四月ですねー

真央ちゃんが引退というニュース。
私がみたいプログラムは今のところまだ一度も流れていない。
もちろん過去の話題になったオリンピックでのプログラムも大好きだけど、私は今シーズンのエキシビションプログラム、バッハの無伴奏チェロ組曲に合わせて、ゴシック調の素敵な衣装でコンパルソリー競技を思い起こすような基本の動きを組み合わせた振付。美しい円を描いたり、簡単そうに優雅に、本当に美しくこなしていて、それが音楽にもぴったり合っていて、なんて格調高いプログラムなんだー!って感動してた。彼女のこれまで日々何時間も何時間も練習してきたことの集大成。派手じゃないけど、浅田真央の真髄ここにあり!って思った。何度もみたいと思ってたけど、エキシビは成績がよかった選手しかしないものだから、まだ一度しか見ていないと思う。残念だなー。アイスショーとかでまたやってほしいなー。

またまた自分がやってる音楽にあてはめてしまうけど、ああいう基本のすべり、ちょっとした動きが本当に美しいというのは、難しいジャンプが跳べるのと同じくらい、いやもっとすごいことだと思うのです。

ピアノでいうと、普通の音階、ドレミって並びの音かもしれないし、ドミソって和音かもしれない、ドーって一つの音かもしれない、なにげない、簡単そうなそんな音を世にも美しく、人の心に届く響きで弾けるようになりたいなー。

歌でいうと、とても高い音でもとても低い音でもない、誰でも出せるように音域の決して難しくない音かもしれない。易しそうに思える歌でも、それを一生懸命磨いて極めたとき、どんな風に聴いている人に伝わるのか、そんなことを追い求めていきたいなー。

もちろん難しいことをさらって簡単にやりのけるのもすごいことで、そんなんもできるようになりたいけど。

このどれもが、すぐにはできなくて、一夜漬けではできないことで、日々の積み重ねしかないはず。天才って言われるけど、そう言われる人はたいていが練習を続ける才能を持っている。小さな違いに気づいて、そこを極める才能を持っている。私もそんな風になりたい。だんだん年を重ねて体力は衰えていくけど、自分なりにあきらめず小さな違いに気が付いて、何か新しい磨きを日々重ねられるようになりたいなー。

三月のシルバーコーラスの本番、今年も素敵な舞台だった。
家族の介護があったり、自分の体調が悪い人がいたり、いろんな人生の段階を迎える中で、コーラスの練習を楽しみに集って、ただ楽しむだけでなく、ちゃんと本番に向けて努力を重ねてきた人たちの笑顔は美しい。歌声は素晴らしい。お客様からの拍手も本当に大きくて、スタッフの人たちからもよかったよって声をかけてもらえて。

ぶたこ教室の生徒さんたちの小さなおさらい会、毎年この時期恒例になって今年で四回目。もう10日後に迫ってきた。このおさらい会には、生徒さんたちだけでなく、私自身が育てられてきた気がする。指導はしていても、自分自身が人前で演奏すること、特に一人で演奏することが超苦手だった私が、大切な生徒さんたちに聴いてもらうためにこの会でずっとピアノを弾いてきた。しかも余裕で弾ける曲ではなく、いつも自分の実力よりかなり難しい曲にあえて挑戦してきた。生徒さんたちと一緒に苦しみ悩みながら練習を重ね、当日は生徒さんたち以上に自分が緊張していたり。

今年、私は初めて歌をうたうことに。今から緊張!歌うのはシューベルトの冬の旅から6曲。当日までに風邪をひかないかな、喉の調子はどうかなって、体調を整えるということだけでも、なんか緊張するのが歌の本番前のピアノと違うところ。アレルギーで毎日鼻づまりとかくしゃみがある私にとって、調子ばっちり!なんて日はなくて、歌ってみる気になれないこともしょっちゅう。でも本番の日は近づいてくるわけで。

そんな中、調子が悪くても歌詞は音読するとか、喉が疲れていたら、CDを聞きながら意味を書いたノートをひたすら眺めるとか、小さなノートに書いた歌詞を持って出かけるとか、ピアノ部屋以外でやる練習をとにかく日々積み重ねることを少しずつできるようになってきた。これは今までなかったことかな。今までは、こんなにたくさんの曲を一度に歌うことはなかったし、こんな難しいことに挑戦すること、歌ではなかったから、気が向いたときだけ、ピアノ部屋で歌ってみる練習しかしなくて、だから、時々しかしなくて、だからあんまり進歩もしなくて、いつも、なんかもひとつやなーって出来で、私は歌はへたくそなんだ、才能ないんだって、逃げてた気がする。

ここ最近の積み重ねで、歌もやっぱり、積み重なるんやって少しだけど思えてきた。意味を理解して、発音がつながるようになって、伴奏ピアノの音楽が体に沁み込んで、歌い始めるタイミングや音をのばす長さが自然なものになってきて、そうしているうちに体の流れやリズムが音楽に寄り添ってくるというか。。。。。
でもって日々とにかく少しでもその曲たちにふれていると、必ずといっていいほど新しい気づきが、とても小さなものであっても必ずあって、そのことでほんの少し、本当に少しだけど進歩している。あー、なんで今までこんな風に地道に練習してこなかったのかなー。なんで今まで気分だけで練習時々しかしなかったのかなー。人生もったいなかったなーって、時々後悔の気持ちも出てくるけど、過ぎ去ったことを思っても仕方ないよね。今、ある時間、与えられた時間で、少しでも進歩し始めたことに感謝して、せっかく発見したんだから、少しずつ頑張るしかないのであーる(゚oo゚)

6月にある通ってる教室のピアノ発表会では、人前では弾かなくても一度やっておきたいと去年の終わりからダメ元で楽譜を見始めたショパンのバラード4番に挑戦することを先生が許してくださって、こっちも日々がんばり中。なかなかテンポがあがらないことに、先生もそろそろ心配されてこられていて、最近レッスンが少し厳しくなってきた。歌の本番が目の前でピアノになかなか時間をたくさんさけないという事情は自分の勝手なわけで、日々、自分の時間の割り振りを考えて、こっちも暗譜するとかそろそろ本腰入れないとなー。

なんか指導しているんだけど、自分自身の学びも学生さんしてるみたいな気分。練習やめられない、だってもっといい音楽が奏でられるようになりたいから、その作品の奥にあること知りたい、見たい、感じたいから。こんな一生かかっても足りないくらいの大きな楽しみ、喜びを見つけて、続けられるなんてラッキーと思うべきやんな。時々しんどいって思うこともあるけど、でも、その喜びの方がやっぱり勝るのだ。

全然レベルは違うけど、真央ちゃんもこんな感じやったんかなー。
いや、全然違いますけどね、世界が(^oo^;)

真央ちゃんに比べたら自分なんて努力まだまだ。
そう思ったら、がんばれる気がするなー。
今日の記者会見録画しておいて、あとでしっかり見よう。
感謝の気持ちをもって。

真央ちゃんだけじゃなくて、大好きなフィギュアスケートの選手たちには、本当に刺激を受ける。今、けがで休んでいる宮原選手も次のシーズンには元気で復活してほしい。オリンピックシーズン、みんなの体調が整えられて、現役選手たち、全力で戦えますように。

さっ、今日も生徒さんたちのレッスンと練習。がんばるぞー、おー!
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by butakotanaka | 2017-04-12 08:51 | 日常生活 | Comments(0)