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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

重役出勤(^oo^;)

今日はいい感じの日になりましたで(^oo^)

11時からの出勤を今日はサボッてしまいました(^oo^;)今日の礼拝は午後二時半から。一時ぐらいに出勤するつもりで行くことに朝決めた。心の調子が悪いとき、入居者の人を訪ねたり話したりしても、暗くなるし。ランチの席でも暗い顔するのもイヤだし、誰も私の管理をしていない今、休んでいいのよと言ってくれる人もいないわけだし、最低限の責任である礼拝の時間を果たそうと思った。

で、朝から図書館に。
ずっと読み続けたきたMusicopholia。論文みたいで難しいところがいっぱいあったけど、なんとか250ページぐらいまで来た。たくさん印象的な患者さんのエピソードがあったし、音楽表現もちりばめられていて、本当に読んでよかった。いや、まだ読み終わってないんだけど(^oo^;)返却日がワークショップの途中にやってくるので、今日いったん返却する必要があったのだ。あのね、特に面白かったのがイギリス人のCliveという人の話です。数秒前の記憶がもう消えてしまうという症状にある日襲われる音楽家。この人、ルネッサンスのラッススという作曲家の研究でも知られた人で、指揮もするしオルガンも弾くし歌も歌う、音楽研究かの顔もある。すごい人。時間の感覚をなくし、目の前にあるものが常に新しく見えるというのに、楽譜は読める。歌えてしまう。指揮もできてしまう。音楽が始まると最後まで音楽的に素晴らしく演奏できてしまう。そしてもう一つ不思議なのが、奥さんのデボラさんが奥さんがあることは、まったく記憶から消えない。彼女が前に来たのがどのぐらい前のなのかはわからない。昨日来たばかりでも、何年も会っていないと思い込んで、いつも訪問にすごくすごく感動して迎えてくれる。この人のことをイギリスのメディアがドキュメンタリーを作っていて、ユーチューブでここから見られます。1aとか1bとか、部分に分かれているので、順番に追っていくと全部見られるようになってます。演奏の模様もあるから、英語があまりわからなくても、興味深く見られるかも。英語だけど、ウィキにもエントリがここにあります。

話が横道にそれましたが(^oo^;)、とにかく午前中図書館に行って、この本を返却。ついでに新しい本を借りてきました。これから三週間後が返却日だから、ワークショップに持って行こうと思って。こんな本です。NPRという公共ラジオのクラシック番組のホストさんが書いたもので、音楽用語をとてもわかりやすく、しかも退屈させることなくエピソードや語源や歴史なども織り交ぜて、説明してくれています。一般のリスナー向けに書かれているので、本当にわかりやすい。がんばって読むぞっ。

昼前に図書館を出て、バスで59丁目へ。ランチはホールフーズのフードコートで豪華にすることに決めた。バスに乗ったのは、バスから地下鉄だと二時間のあいだならフリーで乗り継ぎができるから。健康的な野菜や、ピリ辛のインドカレー、サワークリームなどと、ベーグルを一つ。うまかったぁ。本を読みながら豪華気分。たまにはいいよね、こういうのも。700円ぐらいかかっちゃったけど(^oo^;)ちょびっと後悔したのが正直なところ。でも、たまにはいいのだ。で地下鉄に乗ってホームへ。

オフィスに着くと、たくさんメッセージが入っていた。そのうち三本はジョンから。来週の木曜の礼拝のことを頼んだんだけど、今週の木曜だったか(つまり今日)、来週だったかわからなくなったから確認したいと。こないだの日曜に誰も来なかったこともあるし、ちゃんとしたいからって。そういう気持ちってうれしいなって思った。すぐに折り返し電話して、来週だよって伝えた。ほっとしていた。なんか始まりからいい感じ。

もう一本は、なんと次の日曜に来る人から。今度の日曜は、必ず行きますからという丁寧な確認の電話だったよ。この時期夏休みをとる人も多いけど、私は行きますからって。嬉しいなー。

そうこうしているうちに、ユージニアが登場。礼拝が始まるまでまで半時間あるけど、早めに来てくれたんだ。まずはレクレ担当のボスのところにこないだの日曜のことを話しにいったみたい。で、帰ってきてまだ礼拝まで時間があったので、コンピュータのことを伝えることにした。こないだも一度簡単に説明したんだけど、そのときは、私がPCの前に座っていて、彼女がメモをとっていた。でも、今日は、彼女にPCの前に座ってもらって操作してもらった。電源を入れるところから、パスワード入れてシステムに入って、一番私たちには大切な、毎日届く入院患者や部屋の変更などの資料が添付されたメールへのたどりつき方と、どうやってそれを記録しているかなどを説明。来週火曜には聖書勉強会をやりにここにきてくれるわけだし、知っておいてくれるとありがたい。伝えられてよかった。

礼拝は、エリザベスも来てくれていい雰囲気になった。ただ、私はちょっと疲れ気味でムードが全開とまではいかなかったけど。ユージニアは全開やったなぁ(^oo^;) ほんとはエリザベスがすることになってた説教も自分がやっちゃったし。何かみんなに言いたい気持ちがあったんでしょぅね。それもまたよかったみたい。何人もの入居者の人たちが歌ってくれたり、祈ってくれたりしたし。キャンセルしなくて、やってよかったなぁ。

礼拝の後、エリザベスはすぐに帰宅。
ユージニアはランチをもらってきて、オフィスで食べ始めた。時間は三時半。私は、これで失礼しますと帰りかけた。急いでいるのかって聞かれて、ちょっと疲れているからと答えた。大丈夫かと聞かれて、正直、ここにいるのに疲れていると答えた。そしたら、ユージニアが、「昨日のこと、ナオコを責めるつもりじやなかったの。ごめんなさい」と、真正面からあやまってくれた。で、自分の気持ちを丁寧に説明し始めてくれた。これまでのいろんなエピソードも含めて。どうやらイェバとの間に、色々誤解があるみたい。気持ちの行き違いとか。でも、私がはっきりそれを指摘するわけにも行かないので、きっと誤解があると思う、私が聞いてる話ではこうだよ・・・って感じのことだけを言って、直接話しをして、解決するといいねってことに。

私が「あのね、ユージニア、もし、この事務所を1人で好きなように使いたかったら、そうしてくれていいよ。私はここでどうしても仕事したいってわけじゃないし、事務所を使わずに通うこともできるし。とにかく、あなたに気持ちよく仕事をしてほしいから」といったら、「とんでもない。ナオコはここにいてほしい。ナオコが帰ってくるのを待っているから」と言ってくれた。

ユージニアも昨日の電話ですっかり興奮してしまって、私に対してつらく当たったことを申し訳なかったと思ってくれていたんだとわかって、それで私の気持ちもだいぶ快復したかな。

それから二人してマクドに。1ドルのヨーグルトパフェを食いつつまた半時間ほど。教会によっての礼拝の違いについて話した。このホームでの礼拝は、とにかく入居者の人にアクティブになってもらうことを主眼にしている。牧師が話す時間よりも、入居者の人に歌ってもらい、話してもらい、祈ってもらうということ。これは実はイェバが来たときにはそうじゃなかったらしい。最初礼拝の時間は半時間以下だった。理由は、入居者の人の集中できる時間が限界だから。

でも、イェバはがんばってそれを変えてきた。居眠りするヒマがないように、入居者の人にアクティブになってもらうように変革してきた。そして今がある。今の礼拝は1時間以上も続くのだ。ユージニアはこの形になってからしか知らないから、イェバが作ってきた形だと知らなかったみたい。

いつかイェバが話してくれたんだけど、このやり方は、ブルックリンの私たちの教会から学んだんだって。うちの教会、信者さんが話すコーナーが長いと思う。確かに。他の教会のことは知らないけど、日本の教会だと信者さんが話すなんてあまりないもんなぁ。ここで通ってるブルックリンの教会は、「喜びや悲しみを分け合いましょう」というコーナーがあって、信者さんが次々に立ち上がって、「息子の誕生日なの!」とか「友人が重い病気で入院しているから祈って!」「今日は両親が尋ねてきてくれていてすごくうれしい」「試験に受かって無事資格がとれたの!」と、次々に報告する。嬉しいことも哀しいことも。ときには10人以上の人が話し、それにみんながいちいち、ふーん、ほー、すごーいと反応するのね。私はこの時間が大好き。ユージニアの教会では、信者さんが話すといっても、二人ぐらいがせいいっぱいだって。だから、この話に驚いていた。それから追悼のキャンドルをともす時間というのがあるんだけど、これも毎週二組の人がキャンドルをともす。誰のことでもいい、家族でも友達でも、今年でも何年前でも、とにかく亡くなった魂を思ってキャンドルをともす。ともす前にその人のことをマイクで話す。これもユージニアの教会では年に一度なんだって。まとめて亡くなった人の名前を順番に呼んでいくんだって。二人して、お互い驚いた。教会によって色々違うのねーって。ユージニアがうちの教会の礼拝に来てみたいっていうので、いつでもどうぞって答えた。

帰宅したら、イェバからメールが来ていた。
私からの疑問や質問に答えてくれていて、帰ったらすぐにユージニアと話すと書いてあった。それから私を気遣う言葉もちりばめられていて、温かい心遣いが伝わってきた。

なんか、いろんなことがあったけど、ワークショップに行く前日になって、モノゴトが全部快復に向かっていくというか・・・・そんな一日になった。なんかよかったなぁ。

八月にもうすぐなってしまう。なんか噂によると、八月にはもうそろそろ新しい牧師が来るやろうという話もあるらしい。教団の情報によると。ってことは、私がワークショップから戻ったら、来てはるんかなぁ。そうやといいなぁ。そのときにはイェバとも再会できる。三週間も会わないのは初めてだし、その日が待ち遠しいかな。

喉の調子はまあまあってところまで来たかな。まだ腫れてる感じは残ってるから、練習は自粛。キャロリーとのデュエットは心配だったんだけど。礼拝で少し歌ったし、それでおいておこう。

荷物のパッキング。明日出かける用意をしてからしか入れられない、ドライヤーとか化粧品をのぞいて、だいたい詰めた。

今回の変更点は、下着とティーシャツの数。前回、途中で休みもあることやし、こまめに洗濯しようとパンツとか3-4枚しか持っていかなかった。いや、洗濯はしたんですけどね(^oo^;)でもしんどかってんなー。ってことで、今回は洗濯しなくても済むように八枚ずつ入れたぞっ。これで音楽に完全集中なのだ。そして休みの日は、休むのだー。前回持っていかなくて不便だったホッチキスや消しゴムも入れたし、うん、準備万端!のはずだ。

向こうからもきっと更新すると思うけど、前回の反省を生かし、ムリをせず、短い更新になるかもしれません。

みんなも夏ばてしないように、体調に気をつけてくださいね(^oo^)/~~~
今日は元気を取り戻したぶたこでしたー(^oo^)
by butakotanaka | 2008-07-24 20:02 | NY・留学