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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

讃美歌プロジェクトと読書系の楽しみ(^oo^)

金曜はお休み。
朝は、たこぶとチャット。電話もできるんだけど、なんか2人ともチャットの方がいい感じでおしゃべりできる気がする。声だと話が途切れたときに、なんとなく変な空気が流れるんだけど、チャットで文字だとそんなに気にならない。不思議なもんですな。

10時からはブライアンの放送。で、その途中11時過ぎからは、ピアノの部屋にラジオを持ち込んで、弾きながら聴く。こないだから続けている讃美歌プロジェクト。教会から借りてきた讃美歌を、最初から最後まで弾いてみようってことをやっている。で、気に入った曲、日本語で歌ってて好きな曲はこっちではどんな歌詞なのかを見ていったり、書き出したりしている。全部できたら気に入ったのをコピーして自分だけの曲集を作りたいな。今日は、お隣さんに部屋を使わない時間を聞いておいたので、午後三時までピアノを使っていいと許可をもらっているので、なんとなく安心。誰もいないときはいつでも弾いていいんだよって言われていても、もし弾いている途中で、部屋を使いたくなって、ピアノの音が聞こえたから遠慮した・・・なんて、そういうのがあると悪いなって思うと、なかなか約束した午後七時から八時以外の時間にピアノを弾くという気持ちになれないのであった。

結局11時から2時半ぐらいまでずっと弾いてた気がする。500番台までたどりついたよ。全部で700番台まである。もうちょっとやん(^oo^)一曲を一回弾いてみるだけで、1分以上はかかるから、1時間弾いても60曲進むかどうか・・・。だから、これだけまとまった時間がもらえると助かるのだ。ここまで来ると、大体アメリカの讃美歌本の内容が見えてきた感じかな。っていうか、私が使っているのは、アメリカのといっても、ユナイテッド・メソジストという教団が出している讃美歌で、教団によってたぶん編集が違うんだと思うけど。この讃美歌本は、スペイン語の讃美歌も何曲も載っているし、黒人霊歌も多い。いろんな人たちが歌えるように気を配っていると思った。

ピアノが終わったら、冷凍してあったこないだのリサのところで食べたピザの残りを解凍してランチに。

めちゃええ天気。出かけよう!

まずは、一度行ってみたかった図書館。
ここから北へ歩いて10分ほどのところにある。ブランチっていうか支所なので大きくないんだけど、利用できるかなって思って。私の好きなヤングアダルトのジャンルもちゃんとある。営業時間を調べたら木曜が午後八時まで。金曜と土曜は午後五時までで、日曜は休み。これから暑くなってきたら避暑がわりに木曜の帰りに寄るのもいいし、金曜や土曜の昼間もいいな。行ってみてわかったけど、ホームレスの皆さんが多く利用されている模様。これは大阪の図書館もそうだった。正直、隣に座ると少し匂う(^oo^;) で、この図書館すわって読む場所が少ないと思った。小さな支所なのね。きっと。南に歩いたところにももう一つ支所があるから、今度行ってみよう。

カウンターで、登録できますかと聞いてみた。
そしたら、住所を証明できるものが必要だといわれた。そこに住んでいるというだけではダメで、何かを支払いした領収書とか、届いた郵便物とかに私の名前が載っていないとダメなんだって。マージには、いつか使うのなら郵便ポストのところに私の名前を添えて、鍵を作ってあげるといわれているけど、それもまだ。登録はあきらめた。貸し出しができないのは残念だけど、ここに来て読めるだけでもいいよね。気晴らしにもなるし。いろんな本をぺらぺらと見られるし。

こないだ土曜のコンサートで出会った中に図書館の司書してる人がいて、その人からのお勧め「Out of the Dust」という作品が本棚にあった。思わず手にとって読み始める。すごく面白そう。古い作品だから、どこかの古本屋にないかなぁ。いつか探してみよう。ここに通ってきて、ちょっとずつ読むというのもいい考えかも。

1時間ほど図書館で過ごし、すぐ近くにあるBank Street Bookstoreという子供の本の専門店にいってみた。ここがすごくいい感じの本屋さん。ヤングアダルトのコーナーを見ていると、「どんなものをお探しですか?」と天使のよーな笑顔で話しかけられた。「えっと、日本で翻訳の勉強をしているんですけど、ヤングアダルトのジャンルが好きで、感動するような深い感じの物語で、いいのがないか探してるんですけど」って。そしたら、ふーん・・・としばらく考えたあと、三冊出してきて、それぞれの物語を見事な語りで説明してくれた。引き込まれてしまった私。しばらくその三冊を眺めて、結局全部買ってしまった(^oo^;)(^oo^;)古本じゃないけど、それぞれ6-7ドルぐらい。図書館で借りても二週間では読めないし、書き込みもできないから、英語の本は、買うのもいいかなって。この夏楽しみに読もうっと。こないだタダでもらってきた本は、福祉関係の現実的なお話。でも、今日買ったのは、いわゆる物語だから、読んでるあいだ自分もその世界に入り込める。そういう時間も素敵だよね。私にも理解できるレベルだといいな。

同じときに、ちょうど13歳の娘さん向けに本を探している人がいて、私がすすめてもらった本と同じ対象年齢だったので、少し話した。「あなたは、自分が読むために探しているの?」「はい(^oo^)英語を勉強しているので」「そう、そういう人には、このジャンルがいいかもしれないわね」って感じ。まっ、よくよく考えたら、あなたにはこのぐらいのレベルの英語が丁度いいのね・・・っていう嫌味にとれなくもないが(^oo^;) いや、でもそれは本当なのだから仕方がないのだー。

図書館に行って、新しい本も買って、持っていたお財布はほぼカラになったけど、心は満タン。ルンルン気分でアパートに帰りました。夕食を適当にとり(^oo^;)、七時から40分ぐらいはまたピアノの時間。讃美歌の続きを少しと、明日、パムの出版記念イベントで歌うことになっているThe Promised Landという曲の練習。メロディは難しくないけど、とにかく歌詞をちゃんとつけて歌うのが大変。英語だと頭にも入りにくくて、覚えにくい。紙ばっかり見ているのでは、観客とやりとりできないから、気持ちわるい・・・と思うのが私の性格なので、ちょっとでも練習しとくと気が楽なのだ。うまく歌えるといいな。

八時からは金曜コーラス。
昨日は、なんかイレギュラーな日だった。他のグループから3人ほど遊びに来ていたり(こないだここでも紹介したストリート・シンガーズのメンバー)。それから、元この金曜コーラスのメンバーで、かなりの若手の男の人が一人。学生の頃にこのグループに参加していて、その後大学を出て、音楽活動をNYで展開し、今は、地元でそこそこ有名になってきているらしい。どんな活動しているのは不明(^oo^;) で、今回は作曲コンクールに応募していて、最終の一つ手前のところまで来ているんだって。出品しているのが合唱作品ということで、今夜ここで味見となった。彼が指揮して歌ってみる。テーマはホロコースト(^oo^;) いろんなルネッサンス時代の作品のミックス。軽くいうとパロディみたいな仕上がり。私にとっては、まあまあかなーって感じ。みんなは絶賛していた。彼の指揮は歌いやすかったな。どっかで訓練したことあるのかなって感じ。ブレスがとりやすかった。これは大切だ。

いつもは10時半にとる休憩時間も、11時過ぎてからになり、どんどんずれこんで、それでなくても終わる時間12時は遅いのに、今日は1時(@oo@)真夜中もええとこやん(^oo^;)

そんな真夜中なのに、マージは「帰りにスーパーで買い物するの。だから、ナオコのアパート近くまで歩いていくわ」って。私が今住んでるアパートに今夜は泊まらず、もう一つのマンハッタンの下の方のアパートに帰るんだけど、とにかく、一緒に私のアパート近くまで歩いていってくれた。もしかしたら、送ってくれようという気持ちもあったのかもしれない。別の理由をつけて。ありがたいなって思ったよ。

道々で、指揮のことを話した。今日ゲストで来ていた彼の指揮をどう思うかって。マージは自分の指揮のことも気になるみたい。ずっと何年も、いやたぶん何十年もこのグループで指揮していて、他の合唱の指揮もたぶんしていると思う。でも、レッスンとかは受けたことがないんだって。

で、今日の彼の指揮はブレスがあって歌いやすかったと話したら、ブレスがある指揮ってどんなんやって聞かれて、こんなんって身振り手振りで説明した。で、マージの指揮は歌いやすいけど、ときどき、歌う前のカウントでわかりにくいこともあるって、正直に感想を述べてしまう私(^oo^;)こういうところが、私のうそをつけない不器用なところでもある。でも、今日はいえそうなムードだったから。そしたら、すごくマージはそれを素直に受け止めてくれて「すごくためになる話だわ。ナオコから色々学びたい」と言い出した。

で、「もしよかったら、いつか私が練習台になるから、私が歌ってマージが指揮するという練習を二人でするのもいいかも」と話したら、「ぜひお願い!」って。またまたこんなことになってしまいました(^oo^;)こういうことがよく起こる私なのだ。でも、一緒にいろいろ遊びに行くのも楽しいけど、一緒に音楽を学ぶのは、いい時間かもしれない。私にとっても、マージにとっても、お互いに刺激になるだろうし。もしかしたら、わかりやすい指揮ということに関しては、私が伝えられることがあるかもしれないし、曲や時代や作曲家の知識については、マージが私の何十倍も何百倍も知っていると思うし勉強になるに違いない。こういう関係を持てるのはとてもありがたいこと。

こんな話をする機会があるときに、いつも思うんだけど、人を教える立場の人、人の上に立つ立場の人ほど、「教わりたい」と思っているんだなぁって。でも、そういう立場になると、なかなか人から言ってもらえない。不安でいっぱいなんだけど、なんとかプライドを持って自分を保っている・・・・ってそんな人が多い気がする。みんなそうなのかもしれない。私も含めて。強く見えて、弱い人が多い。っていうか、みんなそうなんだろうね。私は弱いのよーっていえる人の方が実は強いのかも。

家に帰り、寝る支度をしたらもう2時やん。
明日の朝はゆっくり寝ようっと。
おやすみなさい(^oo^)/~~~
by butakotanaka | 2008-05-31 01:55 | NY・留学