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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

台風とノーベル平和賞

台風、怖かったなぁ・・・・と思いつつ、のどもと過ぎればってなもんで、もうすっかり日常生活に戻ってます。
でも、ほんまに怖かった。

最初は、正直いって甘く見てました。きっとどってことないよって。うちは海沿いでも山添いでもないし。でも、少しずつ近づいてきて風の音が今までの台風と違うんじゃないかなって思ってきて、居間に面した雨戸を数年ぶりに閉めた。三階の雨戸はベランダがある側で、ベランダでいったん風が弱まるから、きっと大丈夫って思ってたのでそのまま。そのうちまた風が強くなってきた。うちの近所が大丈夫でも、もしかしてどこかで電線が切れて停電になるかもしれん・・・と思ってきた。久しぶりにろうそくを探して、マッチを探して、ペンライトをポケットに入れた。普段あまり使わない携帯の充電を確認した。

夜の浅い時間、たこぶは二階の居間でパソコンに向かっていて、私は三階で腰をやすめて寝転がってた。ときどきすごい風の音がする。怖くなってきた。たこぶを呼んで三階の雨戸も結局閉めてもらう。で、またたこぶは二階へ。しばらく三階でモモちゃんと私だけ。そのとき、えらい大きな風がすごい音で吹いたかと思うと、家が・・・・揺れた(^oo^;) ほんまに揺れた。地震みたいに。震度3はあったでって思うぐらい。「ひえーーー」と思わず声が出る。二階にいるたこぶに「たこぶーー、怖いよーーーー、家が揺れたよーーー」って助けを求める。たこぶがあがってきて、「ほんま、今のは怖かったな(^◎^;)」。

結局、我が家に何も被害はなかったけど、一晩、あんまり眠れなかったなぁ。時々ビュンビュン、ヒューって風が鳴って。朝起きたら、少し先のお宅、今はもう住んでおられないところなんだけど、お庭のトタン塀が幅数メートルにわたってなくなっていた(^oo^;)風ではがされたというか、飛ばされたらしい。このあたりもすごい風が吹いていたことがわかる。テレビでニュースを見ると、各地で風や雨の被害がいろいろあったみたいだけど、亡くなった人はこの規模にしては少なかったのかな。何人かの命は奪われたけど。なかでも新聞配達をしていて・・・というのには、心を打たれた。新聞ってこれだけ技術が発達していても、一軒一軒、人が運んでくれているんだなぁって。ありがたく読まないといけませんな。ネットでニュースがいつでも見られるといっても、やっぱり紙の新聞が好きです。


で。
昨日。夕方、速報が。オバマ大統領にノーベル平和賞やて(@oo@)(@oo@)びっくりした。ほんまに。でも、なんかわからんけど、素直にすごいなぁ、この人でいいんちゃうかなーって、びっくりしながらも思ってしまった私。アメリカ人の友人がたくさんいるSNSのフェイスブツクに思わず書き込んだ。おめでとうって。でもほかの友人の反応や、ブライアンの番組にゆうべかけてきたリスナーたちの反応を見ていると、あんまり喜んでない人も多い。まだ何もしてないやんって。確かに。

私にはこの夏旅した広島での経験が最初に浮かんだ。ああ、この土地の人たちにとってオバマさんのあのプラハでの演説はここまで響いているんだ、揺り動かしたんだって思った。それからこないだの国連。アメリカの大統領が議長になったのも久しぶりだと聞いたし、議決したのも。国連のそのときまでは、この人本気なのかなって正直疑っていたけど、あれでまた、あ、もしかしてって期待が高まった気がする。リップサービスかもしれない、言うだけで実行は無理でしょうって思ってる人は、今でも多いかもしれない。でも、信じてみよう、いや、やりやすいように、やってくれるように、あるいは後にひけないように押してあげないといけないんだ、広島の人たちからそんな話も聞いた。同じような気持ちでノーベル賞が送られた気がする。これからお願いしますよーって。言ったこと、進めてくださいね、世界の人たちもお願いしますよ、彼に協力してくださいよーって。そうだとすると、何年もたったときに、この賞は意味深かったことになる。そうなるといいなぁ。そうなりますように。

アメリカではオバマさん、支持率が落ちてるらしい。健康保険改革が進まない。個人で保険かける文化だし、自分が病気にならないかもしれない、病院いかないかもしれないのに、万が一病気になったときのために、あるいはほかの病気の人のために、一律の保険料を払うとか、そういうのって簡単には受け入れられないのかもなぁって思う。日本ではある程度習慣になり、当たり前意識があるから、ある程度病院にいく頻度が少ない人でも、払ってるもんね。景気が悪い今、若い人でも保険料が払えない人もたくさん出てきてはいるけど。そう、習慣で普通に当たり前のように支払っていた日本人でさえ、払わない人が増えてきているという経済状態なわけで、そんなタイミングでアメリカに国民的な保険制度・・・となると、一番難しい時期なのかもしれん。逆にいうと、一番必要な時期ともいえるんかもしれんけど。

詳しいことは知らないんだけど、アフガニスタンの増兵のことでももめているらしい。支持率は下がってきている。そんな中の今回の受賞の知らせ。アメリカ国民にしたら、世界の人のためより先に、自分の国の人のために働いてよーってなもんやろなぁ。それも理解できる。もし鳩山さんが外交ばっかりに力入れて、日本国民がほったらかしにされてる気がしたら、それは批判してしまうと思うもん。オバマさんがアメリカ国民をほったらかしにしてるわけじゃないけど、実現可能かどうかわからんことばっかりいうて、世界の人たちにはよく思われてるけど、自分の国ではどうやねんって、ハネムーン期間を終えた今、アメリカ国民も彼を厳しい目で見始めていた時期。これって、ええタイミングやったんかな、それとも逆なでするタイミング? これから先の歴史の動きを後でみたときに、わかるんでしょうね。

とにかく、いや、驚きました。
この人は、いろんな意味で歴史に残る人になりましたね。その肩書きにまたひとつすごいのが加わった。って感じ。若いだけでもすごいのに。黒人としてはじめて。それで就任たった九ヶ月でノーベル平和賞やもんなー。

いやはや・・・・。


我が家は今日から、少しゆるんだ生活です。なんといっても、野球シーズンが終わりましたから。はい。タイミングよくオフシーズンの虎ファン番組「熱血タイガース党」(サンテレビ)も今日がスタート。オフシーズンですね。他のチームの戦い、のんびりと見させてもらおう。

そして、これまたタイミングよく、冬のスポーツ、我が家のひいき種目フィギュアスケートのシーズンが本格的にスタートなのだ。ゆうべはフィンランディア杯のウェブをチェック。夜中にはまだ結果わからず。朝起きてみたら、ショートを終えてなんと高橋がトップ!!! それも二位にえらい差つけて。得点みたら減点が1。転倒したってことかー。ユーチューブで探したらショートプログラムの動画がさっそくあがってた。どのジャンプでこけたんかなーって二人でドキドキしながら見てたけど、ぜんぜんこけない。あれ、どこでこけたの(゚oo゚) 全部ジャンプ終わってしもたで。スピンで周りすぎてこけるんかな、あ、ステップで張り切りすぎて、足がもつれるんかな・・・・と、これまたドキドキ見守っていたけど、こけない。うん? もう終わるで。こけてないやん。どこやろ・・・。そしたら、あーた、なんと。最後の最後、ポーズ決めるところで、ぼてって、音楽の終わりのその音のタイミングに合わせて、喜劇のように、あるいは死に絶えるヒーローのように(^oo^;) こけはりましてん。面白かったなー。ちょっとショートで短いはずなのに、後半ばてていて、かなりスピードが落ちていたのが、やっぱ病み上がりなんかなって感じ。でも、ほんま本人も言ってるけど、怪我する前よりうまくなってる。やわらかい。余裕しゃくしゃくに見える。練習のときコーチが「余裕ありすぎー」って何度もいってはったけど分かるな。余裕がありすぎて見えて、簡単そうに見えてしまって、迫力がなくなるというか、力が抜けすぎていて、すごいことしてるように見えない。すごいねんけど、これで得点が出るのかって心配になるぐらい。でも、今回の得点を見てるとその心配はないのかな。最後まですべりきる持久力だけかな、あとは。ほんと期待以上の仕上がりに、すごく興奮しました。来週からのグランプリシリーズはテレビでも放送があるみたいだし、ほんまに楽しみだー。

フィンランディア杯は、今日の夜が男子のフリーとか、女子のショート。女子はたこぶが好きな武田も出るし、村主も。結果が楽しみなのだ(^oo^)
by butakotanaka | 2009-10-10 22:21 | 日常生活