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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

先週に続き大忙しの月曜と、予定が少ない火曜

火曜の夜になってます。

今朝は寝不足で目が覚めました。ゆうべ寝たのは二時半過ぎ。。。。なぜそうなったのかはこれからお話します(^oo^;)ってたいしたことないけど。

月曜の午後は月に二回ホームでの音楽アクティビティをやっていて、隔週の予定なんだけど、先々週の予定をイェバが留守だったこともあって、先週に延ばしたので、今週と二週続くことになりました。

ってんで、昨日月曜は、まずは指揮のクラスからスタート。
これがですね・・・・。いやー、だんだん大変なことになってきました(^oo^;)難しくなってきたもんね。昨日の前半はまず、キューだしの訓練。学生さんたちにはメールが事前に言ってたらしいんだけど、八小節の曲を作曲します。曲といっても、音の高さは関係なく、四分音符だけを合唱4パート、適度に散らすという課題。一拍目は、アルト、四拍目にテノールが出て、次の小節のニ拍目にはベースだとか。その何箇所かで、二拍連続で違うパートに音が出てくるように作ります。で、指揮する生徒以外は、合唱の各パートの歌い手になります。自分のパートのキューが出たら、「ター」という。これだけ。でも、これがなかなか難しい。キューというのは、ハイっというタインミングでいきなりそっちを向いてもだめで、その前の呼吸が必要なわけです。なので、「さんはいっ」というタイミングがいります。この「さん」の部分で歌い手が「ター」という準備ができて、「はいっ」となったときに、安心して「ター」といえるわけです。

事前に準備していた学生さんたちは、その楽譜を二部つくり、先生が一部持って、その通りにできているかを見ます。私にはその連絡メールは来なかったので、たぶん、私はしなくていいと先生は思われたのかも。でも、たまたま、作ってきていなくて、この場で作りますという学生が二名ほど(^oo^;)。ってことで時間の空白ができたので、先生が「ナオコもやってみる?」と声をかけてくれました。そう言ってくださるのなら・・・とうなづいて、その場で作曲。本当は事前に作っておいて、キュー出しの練習をしてからクラスに出席するという順番なんだけど、とにかく、その場で作ったもんだから、すごく難しかった。何回か失敗してやっと四回目とか五回目で形になったかな。学生の中には、最後までできなかった子もいたし、キュー出しそのものはできても、ブレスが吸えていなかったり、顔を見られなかったり・・・と、いろいろアドバイスを受けていました。

私の番が終わったときの先生のコメントは、「ナオコは、誰も歌っていないときに、拍を叩かないで、最小限の振りにとどめていたわね。それがよかったわ」と言ってくれました。あー、褒めてもらえて救われました(^oo^) 実際の楽譜では、もっともっとややこしいキユーもあるけど、練習してから行けるから、少しは安心なのかなぁ。

で、後半。次期の準備段階に入るということで、説明がありました。
次期は、こないだも書いたように、アルバイトで雇われたたぶん学生さんたちの歌い手が来てくれて、実際に合唱の練習をつけるという実習。課題曲がモーツァルトの有名なアヴェ・ヴェルム・コルプスだと発表されました。学生さんたちには事前に楽譜も配られていたみたいです。私にはその場で配られました。

とにかく一度歌ってみます。私は過去に女声合唱で何度か歌った経験あるかな。あっ、混声でもあるな。この曲、なんか歌いにくいねんなぁ、神経使うねんなぁ・・・ってのが印象。深く考えて歌った覚えなし(^oo^;) 一人ほとんど1パートという状態だったけど、なかなかの難物にみんな苦労してるみたいでした。私はソプラノを担当。先生の指揮はやっぱり安心して歌えます。とても遅いテンポのこの曲を先生は、二つ振りしてはりました。二つ振りでキューだしするのって大変そうやな・・・とか思いながら歌っていました。

で、今度の月曜までの課題が二つ発表されます。グラフィカル・アナリシスというのと、訳文の提出。グラフィカルアナリシスって何ですのん(^oo^;)ってちんぷんかんぷんの私。先生がホワイトボードで少し説明してくれました。楽譜を分析するのに、直接楽譜に書き込むのではなく、別の白い紙を用意して、そこに曲の設計図みたいなもの、イメージ図みたいなものを書き込んでいくというもの。前奏が何小節で、この言葉には何小節、調性は何とか、音程はどんなんとか、とにかく、いろんな特徴というか色合いを加えていって、全体図を見渡せるようにするって感じかなぁ。言うは簡単だけど、そんなんできませーんって思いましたよ(^oo^;)

訳文の方は、単語ごとの訳語と、文ごとの訳文と両方書いてくるようにと。もちろん英語でです。元の言葉はラテン語。これは検索とかしたら有名な曲だからひっかかりそうだな。

曲を分析する上で、あるいは練習をつけていく上で大切なことは何か・・・という話もしました。まずは、言葉。どんな意味の言葉が使われているのか。そして、曲、どんな単語のときに、どんな色の和声になっているのか。言葉の意味と音楽の色が密接にかかわっているはずで、リズムや和音がどうなっているのか。

それからパートごとへの訓練として、三和音の中で、どの役割をどのパートがになっているのか。息継ぎはどこですればいいのか・・・・。いろんな要素を考えて、自分なりに曲のイメージを完成させて、次回には、この課題提出以外にも、全てのパートを歌えるようにし、鍵盤を弾ける人は伴奏パートを弾けるようにして、そして指揮できるようにしてくること。ここまでが課題。

いやー、ようさんありますな、課題(^oo^;) わたくし、この土曜と来週の火曜が本番なんですけど(^oo^;)このややこしいときに、この課題はなかなか痛いもんがあります。別に聴講しているだけなんだから、課題しなくていいと思う。聞いたらたぶんしなくていいよって言ってくれると思う。でも、やっていけば見てくれるかもしれない。見てくれるかもしれないのなら、やりたいと思うのが人情です。やるぞ・・・・と、何もかも終わって夜に帰宅してから、とにかくネットで、日本語と英語で音楽理論やら、この曲に関してのエピソードやら解説を読みまくっていたのです。読んでいくうちに、少しこの曲の難しさ、偉大さ、一筋縄ではいかないすごい曲なんだってことが分かってきた。役に立つそうなウェブをお気に入りにとりあえず登録して、寝たのが二時半になったのでした。

指揮のクラスが終わったあとは、(昼)をゆっくり食べる時間もおしんで、途中のデリでベーグルを一つ買い込んで地下鉄に。いつもなら前の週に準備する模造紙に書く歌詞もまだ書けてない。先週は風邪で休んでいたから。やばいのだ。

ホームについて、レクレの係りの人に「今日音楽アクティビティやりますから(^oo^)」というと、聞いてないといわれた。先週責任者の人にちゃんと確認したのになぁ・・・。でも、やるのならみんなを運んであげるわと快く言ってもらえた。よかった。

さっそくオフィスにこもって、ワードで歌詞を打ち込み、その後、模造紙に書き込む。なんとか時間までに仕上がった。よかったー。

予定通り2時半から開始。この日は有名な「きよしこの夜」なんとアルトパートに挑戦したのだ。メロディは誰もが知ってるし。自己紹介は、感謝祭に食べる料理で好きなのは?という質問にしてみた。ほとんどの人がターキー。七面鳥ですな。で、ソースはやはり定番のクランベリーが一番人気で、次がソースではなく、スタッフ詰めといって、体の中にいろんなモノを詰めてオーブンで焼くやつ。

曲の練習は以外にすんなりいった。体操と発声のあと、まずは前にやった峠の我が家の復習からしてみた。知ってる曲を安心して歌うといいかなって。みんな元気よくうたってくれた。そしてきよしこの夜のメロディを一緒に。高い音が苦しそうだったので、口をしっかりあけて、ゆったり息をしてリラックスして歌ってみるように言うと、何人かの人の声が変わった。えらいもんや。

いよいよ、アルトパートの練習。まずまず成功だったと思う。全員でアルトパートを何度か歌った後、メロディをどうしても歌ってしまう傾向にあるグループの人たちには、無理なく(^oo^;)メロディを担当してもらい、アルトを覚えたそうな挑戦意欲のありそうな人たちは、私がまずはマイクで応援しながらアルトを。二重唱に挑戦。いやはや、ハモってましたよ! メロディは、後ろでデイルームにいた人たちを世話していた看護婦さんも一緒に歌ってくれた。部屋の中はすっかりクリスマスムード。次回は12月のはじめ。もう一曲クリスマスの曲を何か・・というと、ジングル・ベルがいいとリクエスト。ではそれに決定! 楽譜探さなくちゃ。

すごいなぁ、ハモっちゃったよーってなんか嬉しくなった。参加した10人ぐらいの人たちも嬉しそう。記憶がはっきりしない人も何人かいるけど、峠の我が家は、耳が聴こえないと資料には書かれている女性がしっかりした音程で歌ってくれた。人の話し声は聴こえなくても、音楽は少しはきこえるのかもしれないなぁ。音楽にはいろんな可能性があるんだなって改めて思った。それにハーモニーを作ると、それが響いているだけで、部屋の中の空気がなごむ気がした。癒しというかそんな効果があるのかな。

終わって、イェバといつものようにアイスクリームタイム・・・と思っていたら、嬉しくないニュースが。入院している入居者の一人の具合があまりよくなくて、もう長くないかもしれないって。その人が、ホームの自分の部屋から大切なものが入ったバッグを二つ探して持ってきてほしいという話。イェバと2人でその人の部屋に行き、ロッカーやらタンスを大捜索。人の持ち物を勝手に探すって何か気がひけるけど、こういうときにはそんなこともいってられないし、その人の望みなのだから仕方がない。その人の友人や教会の牧師先生に連絡をとったりして、しばらくバタバタした。

四時半ごろになってやっとマクドタイム。お昼をあまり食べていなかったのでお腹すいてた。イェバもランチがまだだったらしく、2人して100円マックメニュー(ダラーメニューといいます)、マックチキン、ポテトの小、そしてアイスクリームを食べた。ごちそうだ。三ドルだけど(^oo^)

地下鉄に一時間半ぐらい乗って、コロンビアの練習に行く前に、楽譜を取りにアパートへ。私の引越しは12月半ばに決まったんだけど、昨日は、次の入居候補の人が部屋を見に来ていた。まあまあ感じよさそうな人かな。私は楽譜だけとって、さっさと部屋を出た。その人にゆっくり見てもらった方がいいだろうし、マージも私がいないほうが、いろいろと交渉もしやすいだろうし。

コロンビアの練習は、いつもの教室ではなくて、ワンワンとした響きなれるために、ドッジホールというその建物の一階ロビーに電子ピアノを持ち込んで、そこで歌った。普通のロビーなので、授業が終わって帰る学生とかが頻繁に通る中で、真剣に歌っている私たち(^oo^;) なんか面白かった。ときどき拍手ももらったりして。でも、このワンワンした響きの中で練習するのは有益。とにかく、自分の声はまず聞こえないし、すぐ近くで歌ってるはずの自分たちのパートの人もきこえない。他のパートの人の声がぼーっと遅れて聞こえるのだ。だからどんどんテンポが遅れる。指揮者をしっかり見ないといけない。自分だけでも歌えるようじゃないといけない。みんなの覚悟がだいぶ決まったんじゃないかな。自己練習をしようと思った人多いんじゃないかな。小アンサンブルの曲もやってくれた。トリオ歌ったけど、自分の声が響きに吸い込まれて、まったく響いてないように感じる。すごく小さな声に。でも、後で聞いてた人からは、すごく響いていたって。こういうの、本当にわからない。当日演奏する教会も、すごく響く場所みたい。風呂場みたいなもんかな。風呂場で歌うと気持ちいいけど、天井が高すぎると、その響いているのが自分には戻ってこないんですね。観客は気持ちいいけど、歌ってる方はそんな気持ちよくない。これが難しい。どうなるのかな。うまくいきますように。

来週火曜にあるこのコロンビアのコンサートの方には、どうやら、ホームからあのいつも可愛がってくれているピアノの生徒さんが来てくれそうになってきた。ユージニアが送迎サービスの車に一緒に乗ってきてくれるって。嬉しいなぁ。見てもらえるなんて。土曜のコンサートも火曜も、何人か友人が来てくれそう。楽しんでもらえるように、がんばって演奏しなければ。

ってことで、月曜の予定終了。



火曜の今日は、昨日お気に入りに登録したその楽曲分析に関するページをひたすら読んで勉強。昼から疲れたから、少し昼寝。そして、夕方からは12月にある小さなコンサートの五重唱の練習。九時半から折り鶴講習会の予定で、お隣にいったら、明日が数学の試験になったとかでキャンセル。こっちもなんか疲れていたからラッキーかな。来週のコンサートに家族で来てくれるんだって。嬉しい(^oo^)


ってことで。もう夜中過ぎてしまった。
夜の時間は、音声ファイルでアヴェヴェルムのを探して、ひたすら何度も聴いて、各パートの音をひろった。この曲、ほんまに難しいなぁ。

明日は、声楽のレッスンだ。寝なければ。夜はコロンビアの通し練習もあるし。

今週ホームに行くのはあとは木曜だけでいい。本番前だからムリしなくていいといってくれた。ありがたいな。

あー、ちょっと腰が痛いぞ。しっかり寝よう。
おやすみなさい(^oo^)/~~~
by butakotanaka | 2008-11-18 23:59 | NY・留学