3年ぶりNY2016日記 6/19(日)

はい、日曜になりましたで。今日は教会の礼拝です。ここに来て2回目。
聖歌隊でも歌うんだけど、なんといっても献金の時にピアノを弾くことになっていて、めちゃプレッシャー。で、昨日の朝、あわただしく出かける荷造りしつつ一時間ほども練習したかしらん、シンの電子ピアノで。それっきり。教会のピアノには、今回来てからまったくさわってなくて、ちと不安。

パムには、先週、聖歌隊の練習が始まる9時45分よりどのぐらい前に来てもいいかと聞いたら、9時25分ぐらいなら来てると言ってくれて、そのぐらい行く予定にしてた。そしたら、リサが、礼拝の受付をするし、午後からのホームレスの人たちのための給食サービスの準備もあるから、早くから教会に行くって。いつでも連れていってあげると言ってくれた。やったー。お言葉に甘えて、8時半に教会に到着!おかげさまで一時間強、ウォームアップも含めて練習できたよ。ありがたやー。

聖歌隊の練習は、今日はちょっと特別。今日の礼拝の中で、例のオーランドの銃撃事件の後に作られた歌詞の讃美歌があってそれを歌うことになっていて、それを知ったNPRという公立のラジオ局っていうのかな、が、録音しに来たのです。まっ一人だけが来て、ずっと聖歌隊の練習から礼拝の終わりまで録音して帰りはったという感じ。どこをどう使うかは、あちらの都合次第って感じかな。でもそういう人がいることで、なんとなくこの日は、練習も礼拝もテンションが高かったというか、緊張感もあった。私もそんな録音されてる中で弾くのかよーってちょっとナーバスに(^oo^;)まっ、なるようにしかならんけど。

礼拝でのピアノは、100%とはもちろんいかないけど、8割ぐらいの出来にはなったかな。朝一時間あったおかげで、音階とか基本練習もできたから、少しピアノと仲良しになれた感じ。これが本当に大切。ただ曲を弾くだけでは、体裁を整えるだけの演奏になって、なんとなくタッチも浅くなって、適当な音楽になってしまうから。ごまかしてしまうのだ。でも、なんとか気持を込める程度ぐらいには達した感じかな。

嬉しかったのは、終わってから何人もの人たちから、音が違ってた、ピュアやった、気持ええ音楽やったと、知らない人も含めてコメントをわざわざ言いに来てくれたこと。もちろん友達であるイェバやトーグやマージやジャッキーやナンシーやリサもよかったでーって言ってくれたけど(^oo^)ある人からは、どこでピアノを勉強したんや?とかあんな風な音が出せて美しい音楽が作り出せる君なら、NYに住んでもええピアノの先生になれるでって言ってもらった。もちろんお世辞がほとんどやと思うけど、それでも嬉しい!ええ機会をくれたオルガニストのパムに感謝。

ってことで、礼拝が終わって、午後からは、パムのランチパーティに招かれているんだけど、そこに行くメンバーであるトーグ&イェバの夫婦は、ソーシャルアクションコミッティというミーティングに出なければならず、ナンシーも別の用事があり、牧師のハーブもどこかに行かねばならず。で、ミーティグが終わったらみんなで集合してナンシーの車で送ってもらうことに。

私は勉強になるからそのミーティングに出させてもらうことに。
教会の中で意識の高い人たちが集まって、たとえば銃を法律で禁止することに署名する運動を促したり、反対運動や行進に参加したり、そういうのを組織したり、環境問題を考えたり、そういう社会運動に関係するドキュメンタリー映画をみんなで見て意見交換したり、そんなことをしている委員会みたいな感じ?

ミーティングはすごく組織的にうまく進められていた。レジュメが配られて、この話題は5分、次の話題は10分とか書いてあって、タイムキーパーもいて、ほぼ時間通りに終わる。すごい人たちやな。勉強になったわー。いろんな面で。

で、パムのランチに参加するさっきのメンバーが集合してナンシーの車で移動。
パムは去年、体調が悪くなったり足が悪くなったりしたこともあって、パークスロープの階段しかなかった上階のアパートから、同じブルックリンだけど、サンセットパークという地域にお引越し。このあたりはほんまに空き室を見つけるのが難しく、家賃も恐ろしく高いねんて。一生住まれへんな。一軒の家じゃなくて、そんなに便利じゃなくて、地下だけとかでも、20万円ぐらいの家賃やったりするねんて。うぎゃーーーっ。

パムの新しいお家があるこのサンセットパークは私の思い出の地。なんでかっていうと、NYに一年滞在する前、その三年前の2005年に3か月NYで、英語学校に通いながらホームステイという体験があるんだけど、その時にホームステイをしていたのが、何を隠そう(隠さないけど(^oo^;))このサンセットパークなのだー!なんという偶然!サンセットパークという公園があって、そこは小高いところにあって(天保山みたいなもんか?)、そこから夕方になるとほんまに夕焼けがめちゃきれいに見えるのです。それにこっち側のブルックリンから見る、夜のマンハッタンがきれいやったり、昼間やったら自由の女神も見えたりするんですー。

パムの新しい住処は、アパートというよりは一軒家の地下、ていうか、直接庭につながってるから一階ともいうんかな。玄関は上の階にあるから地下ともいえるってわけです。あっ、日本で私が住んでる家もそんな感じやな。考えてみたら。

果物やクスクスやクラッカー、チーズなんかを用意してくれて、アイスティー、ジュースとそんな中から自分が好きなものを選んで、庭に出てみんなでテーブルにつく。そこから深い話になっていきましたー。

今日ここに集まった人たち、というかこの教会の人たちは、リベラル系。銃に反対やったり、民主党系やったり、ゲイやレズビアンの人たちや人種の違いに対する差別に敏感やったりする。

最初はあたりさわりのない話やったけど、パムがなんか涙声になりながら、「ナオコ、この話は答えたくなかったらいいのよ、だけど、もしよかったら教えてほしいの。沖縄でここ最近起こった事件があって、そのことで沖縄の人たちがとても起こっていてアメリカ軍の駐留に対する反対運動が激しくなっているって報道されてるけど、日本では沖縄やその他の地域での日本の人たちの反応はどんな感じなの?日本みんなが怒ってる感じ?」という難しい質問。うーん。。。これは一言とかでは答えられへんなー。たまたま私は去年の春に沖縄に初めて訪れていて友人の両親のところでお世話になり、若いころの話をたくさん聴かせていただいて、地元の人たちの複雑な気持ちも少しは聴くことができた。そういう体験のことや、日本の他の地域でも、もっと沖縄の負担を減らすために他の都道府県で負担を増やしたらどうかという議論が起こっては、いや、自分のところはやっぱりいやという利己的な考えに消されてしまったり、気の毒やなーというけど、どこか他人事みたいに考えている人が実際には多いかもしれない悲しい現実があることや、沖縄の中でも、自分ちの商売や仕事が軍の人たちに頼ってる人たちと、頼らなくてもなんとかなる人たち、頼らなくてはいけないけど、それでも勇気をもって反対している人と、色々分かれているのが現実じゃないかなーって。

そのあと、原爆の話になって、広島と長崎はどんな風に違うんだって。
うーん、これもまた難しいぞ。両方行ってみて、個人的に一番違うなと感じたのは、長崎が教会が多いということかな。より多くのクリスチャンが住んでいて、教会が原爆のいたみと共にあり続けているというか、大きな役割を果たしているような、そんな気がした。個人的な感想だけど。

そこから銃の話になったり、人種や宗教や性別などの差別の話、自分が持ってはいけないのはわかっていても、どうしても持ってしまう偏見には何があるかとか、ほんま難しいけど興味深い話をたくさんした。偏見に関しては、たとえば、南部訛りの人を聴くとどうしてもこう思ってしまうとか、黒人女性を見るとこう思ってしまうとか、はっきりとは書けないけど色々興味深かったし、最後にはやはりここに来るかーという大統領選挙の話に。ヒラリーが候補ということもあって、過去の旦那さんとモニカさんとのスキャンダルの話とか。全部をしっかり聴けたわけではないけど、大部分なんとなく理解してついていくことができて、やっぱ英語を勉強し続けたから、こんなややこしいこと、難しいこと、深いことを話せるようになったんやなって実感。これからももっと勉強して、次に来たときは、もっと自分の曖昧な部分や複雑な部分を、そのまま英語でも表現できるようになりたい、そしたらもっとみんなと深く交流できるようになるのかな、そう思った。またがんばろう。

気が付いたらもう午後4時やんか。
みんな昨日の追悼コンサートと今日の礼拝で疲れてる人たちばっかり。出席するんじゃなくてやる方の人たちやからね。ということで、みんなで手をつないでお祈りして、記念写真を撮ってハグハグして、お別れ。これでもしかしてパムや牧師のハーブとかもう滞在中会えないかも。これから先の日曜はもう教会に来られないし。でも、そういうことはあまり考えない。きっとまた会える。きっとまた戻ってくる。そう信じて笑顔でお別れ。オンラインでも互いにつながってるしね。

ナンシーが車で送ってくれて、リサんちの近くまで戻ってくる。リサのアパートの前の通り、7番街で、今日はストリートフェアというお祭りみたいなのやってて、道の両側が出店だらけ!めちゃ楽しい!何も買ってないけど、帰る道々写真を撮りながら、いくつかのお店を冷やかす。服だったりアクセサリやったり、食べ物やったり、射的みたいなゲームやったり、日本の祭りの出店とあまり変わらんかなー。

はい、で、帰りましてー。しばらくしたらリサも帰ってきて、友達のジョナサンも登場!みんなで一緒に晩御飯!ジョナサンは、リサの親しい友達で、リサが留守の時に留守番してくれたり、猫たちの面倒みたりしてくれる人で、私が何か月かここに住んでいたときも、リサがいないときに、ジョナサンと二人で住んでる感じになったりしたもんや。190センチぐらいはあるんちゃうのっていう身長で、すごく大きくて、低くてええ声で、歌ったらええ声やろなー。クラシック音楽をよく知ってたり、地理や宇宙のこと詳しかったり、映画も色々知ってたり、でも、何かを訊くと答えてくれるけど、何もきかないと、静かに互いに過ごせる。私は、なんとなくそんなジョナサンと一緒にいると居心地がよかったりする。ずーーっと話し続ける人よりいいよね。

この3人が揃うのは超久しぶりで、楽しく夕食とったあとは、またまた深い家族の話に。
家族の付き合いというのは時々難しくて、私も自分自身の親と長い間、うまくいかなくて悩み続けてきたから、その体験を打ち明けたり、リサも自分の家族のことを話してくれたりして、いつの間にか11時近くまで。あかんもう眠たいーーーとなり、洗い物して、就寝!いや、ほんま、毎日毎日、充実しとるわ。ありがたいありがたい。

おやすみなさい(^oo^)/~~~
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by butakotanaka | 2016-06-23 09:42 | 日常生活 | Comments(0)