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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

3年ぶりNY2016日記 6/11(土)

6時半には勝手に目覚める。日本ではありえないことだ(^oo^;)緊張してるんかな、やっぱり。

何も自分のものを買ってきてない状態なので、シンのシリアルをもらって朝ごはん。
昨日からバスルームのシンクが詰まっているということで、スーパー(マンションの管理人というか、なんでもしてくれるスタッフのことをこう呼ぶのです)に電話。夕方5時に来てくれるということに決まった。

お店が開く10時ごろに出かけようということで、それまでは電子ピアノを借りて、少し練習。電子ピアノって、音量が小さくできるので、便利やね。でもって、小さくしても確実に弾くというのが、案外ええ勉強になる。シンの電子ピアノは、ヤマハのクラビノーバで、ペダルが三本ついてるタイプ。これ上等なんちゃうかな。音もまあまあええ感じ。指があまり疲れない。

10時になり、ここ、インウッドのお店がいっぱいある通りにお出かけー。
まずは電話。3年前のときは、マージがレンタルの電話を用意してくれて、滞在する間の料金まで払ってくれた。シンによると今回もそれを用意しようと思ってくれていたみたいでありがたやー。でも、シンがiPhoneの一つ古いタイプが余ってるから、それにシムカードを入れて私が使えばいいんじゃないかと思いついたんだって。二人で、ショップを3つくらいまわる。料金はかなり違って、大体は、1か月の国内通話無制限で、+いくらかのネット通信で40ドルで、シムカードが別で20ドルとか25ドルぐらい。それに税金もかかると。それは高いやろということで粘っていくつか回ったら、MetroPCSというショップが一番お買い得でしてん。

結局契約したのは、1か月国内通話無制限とデータ通信1ギガで30ドル。シムカードが12ドル。合計42ドルのみ、というもの。これぐらいなら、出先で、wifiなくてもメールができて電話もできて、写真撮れて、何よりGPSの地図が使えるというのもあり、大便利。払う価値あります。はい。で、42ドル払おうと思ったら、シンが20ドル出して来て、これ、マージからやって。マージからは言わなくていいと言われたけど、そうはできないって告白。元々私のために電話を用意してくれるつもりだったからその分だって。あーありがたいっ。で、私が払ったのは22ドルのみ。やすっ。

日本でもいまだに夫婦そろってスマホではなくガラケーの私たち。家の中のwifiでタブレットは使うのだけど、いやー初めてのスマホ体験が、NYでとなるとは、不思議な感じ。

次は、ドラッグショップ、すなわち薬局。マツキヨみたいなやつ。
ここにあるのはチェーン店のRite Aidよく見かけます。
私はシャンプーとリンスと歯磨きを購入。10ドルぐらい。
シンはシリアルとかシェービングクリーム。

次。スーパーのC-town お気に入りの安いスーパー。ブルックリンにもあって一年滞在してたときに愛用しとりました。
ジュースとトーストとマーガリンを朝食用に。これも10ドルぐらい。
シンも果物とか野菜とか色々買ってはりました。

帰りに土曜だけにやってる週末のファーマーズマーケット。
リンゴを買った。おいしそうなパンとか色々あったけど、どれも高級品ですー。いつか一回買ってみたいかな。たこぶがいるときに買ってもいいかも。

帰宅。ランチはシンが作ってくれる。豚まんを蒸してくれて、野菜も添えてある。それから枝豆。健康的な食事です。用意してくれる間、私はiPhoneのセッティング。わからないことが出てきたら、シンのところまで行って質問。ランチの後も、ひたすら使い方を覚えたり、アプリをダウンロードしたり。

連絡先に知ってる友人たちの電話番号を入れて、いくつかかけてみたけど、通じないのがあって、それはまたメールで聞いたり。主だった友人たちにも、同報メールにして電話番号を知らせましてん。

そんなんしてたら、詩人の恋を今回合わせようと約束しているエリオットからメール。次の月曜から土曜までは西海岸に行って、今度引っ越しする手続きとかがあるらしく、その前に、明日の日曜に一回目の合わせをせーへんかっていう内容やった。
ちょっとびびった(^oo^;)だって前のときは、ワークショップの間だけで、空いてる時間を見つけて、何回か合わせたという感じ。で、気に入ってくれたのか、そのあとNYに戻ってからももう一回合わせてくれたんやったなぁ。あの時はリーダークライスという曲集やったけど。三年前それをやって次は詩人の恋やなって決めてくれて、そこから三年間学んできた・・・といっても、最初の一年半ぐらいは歌の勉強してたから、伴奏の練習はまだまだ足りなくて、というかめちゃ難しいし。ここに来るまで、ピアノの本番やら合唱の練習の準備やらがあって、ほんまに必死でこの伴奏の練習に取り組めたかというとかなり怪しい。最後の一か月ぐらいで、歌の先生にうたってもらうレッスンを三回してもらって、やっと問題点もわかってきて、少し深く取り組めた。で、まだまだやと思ってて、NYに来てからワークショップが始まるまでに二週間あるから、その間になんとかシンの電子ピアノでもええから、あんまり遊ばずに、練習時間を確保しようと決めてた。

そんな風な甘い見通しだったわたくし、いきなり、NYに来て二日後にもう合わせようとなったので、あせったのですね。でも、考えてみたら最初に合わせてもらった方が、テンポとかやり方がわかってそこから先の練習の指針になるともいえるし、まだ弾けてなくても、許してもらって、そこから努力しようと思いなおしましたよ。

で、ピアノがある場所を探してくれというリクエストもあったので、スタインウェイ持ってるキャロリーのところに電話したけど田舎の別荘に行ってるらしく留守。次に金曜コーラスのリタんち。アップライトの小型のがあって、電気でなく本物ってだけでもええかも。リタは夕方五時ぐらいならええって。で、シンもこのアパートで電子ピアノでよければいつでも使ってええと。そういう結果をエリオットにメール。返信を待つ。

そんなんしてる間に、これまたありがたいことに、シンが夕食も作ってくれて(^oo^;)ってなんか、シンの方が私の妻みたいな感じ?いやー、ほんま申し訳ないわ(^oo^;)ありがたく頂戴しまたよ、本格中華の麺でした。

今日は、一年滞在してたときに所属してたC4という合唱団のコンサートに行くことになってて、六時半には出かけた。この団体は20世紀以降の作品、特にまだ生きてる作曲家の新しい作品を演奏する、そして団員の中にも作曲する人が何人もいて、自分たちが作曲した曲を指揮者も自分たちから出して、演奏するというコンセプト。今年で10年目らしく、私が参加してたのは創成期ともいえる2年目。そのころからの団員は少なくなってたけど、一緒に歌ったカレンとジェイミーの作曲作品が演奏されていた。特にジェイミーの作品は、日本の和歌を歌詞に使っていて、無声化の法則のこととか質問されて少しお手伝いした気分なので、聞けて嬉しい。

チケットは20ドルで、シンの分も二枚分払うつもりで、受付に。
ここのコンサートは初めてか?と聞かれたので、聴くのは初めてだけど昔歌ってたよというと、えー?と疑わし気(^oo^;)そらそうやな。でもちゃんと説明したらわかってくれて、なんと元団員は5ドルでええねんて。得した気分!

カレンやジェイミーにも挨拶できたし、ゲストでオルガン演奏してたジェイムスは、3年前にワシントンのワークショップのときにチェンバロのレッスンしてくれた人で、FBでもつながっている。1週間後に結婚するという彼にもお礼と挨拶ができてよかった。だってあのレッスンのおかげで、その後から日本でもレッスンを始めたんだから、ほんとに彼のおかげだもんね。
金曜コーラスのマージも聴きに来てくれていて、シンと3人で並んで聞いた。
打ち上げにも少し参加。楽しい夜、充実しまくりの1日でした。

いやーそれにしてもうまいな、この団。ここに自分が入ってたなんて信じられない(^oo^;)現代音楽をここまで演奏できて、プロみたいやなって思った。こんな団が日本にあったら入りたいけど、入ったらしんどいやろな(^oo^;)

コンサートが終わって地下鉄の駅についたところで、エリオットからメールの返事。シンが貸してくれたスマホのおかげで、どこでもメールにアクセスできて便利ー。NYは地下鉄に乗ってる間はダメだけど、駅ではWIFIがつながるようになっていました。エリオットはシンのところで電子ピアノでもええって。私が明日ブルックリンの教会からシンのアパートに帰り着いたら連絡して、アッパーマンハッタンで午前中教会の礼拝で歌い終わったエリオットと合流することに。いやー、いよいよ合わせの決定や。ドキドキ。でも、あせっても、今日はもう夜が遅いし、明日は教会で早いから、練習する時間ほとんどない、あきらめが肝心ですな(^oo^;)

帰ってからリタに、せっかく申し出てくれたけど、シンのところを使うことになりましたとお詫びとお礼の電話。ではまた次の金曜にねーと電話を切りまして。

行ったところも色々あったけど、スマホの設定や使い方を覚えて、メールのやり取りや電話のやり取りもたくさんあって、なんだかほんまに疲れた1日でした。帰宅は12時、明日の時刻表をMTA
trip plannerという便利なサイトで調べたりして、寝たのは1時ぐらいかな。おやすみなさーい(^oo^)/~~~
by butakotanaka | 2016-06-15 12:45 | 日常生活