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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

喜びを分け合う存在がここにもいるという幸せ

昨日に続いて、今日も久しぶりに話す人たちに、ワークショップの報告。みんな私ががんばったこと、結果を残したことを、すごく喜んでくれた。

私は今、家族と離れて暮らしているけど、こうやって喜びを分け合う家族のような存在がここにいて、すごく幸せだなぁ・・・って感じた一日だった。毎日、毎週、続けて通っているからこそ、しんどいときも、嬉しいときも、感情を分け合うことができる。短期ではなく、一年という期間を作ってここにやってきて、よかったなと心から感じる。毎日充実しているわけではない。正直、だれるなぁ・・・何もしたくないなぁ・・・なんて感じる日もある。それでも、その単調に見える毎日の中に、小さな小さな積み重ねがあるんだなって思う。

すぐにでる帰れると、先月の半ばぐらい言っていたある人。なかなか手続きが進まない。検査の日々で、すっきり結果が出ない。私がワークショップに行く前ぐらいには、落ち込み気味だったこの人が、帰ってきてみると、前向きに変わっていた。とにかく、いつかは出られるんだから、積極的にがんばるって。歩く練習をしっかりして、自分で顔を洗って、自分でトイレにいって、がんばってることを楽しそうに笑顔で報告してくれた。よかったー。元気になって。私もワークショップのことを報告したら、すごく喜んでくれた。二人で手を取り合ってるうちに、ちょうどラジオから鳴っていた音楽にあわせて、踊る仕草をし始めたその人。車椅子なわけだから、ステップを踏めるわけじゃないんだけどね。なんか踊ってるうちに楽しくなってきて、回転してステップ踏んじゃったりしたよ。そしたら、その人も大笑い。二人して盛り上がってしまった。「すぐに踊れるようになりますよ!」「そうね!」って。

その後、何人かの部屋を訪問。一人盲目の中国人の人を訪問したら、日本語をいくつか披露してくれた。昔、習ったことがあるんだって。どんな経緯で習うことになったんだろう。もしかしたらあまり嬉しい理由ではないのかもしれない。それでも、笑顔で、こんにちは、こんばんはって、言ってくれて嬉しかった。アジアの人と出会えて嬉しいって。あまり頻繁には訪問できてなかったこの人の部屋、これからは、1人になったときに、ちょくちょく訪問しようかな。こういう個人の部屋の訪問って、タイミングが難しかったり、ちゃんと話ができるかなって自信がなかったりして、今まで1人ではあまりしていなかったんだけど、イェバが引退した今、いつも一緒に訪問するというわけにもいかないんだから、これからは、1人で積極的に訪問して、どんどんいろんな人と話していかなくちゃいけないのかもしれない。

昨日一緒に歌った人は、今日も訪ねてみたけど、眠っていて話せなかった。また次の機会を楽しみに。

もう1人、いつも明るくたくさん話してくれる人がいる。この人、大変なのです。何が大変って、とても体重があるのです(^oo^;)たぶん、200キロはあるんじゃないかな。車椅子も特別。だから特別な機械で持ち上げてもらう以外は、ずーっと寝たきり。介助が必要だから。こないだイェバと訪ねたときは、まだ動けてないって言ってたけど、今日行ったら、週に四回ぐらいリハビリをはじめたって。まだ歩くところまでいってないけど、もっと腕の力を鍛えて、歩行器で歩けるところまで、なんとか今月中にいきたいんだって言ってた。夏の間に自分のアパートに戻って、友達とバーベキューしたいって。実現するといいな。なんていうか、コニシキみたいな雰囲気の人。ワークショップで、英語がわからなくて落ち込んだ話をしたら、テープレコーダーを持っていって、わからない言葉を後で辞書で調べると勉強になるよってアドバイスしてくれた。さすがに、練習中の会話を録音するってのは、ちょっと気がひけるから、たぶんしないとは思うけど、それでも私のことをそうやって考えてアドバイスしてくれる気持ちがうれしかった。

午後からは聖書勉強会。イェバはいない。ユージニアと私。アダルトデイケアセンターに入っていくと、何人もの人が握手を求めてきてくれた。「寂しかったわー、あなたがいなくて」って。お世辞でも嬉しいものです(^oo^)えっと、今日の聖書の箇所は難しくて、内容は正直あまりわからなかった。でも、「better than nothing」(何もしないよりマシ)と、ユージニアに励ましてもらったよ。まっ、ちょっとずつですな。勉強会の終わり、来てくれた人を握手して、送り出していたときのこと、一人の人が涙ぐみながら「私のために祈ってください。今、過酷な状況なの。きっと神様からの罰だわ」とかいう。詳しいことはわからなかった。でも、とにかく、「分かりました。あなたのためにお祈りしますね。きっと大丈夫。詳しいことはわからないけど、きっときっと神様が助けてくださいますよ。信じましょう、一緒に」としかいえなかった。何か小さな声で言っていたんだけど、わかってあげられなかったことが、とてもくやしい。もっと英語を分かるようになりたい・・・・。とにかく、彼女のために祈ることはできるから、それだけでも。


家に帰ったら、キャロリーからメールが来ていた。こないだのワークショップにも参加していた音楽の友人。リタとデュエットした小さな音楽会の主催者でもある。次回のワークショップにも参加する予定の彼女から、何かデュエットを歌わないかと誘われたのだ。明日、アパートにお邪魔して選曲することに。楽しみ(^oo^)

明日はお休みになりました。
いつもはお休みの金曜に出勤することになったから。ニュースレターの発送作業がその日にしかできないから。久しぶりにブライアンのラジオが生で聴けるのも楽しみ。洗濯して、買い物いって、図書館もいって、ポストの合い鍵も作らなくちゃ。忙しくなるぞっと。

ではでは、おやすみなさい(^oo^)/~~~
by butakotanaka | 2008-07-09 00:06 | NY・留学