喜んでくれたんだったなぁ。

キャサリン。あまり訪ねてくれる人がいない彼女は外出するのが夢。外でコーヒーを飲みたい。マクドでいいって。私とイェバと一度近所のマクドにいって、ただコーヒーを飲んで1時間ぐらい話した。それが本当に本当に嬉しかったみたいで。ずっとその話をしてた。もう一度ぐらいやりたいねって言いつつ実現しなかった。

サルバドール。家族が近いブロンクスのホームに一度は引っ越していった彼。もっともっと家族と会えると思ってたけど、あまり家族が来てくれなかった。色々事情があったみたい。そんなこともあって、このホームに最近戻ってきた。「キミは最高の奏楽者だったよ」って嬉しいコメントを送ってくれた。ありがとう。

ラッセル。いつもいつも冗談をいう人。「おっと、キミの足元に何か落ちてるよ」と何もないのに指をさしたり、「今、外は大雪だ」と真夏にいったり(^oo^;) 最初はいちいち反応してたけど、最後の方は「もうだまされませんーーー(^oo^)」と受け流せるようになった私もたくましくなかったのかな。意地悪なようで、本当はやさしい彼なのです。

フランシス。もう90歳を過ぎている彼女。息をするのも難しくて、いつも苦しそう。そしていつも言うのが「もう生きるのがしんどい。早く死にたい」って。で、私はいつも「私があなたのこと愛してるから、わたしのために長生きしてほしい。私のほかにもあなたのことを愛してる人いっぱいいるよ。だからもう少し生きてみて。楽しいこともあるかも」って。この日も「愛してるよ。長生きしてね。私たちがもう一度会える日まで長生きしてね」ってそういいながら抱擁しあったのでした。もう一度会えるといいなぁ。

ドロシー。いつもおとなしい。耳が遠いからあまり人との会話に入れなくて、シャイで、あまり笑わないんだけど、本当にやさしい人。パティオで飼ってるネコにいつも食事の残りを運んであげるのがドロシー。

みんなでケーキを分け合って食べて、私が主の祈りの曲をリードしてみんなと歌って、牧師先生がリードしてHushって曲を歌ってくれて・・・・。パーティはここで一応お開き。寄せ書きカードももらって、写真も撮った。次のホームのニュースレターで私のことを書いてくれるんだって。光栄だなぁ。

みんなとお別れをいってから、上の階で仲良くなった人たちを何人か訪ねた。

ウォーレスさん。少し太ってて病室の外を自分では出歩けないこの人。いつも相談にのってくれた。私が悩んでるとき、いつも励ましてくれた。お礼をいって一緒に写真をとって旦那さんを紹介。

リック。先週来たときに知り合ったばかりの人。再会を喜んで写真撮影。

バージニア。あー、このホームの初日、一緒にランチしたんだったなぁ。お天気がよかったから、パティオに出て日向ぼっこしたんだったなぁ。記憶が少し短くなってるんだけど、私のことは「知ってる」ということはいつも覚えてくれている。日本に帰ると伝えると「とても寂しいわ」って。私が「あなたのこと忘れません」というと、「私は物忘れがひどいから忘れてしまうかもしれない。ごめんなさいね」と申し訳なさそうに言うので、「いいんですよ。誰でも物忘れするし。私があなたの代わりにずーっと覚えていますから、あなたは覚えてなくていいんです」っていうと、少し安心したような顔をした。2人で写真。

そのほかにもたくさんの人に会って、写真とって、キスして、ハグして。とても感動的な訪問になった。たこぶにこの場所とここの人たちを紹介できてすごく嬉しかった。「みんなに愛されてるね(^◎^)」って分かってもらったし。

そこからマンハッタンに向かう。バルーンをビニール袋に入れて(^oo^;)
ビレッジにある聖公会の教会で先生が歌う聖歌隊を聴きに。礼拝後、教会の前で待ってたら、「ナオコーーー」とものすごく大きな声で私の名前を呼びながら教会を出てくる先生(^oo^;)さっきまでのおごそかなムードとはえらい違い。たこぶが「豪快な人やな(^◎^;)」というのもうなづける。旦那さんを先生に紹介して、二人の写真を撮ってもらって、とうとう最後のお別れ。あー、本当にお世話になった。色々教えてもらっていくら感謝しても足りない。先生も「ナオコには、たくさんたくさんの愛をもらったし、とてもよくしてもらって・・・・」と嬉しい言葉。旦那さんに向かって「みんながナオコのことを愛しているのよ」って一生懸命話してくれた。名残を惜しみつつさよなら・・・。


そこから今度はC4の練習所へ。クリスが練習中。後半1時間を見学。持っていった日本菓子のお土産をみんなに楽しんでもらう。練習後、香港人のエリカとディナー。RubyTuesdayというアメリカレストラン。サラダバー山盛りとってきてみんなで分けたり、ハンバーガーとか、チリとか、フライドチキンとか、思い切りアメリカンな食事を楽しむ。2時間以上ねばって話も尽きなかった。楽しかったな。

いやー、充実しまくって夜中に帰宅。へろへろ(^oo^;)これが木曜でしたな。


(^oo^)はい、金曜

この日、グッド・フライデーということでリサはお休み。私たちも午前中はゆっくり。疲れてたし(^oo^;) 午後から少し近所をお散歩。中華デリでランチ。あと買い物とか。シティバンクでトラベラーズチェックを現金化しようと気軽に入った。日本のシティバンクで作ったのだし、問題なく現金化できると思ったら、何十分も窓口の兄ちゃんが色々調べたあげく、サインだけではダメだ。二種類のIDが必要と、言われる。パスポートとか・・・。そんなん持ち歩いてないし、゛とうしたらええねんというと、もう署名もしてしまったし、他の場所では換金できないかもしれないから、ここに戻ってこいといわれた。IDを持ってと。アパートからは歩くと30分以上の距離。でも、仕方なく戻ってくることに。

いったんアパートに戻り、シャワー浴びて、出かける用意してマンハッタンに出る前にもう一度銀行に。少しだけ申し訳なさそうに態度をよくした窓口の兄ちゃん、今度はすんなりと換金してくれたよ。IDはパスポートと写真いりのクレジットカードを持参した。これでバッチリ。

ユニオン・ストリート駅から地下鉄に乗ってマンハッタンへ。今日は昨日とはまた別の教会で礼拝。Saint Virgin the Mary church。クリスマスにここに来て聖歌隊がすごくうまかったから、イースターもきっと音楽が充実していると期待して。グレゴリオ聖歌中心のこの日の夕拝。2時間たっぷり楽しませていただきやした。はい(^oo^;)

そっから金曜コーラス。たこぶも初参加。歌いまくる。
そして、メンバーの1人シンのアパートに練習後向かい、そこでお泊まり。マンハッタンの北の端、インウッドって場所にあります。


(^oo^)土曜
ぜーはー(^oo^;)
朝、起床。ゆうべ買ったベーグルで朝食。それからパーティの準備。サンドイッチの準備をするシン。私はサラダを作った。ドレッシングも手作り。ベジタリアンの人のために卵をゆでて、エッグサラダも。日本からのおかきやら甘いまんじゅうとかも添えて、だいたい形になってきた。昼頃先発隊が何人かやってきて、近所のお散歩。あいにくのお天気だったけど、雨の中の公園散策もなかなか面白かった。公園を出たところでファーマーズマーケット。アップルサイダーとクッキーとかほおばりつつ、スーパーで足りないものを買い、みんなで帰宅。私のフリッカの写真を見せたりしてるうちに、次々に人々が集まる。全部で16人のパーティ。楽譜を持ってきてくれたシグに感謝しつつ、またまたルネッサンス音楽を歌いまくる私たち。途中、人々が食事してるときは、今度は私のピアノ伴奏にあわせて、独唱やデュエット。シューマン、フォーレ、ヴォーン・ウィリアムス、イタリア歌曲と盛りだくさん。すごく楽しかった。あっというまになんと七時になり、次々の帰る人々を送って、私たちは最後の後片付けを手伝い、8時ごろにお暇。

自分たちのためのパーティ、準備と後片付けを手伝うことができて、パーティを忙しい中主催してくれたシンに少しは恩返しもできたかな。長くいた分たくさん話せたし。うん、いいパーティだったな。


(^oo^)日曜

教会での最後の日曜はイースター。見たことないぐらい満員の教会。いつもは誰もすわらない前の方の横の席・・・っていうのかな、そこにも満員。

聖歌隊の演奏もかなりうまくいったし、聴いた人たちも楽しんでくれたみたい。よかったよかった。ごちゃごちゃしてて、全員とお別れをいうとかそんなムードではなかったけど、何人かの人たちには感謝の気持ちをいえた。オルガンのパムや牧師のハーブとは抱き合って感謝を。ほんとにこの教会でこの一年たくさんの経験をさせてもらった。歌だけでなくて奏楽も。感謝でいっぱい。聖歌隊の1人シェリルからは、素敵なカードとペンダントまでもらったよ。アルトでいつも一緒に歌ってきたんだったなぁ。。。ってちょっとジンとしちゃった。火曜のコンサートのことを伝えると来られるかもしれないって。「ナオコの歌声を聴ける最後のチャンスだもの。なんとかいけるようにしてみるわ」って。来てくれたら嬉しいな。

礼拝後コーヒーアワーに少し参加して、帰りにサンドイッチを近所のカフェで買い込んで帰宅。それを分け合ってランチに。それから少しだけ休憩して、今度は夕方のパーティの用意。私たちはたいしたことはしてない。リサが前日にほとんどの準備をしてくれている。すごい料理の種類。もう感謝でいっぱい。

料理の準備のほかに私は、ぶたこのガレージセール(^oo^)の準備。セールと呼ぶからといって売るわけではなくて、ここでもう使わないもの、日本から持ってきたけど、もって帰らないものとかを並べて、みんなに持って帰ってもらおうというアイデア。

日本柄のティーシャツや、ズボン類、便箋、食器カゴ、水を入れるピッチャー、靴類、手提げやリュックなど。結果このセール大成功。ナンシーやサチやトーグがそれぞれ気に入ったのをとってくれて、最後にはほとんど全部なくなったよ。いらないものを引き取る人がいてくれてすごくハッピー。私はできるだけここで買った服や、リサにもらった服を持って帰りたいと思ってる。この後もここでの生活の思い出として大切に着ていきたいから。日本で買ったユニクロのティーシャツとかはまた日本で買えるしね。もらってもらえたら、思い出にもなってすごく嬉しいし。

パーティは、仲良しの人たちだけが集まったこじんまりしたもので、すごくすごく楽しかった。サチの子供たちも機嫌がよくって、すごく楽しんでくれていたみたいだし。うちの旦那さんも日本語と英語がまざった会話で、それがよかったみたいだし。料理は最高だし。素晴らしい最後の週末になったなぁ。


(^oo^)月曜

あー、本当に時間がどんどん過ぎていく。もう明日はコンサートの本番だ。というのに、まだ歌う曲、全部はしっかり音がとれていない危ない状態。たこぶが来てから家での練習はほとんどしてなかったけど、この日ばかりは・・・と、午前中練習に付き合ってもらう。ベースのパートを歌ってもらって、一緒に1時間ちょっと練習。これでだいぶ歌えるようになったよ。たこぶありがとう(^oo^) たこぶから「やっぱり変わったな。音程の幅が狭くなったというか、より確実になったな」というコメントをもらって。この一年の成果かな(^oo^)

昼から外出。
こないだキャロリのパーティの帰り、忘れ物を取りに戻ったときにエレベータで一緒になり、ひょんなことからお友達になった方の仕事場にお邪魔して一緒にランチ。日本人の方なので、日本語で。関西方面出身の方なので、震災のときの苦労話やその後のこと、それからお仕事であるクラフト・アートのことなど、1時間半ほどがあっという間にたってしまった。これからも素敵な関係が続くといいなぁ。

40丁目あたりのスタジオから12丁目あたりの古本屋までテクテク歩き。途中、メイシーズデパートを通ったとき、思いついて、インフォメーションセンターで働いてるウェスタンウィンドのメンバーに会いに行く。丁度そこにいてくれて、お別れもいえて、写真も撮れた。よかった。

古本屋で四冊ほど面白そうな本をゲット。一番の収穫は聖公会の讃美歌本。1ドルなり。チャントとかもいっぱい載ってて、礼拝に出て面白いなぁって思ってたので、そんな本が買えて嬉しいかも。アメリカの讃美歌とかもいっぱい載ってるし。そのほか児童文学の本とか。オバマさんの本も探したけど、古本といえども安くなってなくて、断念。

そこから地下鉄でリタとリチャードのアパートに。リチャードは土曜のパーティに来られなかった。火曜のコンサートもムリ。喘息持ちだし、足も悪くて普段ほとんど外出しない人なのだ。そのリチャードに最後のお別れをいいたくて、コロンビアの練習前にお邪魔。このアパートには何度通ったことだろう。ドアマンの人とも顔見知りになり、もう入り口で確認することもなく、「はい、どうぞ、いって」と通してくれるようになった。いつからかなぁ。「今日で最後なんです。今週日本に帰るんです」というと、「キミに会えなくなるなんて寂しいよ。僕たちドアマンに優しくしてくれてありがとう」とかいってくれた。「そちらこそ親切にしてくれてありがとう(^oo^)」って。

近くのスーパーでベーグルを買って持ち込んで、リタんちのトースターを借りて焼いて、リタんちの冷蔵庫の中のクリームチーズをぬらせてもらう。コーヒも当然のように入れてもらい(^oo^;)、ミルクも当然のように自分で冷蔵庫から出して入れる。そして、食後には「えっと、次はアイスかなっ」と要求する我が物顔のぶたこ(^oo^) ほんとこの家は、自分の親の家みたいに馴染み深くなって、なにがどこにあるのか、全部わかってしまったし、ここにいると本当にほっとする。何度もここに来て練習したし、歌ったし、昼寝もさせてもらったし、嬉しいことも報告したし、哀しいことも聞いてもらったし、愚痴もきいてもらったし、相談にものってもらった。リタとリチャード、本当にありがとう。また会いたいなぁ。これで終わりにしたくないなぁ。本当に本当にこの2人には感謝の気持ちでいっぱい。


はーふー・・・・。
で、コロンビアの合唱団の練習。本番前最後。
いろいろやばいところだらけ(^oo^;)
私がアルトのソロをする曲で、ソプラノとアルトの2人のソロがからむとこ、どうしてもソプラノの人が出るきっかけがつかめない。何度かやってダメだった。指揮者と相談して、私がそこの部分急遽ソプラノを歌い、アルトのソロをテナーの子が歌うことに。明日までに練習しなくちゃ(^oo^;)

明日のコンサートはかなり不安を残す出来になった。今回、直前にオペラの合唱とかもあって、このコンサートのためにあまり時間をとれなかったんだけど。こうなったら、気合でいくしかない。みんながんばろー! なんか危機を感じて、妙な連帯感は生まれてる気がするな。なにが起こっても大丈夫。お客さんは受け入れてくれるはず。ベストを尽くそう。

練習の終わり、地下鉄のホームでC4のデビッドとフランニに出会った。うわっ、偶然。思わず抱擁。フランニは明日のコンサートに来てくれるって。その後、どこかで食事でもしようかって。うんうん。


ってことで、練習からヘロヘロで帰り、メールの返事とかを出したあと、忘れてしまうよーってんで、これを更新してます。もう1時半だ(^oo^;) 寝ようっ。たこぶはとっくの昔にお休みになっておられます。明日は朝はあまり早く起きずに夜の本番にあわせて一日生活。午後から天気がよかったら近所を散歩して、夕方、本番の衣装来て、六時のコールタイムに間に合うように出かけよう。コンサートの後、みんなにうまくさよならがいえて、写真とかも撮れるといいな。NY生活最後になるコンサート。完璧なんてムリ。でも、ベストをとにかく尽くしたい。体調も整えてのぞまなくては。


ではでは、おやすみなさい。
あと少しで帰国です。もうちょっとがんばりますっ。
by butakotanaka | 2009-04-14 01:30 | NY・留学