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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

習う方のレッスンが今日で今年最後(^oo^)

指導させてもらう方はまだ残っているけど、自分が教えていただく方のレッスンは、今日の声楽で最後でした。
チェンバロが月に一度、声楽が大体月に一度、ピアノが二度、英会話が毎週。今年も一年間いっぱい学んだなー。

昨日のピアノのレッスン。いつも私を励ましてくれる先生。
最近は、アドバイスをくださるときも
「あなたのことだから、何も考えていないのでは決してなくて、考えて考えて色々やってみた上でこうしていると思うんだけどね。。。」と遠慮がちにアドバイスをくださる。先生に言われたことだけでなく、自分で色々やってみていることを楽譜の周りにたくさんたくさん書き込んでいる私の姿勢をいつも先生はほめてくださり、何を勝手なことしてるのよーではなくて、色々やってえらいわねーという方向。それってますますこちらもやる気になる。きっと先生との相性が良いのかな。

神戸の震災の少し後にやめてから15年以上の中断を経て、同じ先生でピアノレッスン再開したのが、ちょうど三年前の12月。この三年間で、今までやったことがなかったシューマンやリストやラフマニノフやに挑戦させてもらって、基礎的な指の訓練も自分なりにたくさん開発して、一つ一つの曲を弾けるようなったという以上に、基本的に技術が変わったという実感があるし、先生もそれをわかってくださっていることが嬉しい。昨日も、ベレンスのエチュードを、いつものように一回目はゆっくりで、二回目はできるかぎり速いテンポで弾いたら、「ほんとに、左手もつぶがそろってよく動くようなったわねー、えらいわー」とべた褒め。その気になっちゃう、単純な私(^oo^;)

年齢の話になったとき、先生が「まだまだ若いから」と言ってくださるけど、そうは思えなくて、
私が「でも先生、私ももう51才ですからー」というと、「あなた、今が一番いいときよ、これから60才までが一番充実してるのよー!」やって(^oo^;) そういう考え方もあるんかー。でも、そうかもしれんなーと信じてしまいそうに。そうや、還暦に記念コンサートとかできるぐらいうまくなれるといいなーとか思ってしまいましたさ。その気になりやすいぶたこ(^oo^;) でもね、こういう先生がいるってこと、本当に幸せだと思います。たとえば、この先生は、私が還暦過ぎたとしても、これからが一番いいときなのよーって言ってそうな気がするもんね。実際、うちに来る生徒さんたちで、還暦を過ぎた皆さんでも、ゆっくりでも着実に進歩している人たちを見ているとそう思います。本当にこれがいい、こんな風になりたい、と本気で思って本気で練習したら、人間いくつになっても進歩できるんだと。それをいつもコーラスのみんなや、生徒さんに言ってる私自身が自分のことを信じられないでどうすんでしょうね。しんどいこともあるけど、練習は続けるべしやな。

で、今日は、歌のレッスン。
こないだの素晴らしいコンサートでのソロの話やら、色々近況を話していたら、あっという間に一時間(^oo^;) それでもその後、しっかり詩人の恋から四曲もみてくださいました。

先生が今回の三分間のソロのために、本当に少しずつ少しずつ練習を地味に積み重ねて磨き上げた演奏が本当に素晴らしかったので、そんな先生に習うことができて、私は幸せだなーと今日は心から思えた。いつもは、自分の歌がダメだなーとばっかり思ってしまうけど、ダメなのは当たり前で、よくなるために習ってるんだもんね。でも、ここでもやはり、この歌の先生も、「あなたは努力の人だからねー、ほんとにえらいわー」とまたまた褒め褒めモード。まっ努力してもダメなときもあるんですけど(^oo^;)でも、しなかったらもっとダメだもんね。そして、何より、しんどいことやってるという美意識とかではなく、積み重ねていくと、確かな変化が感じられるのが、とてもおもしろい。おもしろいからその先がみたいという感じかなー。

先生との厳しくも楽しい時間はあっという間に過ぎて、寒い雨が降る中だったけど、心はぽかぽかだったのでした。

緊張しーだし、気は実は小さい方だと思うし、人から見られると震えるし、だからなんで音楽なんてしてたり、司会の仕事なんてしてたりするのか、自分でも時々不思議。

愛してしまったものはやめられないし、できないという壁にぶつかるんだけど、時々あっできたという喜びもあって、それが時々でもあるからやめられないんでしょね。

自分をつらく追い詰めてしまうようになったら、続けていかなくてもいいと思うけど、どこか楽しめる、興味を持ち続けられる限りは、音楽は続けていきたいなと思います。

そして、語学の勉強も、この音楽とリンクしているし、人生の楽しみともリンクしていて、英語を学んだから、前よりもずっとドイツ語やほかの言語の文法やら発音やらの理解が早くなったし、ヨーロッパ言語でうたうとき、英語に置き換えると、気持も入れやすくなった。訳を探すときも、楽譜に書き込むときも、英語で書き込むようになって、そうすると、どの言葉がどの意味なのか、ぱっと見て分かるようになった。一つの言葉を深く学ぶと、その先に別の言語への扉が開きやすくなっているというのは、これ、歌の先生と、英語の先生、両方がおっしゃっていた言葉。英語の勉強は音楽のためではなく、たまたま音楽をしていなかった時期に、そうまったく音楽から離れていた時期に始めたことなんだけど、後々の人生で互いがリンクしあって、なんというか、いろんなことがつながって輪になってきている感じ。おもしろいね、人生って。

若いときは、自分の生き方って、ダメダメで、何も長続きしなかったり、うまくいかなかったり、人付き合いもしんどくなったりとか、たくさんの挫折があったけど、ここまで来てみたら、まだまだあかんことも多いけど、その中でも、なんとなくふっきれたというか、楽しめるようになってきてるかなー。自分自身に対しても。オトナになるって、そういうこともあるのかもね。自分自身を受け入れるというか、いい意味でのあきらめであったり、見極めであったり、そういうものが出てきて、その上で、自分にもこんなええところもあるやん、て認めてあげられるようにもなるというか。その課程では、たくさんの周りの人達に、あなたのいいところはここよーって、励ましがあったりして。一人だと見つけられなかったことを、誰かが見つけてくれたり。

人間一人では生きられなくて、誰かにどこかで愛されたい、認められたい、あるいは過ちを許してほしいと思うのは、やはりやめられないのかもしれないですね。そして、だからこそ、周りの人を愛したり、認めてあげたり、許してあげたり、ということも、同じだけ、いやより以上に大切なのかなー。

あー、夜中にブログを更新すると、またこういう観念論にはまって、うだうだと書いてしまいますな(^oo^;)
でも、今日の、今の気持だから、これはこれで残しておこう。ここ数日、ちょっと色々感じること、考えることが続いたので、こんなことも書いてしまったのでした。

さてと、明日は午前も午後も生徒さんで、夕方は合唱団の方がパート練習に。フルな一日だわん。
たくさん寝てパワーを蓄えなくてはっっ。
おやすみなさい(^oo^)/~~~
by butakotanaka | 2013-12-19 00:14 | 音楽・趣味