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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

知事さん、辞任のようですね。

大阪府のこととちゃいまっせ(^oo^;)海の向こうの話です。

週明けからニューヨークはえらい騒ぎです。
元ニューヨーク州の司法長官をして、売春組織の摘発で活躍したエリオット・スピッツァーさんが去年から州知事をしてはるねんけど、高級売春組織の客やったってわかって、奥さんと二人で謝罪会見しはって。それでも辞任はないかも・・・という話もあったけど、結局、まもなく辞任会見というところまで追い込まれたみたい。

で、注目すべきは、副知事のデビッド・パターソンさん。
この方が多分、来週月曜から州知事に就任しはるねんけど、彼が知事になったら、アメリカ史上は四人目の黒人知事で、もう一つ、視力に障害がある人としては史上初の知事となるんだそうです。Legal blindnessと呼ばれる、アメリカの法律で矯正視力が正常視力の10分の1以下の場合に「法的盲」と訳されるようです。この方の場合は、左目の視力はまったくなく、右目が日本語でいう弱視なんだそうです。そのせいで、ロースクールを出たんだけど、ニューヨーク州の弁護士にはなれなかったと書いてありました。ブルックリン生まれの生粋のニューヨークの人。今はハーレムに住んでいるそうです。

ニューヨークって、黒人の人たちも多いし、力も持っているイメージがあるので、これまでに黒人の知事さんがいてもおかしくないって思ってたけど、初めてなんですね。これで州の政治がどう変わるのか、この時期だけに大統領選挙の指名に影響するのか、色々話は広がりそうですね。でも、この人が黒人だからとオバマ支持なのかと決め付けてはいけなくて、特別代議員としてもうすでにクリントン支持を表明はしてはるそうです。変わる可能性はあるかもしれんけど。

面白いエピソードでは1999年に、ニューヨークマラソンを完走したんだそうです。すごいなぁ。
少数派にやさしい政治になるかもしれないですね。マンハッタンを歩いていて、段差が多くて、目が見えない人にはやさしくない街だなぁと思った覚えがあるんだけど、もしかしたら、この変化によって、ニューヨークが弱者にさらにやさしい街になっていくかも。そうなるといいなぁ。

向こうの時間で午前11時30分から辞任会見ということで、ブライアンの番組では生放送体制のようです。今日は、いつもの時間より早く始まっていたし。昨日はお休みって行ってたのにやってはったし。色々大変やなぁ、ブライアンも(^oo^;)
by butakotanaka | 2008-03-13 00:24 | NY・留学