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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

今日はちょっと落ち着いた日だ(^oo^)

だから、日記を久しぶりに更新しよう。
火曜と水曜で司会原稿を無事仕上げて、昨日は、昼間のサイマルと夕方の英会話とこなし、今日は大きな予定がなく、落ち着いて過ごせそうでーす。

司会原稿は、今回取り上げる作曲者について、その曲についてをネットで色々調べて、元々の原稿と一緒にしてまとめていくんだけど、長すぎても短すぎてもダメで、それでもって、私のテーマとしては、会場にいるこの学生マンドリンオーケストラのメンバーの親御さんたち、決して音楽に詳しくない人たちにもわかりやすくて、これから演奏する曲に興味を持ってもらいやすいように・・ということに気をつけて書いてます。

芥川也寸志の曲をやるんだけど、私この人のことあんまり知らなくて、ウィキピディアとかで調べていろいろわかって面白かったです。そっかぁ、芥川龍之介の子供なんやぁ。そんでもって、旅館で作曲してた時に突然1人の女の人が尋ねてきて、愛してますとか言われて、その気持ちを断ったら、目の前で自殺されたりという衝撃的な体験をしていたり・・・。今回とりあげる「トリプティーク」という曲も、初演はなんとニューヨークフィルによってカーネギーホールで行われてたという記録を見つけて、へえーーーなんて思いました。
まぁ、そんなこんなで大変ながらも楽しんで作業をしたのでした。

昨日のサイマルは文化の違いの話。ビデオをするために予習用に先生が用意してくれたリーテディングの宿題は、エドワード・ホールさんというアメリカ人の学者さん。見えやすい文化の違いではなく、隠されたところの文化の違いに注目した人なんだって。見えやすいというのは、たとえば食事とか衣服なんか。隠されたというのは習慣とかジェスチャーとかそういうの。時間に対する観念の違いとか(日本人は几帳面だもんね)、人との距離の取り方とかをデータ化したのが有名らしいです。国によって誰かと話すときにとる距離に差があると。アメリカ人なんかはとっても近い距離で話すもんね。

リーディング自体は短かったんだけど、その人のことをネットで調べたら、何年か前のインタビュー記事があって、科学雑誌か何かなんだけど、それがすごく面白かった。わりと長くて最後まで読めなかったけど、またゆっくり読み直したい。この人が書いた本もいつか読んでみたいなぁ・・と思ったのでした。

授業では、「あなたが経験した注目した文化の違い」ということで話した時が面白かった。Mくん、フランスに行った時の経験から。「ボクは、フランス人が挨拶する時や人と話すとき、常に笑顔なのが印象的です。日本人はあまり笑わないと思うけど、フランス人はいつも笑います」ときた。

私はちょっと驚いた。なんでって、私の印象と反対やったから。私の中では、フランス人というよりは欧米人、いやその他の国の人もだけど、日本人ほど愛想笑いをしないなぁって思う。みんなほんまに楽しいときや嬉しい時や面白いと思ったときだけ笑うって感じ。日本人は、自分が失敗しても笑うし、店員さんも別に嬉しいこともないのに、めちゃ笑顔で対応してくれる。マクドなんかで外国でニコリともしない店員さんに最初であった時は、びっくりしたもんです。はい。

同じ国にいっても、同じ国に住んでいても、全く反対の印象を持つこともあるってのは、人間って面白いなあ・・・なんて思いました。

BBCのビデオの内容は、国によるネゴシエーション、交渉術の違い。めちゃめちゃしゃべりまくって値切りまくるべきっていう国、値切る言葉をいったあと静寂を待たなくてはならない国、実際の値段や実績をアピールするのではなく、個人的に仲よくなった人と仕事をしようとする国、と本当にさまざまで、面白かったです。

次の木曜の宿題にシェイクスピアの「お気に召すまま」からの引用文があった。今週はあまり時間がないんだけど、この作品について内容とかも全然知らないから、この機会に調べてみたいなぁ。


さて、明日はコンサートの本番(^oo^)
今年の気持ちをはらなければいけない最後の本番だし、これが終ったら、ほんまに本気で年賀状モードにならなくては・・・。宛名書きがんばるもんね。
by butakotanaka | 2005-12-09 12:44 | 日常生活