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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

お正月の日々と環境の変化

正月も4日が過ぎました。
元旦は結局、一日家に居て、発声、合唱団の曲の練習、読書、書き物・・・とかして終わってしまった。ぜんぜん正月らしくないかも(^oo^;)

2日は、本当は午後からホームに行くつもりだった。昼前、イェバからメールが来て会うことに。話すうちに、色々考えることがあって、結局いくの中止。そのまま夕方までイェバたちと過ごして、夕方から金曜コーラスに。

この日からユージニアが正式にホームの牧師になった。その彼女を助ける意味でも、礼拝も何もなかったその日だけど、ホームにいてあげた方がいいのかなって思ってた。でも、イェバの意見は反対。彼女自身もしばらくは前の牧師として、逆にホームに顔を見せずに、ユージニア1人にしてあげるつもりなんだって。それが牧師を交代するときの、ここの教団のしきたりでもあるんだって。特に礼拝や聖書勉強会なんかの宗教的な行事のときは顔を出さないつもりだって。私の音楽クラスや、ときどき入居者の人たちを個人的に訪ねて近況を話したりするぐらいにとどめるつもりって。それもしばらく間を空けてからと。

で、私のことはどうしたらいいのかって二人で考えた。私は間を空けている間にここでの滞在が終わってしまうし、やはり基本的には通い続けようと思う。でも、この日、クリスマスの前以来いけてなかったホームに久しぶりに行ったら、みんな私を懐かしがってすごく喜んでくれるかもしれなくて、それが逆にユージニアの新しい牧師としてみんなに愛される過程の邪魔になるかもしれない・・・って。なるほどなー、そうかもなー、しばらく行けないから行きたいと思うのは私の思いだけど、それを考えると今日はやめておこうか・・・という結論に。

今、というかこれからの私の立場は少し変わるかもしれない。最初に去年4月からホームに通い始めたときは、その前から連絡をとりあっていたイェバが牧師で、彼女が私を気に入ってくれて、入居者やスタッフの人たちに「私のアシスタントなのよ」と紹介しはじめて、牧会関係のボランティアとなって、特に礼拝なんかの音楽面で働くようになった。そこには、イェバ自身は歌も楽器もできなくて、私の存在が役に立つということもあった。音楽以外でも、入居者の人たちから聞いた話をPCのファイルに保存したり、いつか録音もできたらいいね・・・とそのあたりの価値観が似ていた。

でも、今度牧師になったユージニアは、彼女自身が牧師でもあり、素敵なミュージシャン。私のようなクラシック音楽ではなく、もっとジャズっぽいというか、黒人音楽的なところがやっぱりあるのかな。私にはない魅力をたくさん持っている。彼女と礼拝をするときは、私が伴奏できない、楽譜には載っていない、そんな歌が即興でバンバン出てくる。そんなとき、私は手拍子ぐらいはできても、演奏としては参加できない。私が伴奏できる讃美歌を使うとき、音域が低いユージニアは歌うのが苦しそう。オクターブ下で歌ってくれるけど、心地よさそうでもない。でも、私が歌うのを喜んではくれているし、私がピアノを弾くのを喜んでくれてもいる。でも、あえていうと、私がいなくても、音楽面で十分ユージニアだけでもやっていける、そんなタイプの牧師さん。

一方で、入居者の人たちやアダルトセンターの利用者の人たちの中には、私のなれてきた人たちも多くて、私の奏でる音楽を楽しみにしてくれている人たちも多い。私は4月以来ホームに滞在する時間がユージニアよりは長かったので、名前を覚えてくれている人たちも増えてきた。

それからもう一つ。牧会ボランティアとは別の部門として、秋から私が始めた音楽クラスというのがある。これは牧会としてではなく、レクレーションの一部として始まった。私がやりたかったことの一つ。礼拝や聖書勉強会とかには、クリスチャンの人しか来ないし、どんな話をしても、どんな音楽をしても、結局神様の話に落ち着いてしまう。私は、キリスト教と関係ない話もしたいし、讃美歌じゃない歌もみんなと一緒に歌いたかった。これは二週間に一度の月曜日。ユージニアの仕事とは関係ない部分で、帰国まで続けていこうと思う。

こんな色々な変化があって、これからホームに通う日数や、時間や、気持ちの持ち方について、最近よく考える。今、牧会関係で働いているボランティアの人たちは、イェバの方針で集められた人たち。そのどの人たちとこれからもつながり続けていくかは、ユージニアの思い次第。私は必要とされるのかな? それも分からない。必要とされたとして、音楽面でもいろんな考え方の面でもイェバとまったく違うユージニアとどのぐらい違和感なく、残り三ヶ月やっていけるだろう、これも未知。とにかく、少しずつ話し合ってすすめていくしかないんだけど。

とにかく二週間に一度の音楽クラスは自分の主催だし続けることが前提として、あとは、火曜のアダルトケアセンターである聖書勉強会と木曜のホームである礼拝、この二つを両方とも手伝うのか、あるいはホームの礼拝だけにしぼって、火曜をフリーにして、ホームの人たちを中心に付き合うことにするのか・・・・。いろんな選択が可能だと思う。


もう一つ。ホーム以外で新しい話が出てきた。これからしばらくだけのことだけど。夏に参加したワークショップの主催者、ウェスタンウィンドから声をかけられて、二月の週末にあるワークショップにまた参加できるかもしれない。今回は、全額が奨学金出ないこともあって、事務所の仕事を何日か手伝ってくれないかと頼まれた。その働いた分で、ワークショップの受講費をまかなえるようにすると。これはとても親切な申し出だと思う。去年、自分の実力の足りなさを痛感した体験。あれから合唱団に所属したり、レッスンを受けたりして、自分も少しは成長したのかな。もう一回ワークショップに参加できるなんて、思ってもみなかった。夏に出会った人たちにも何人かと再会できるかもしれない。すごく素敵な話(^oo^) 事務所はマンハッタンのアッパーウエストサイドにあるので、週に1日か2日、夜マンハッタンで合唱団の練習があるときに、昼間手伝うことになった。

夜の合唱団の練習は、月曜、水曜、木曜、そして金曜コーラス。火曜と金曜がお休みで、日曜は教会での聖歌隊。月曜の午前中は指揮のクラスがまた始まりそう。これもまだ未定なんだけど。

で、昼間は、二週に一度の月曜の午後と、火曜と木曜の午後、でそれ以外に事務所の手伝いと、声楽のレッスンが週に二回。これは、かなりのスケジュールになるかもしれん(^oo^;) といっても、午前中に目を向けると、月曜以外はほとんど家にいられることになるから、自分の練習は午前中にできそうで、フルタイムで働きながら音楽活動している人たちに比べたら、ずっと楽なのかも。


事務所の手伝いは二月の半ばまでだと思うし、木曜の合唱団は二月末の演奏会までで終わり、だんだん予定が少なくなってはいくんだけど・・・・。


こんな自分の環境の変化、イェバがしばらくホームに来ないということ、ユージニアの新しいやり方や方針に自分がどのぐらい対応していけて、必要とされるのかということ、これからの三ヶ月のスケジュールの立て方、しばらく悩むことになりそう。

ともあれ、2日、イェバとそんな話をゆっくり出来たこと、考えが聞けたことはよかった。しばらく話せてなかった間に起きたことをゆっくり報告できたし。テンポが速くないタイプの人なので、いつもゆったり時間を持って話ができるのは、私には大きな救い。英語をはなしていると、いつもあせっている自分がいる。もっと能率よく話さなくちゃ、もっとさっさと、まとめて・・・・と思うと余計にまとまらないし、どもってしまうのだ。だからゆっくりしたテンポの人と話すと、かなり気持ちが安定する。でも、もちろん私の周りには、いつも忙しい人もいっぱい。そしてそんな人たちも私の愛する人たちで、話したい人たち。で、しんどいと言いつつも、そんなテンポが速い人たちと話すのも、結局は訓練になっているはずなのだ。両方あるからこそいいんだよね。うん。



2日で長くなった(^oo^;)
3日は土曜やな。2日の金曜コーラスがイギリスから古いメンバーが訪ねてきたこともあって、夜中の一時まで盛り上がって、帰宅が二時(^oo^;) で、土曜はまたマンハッタンのアッパーウェストサイドで友人宅のランチに呼ばれていたので、10時前にやっと起きだして用意して、約束の12時半に間に合うために、11時にはもう家を出てました。こういうとき、前のアパートだったら、歩いていけたのになぁ・・・と思わなくもないですな(^oo^;) ランチは3時ごろまで。奥さんが日本人という家庭だったので、メインはお雑煮。玄米のお餅に、人参と大根入りのお雑煮。すごく美味しかった。NYに居てこんなものが食べられるなんて感動だー。デザートは、私が買っていったブルーベリーとブラックベリーのヨーグルトかけ。それからその後は柏餅だ。すぐ近くの日本食スーパーで買ってきたもの。堪能しましたぜぃ。

4時から6時まではブルックリンの教会で聖歌隊の練習。これから春にかけての曲をざっと予習。途中から礼拝堂の中が暗くなって、歌詞を読むのが大変だった(^oo^;) でも2時間ばっちり楽しい練習ができましたとさ。中には私が帰国した後に歌うのもあって、少し寂しさを感じたけど。


そして、今日はもう日曜。
あっという間にリサが帰ってくる日。
礼拝が終わってさっさと帰宅。昼からしばらくは、書きたかった長いメールを書いた。すごく書きたかったことがあって、でも話が長くなるので、ずっと手をつけられないでいた。今日久しぶりにまとまった時間がとれたので、やっと書き終えて、頭の中にあることを追い出して少しすっきりした気分かな。すっきりした・・・というほど、まとまりのある文章にはならなかったけど、それでもなんとか思いが伝わっているといいなぁ。そういえば、ゆうべも寝る前、もう一つ別の長いメールを書いたんだった。気持ちを説明するのに状況の説明がまずいるというメール。今日のも昨日のももちろん両方とも英語。理論の立て方って、どこか日本語と違う気がするし、日本語だと思うままにどんどん書けるけど(長くなるのは同じだけどー(^oo^;))、英語になるとまた違うような気がする。

とにかく、書き終わってほっ。気がついたらちょっと頭痛してた(^oo^;) 昼寝だーと、1時間ほどどてっと横になる。

起き上がって驚いた。ここ半地下にある私の部屋のドアには、簡単な鍵がついているんだけど、それが外側から閉まっていたのです(^oo^;) どちらからも鍵がかけられるようになっていて、普段は私が内側から閉めるんだけど、今日は私が寝ている途中で、ジョナサンがこの部屋にある洗濯機を使ったので、その後出て行くときに外から習慣で鍵をかけてしまったのね(^oo^;) 階上からは、もう帰って来ているリサの声や、ジョナサンの声が聴こえる。

おーい!ハローー!やっほーー!開けてくれー、リサーーー、ジョナサンー!と、間隔をあけて何度か叫んでみたが、なんとまったく気がついてくれない(^oo^;) 10分置きぐらいに三回ぐらいやってみて、あきらめた。この部屋には電話もない。こうなったらメールだ。リサはブラックベリー持ってるし、ジョナサンもパソコンここに持ってきてる、半時間ぐらいのあいだにはどっちかが読んでくれるやろ・・・と、「助けてくれー、締め出されたよー、鍵開けてくれー」とSOSメール。すぐには反応がなかったので、しばらくまたベッドに横になって待ってたら、30分ほどして、「ナオコー、すまんすまんー」(もちろん英語で)と、ジョナサンが大きな声であやまりながら降りてきたよ。あははははは。怖くなかったか? トラウマにならないかって、えらい気を使ってくれたけど、私は笑い飛ばせる程度に元気。おもしろい体験でした。はい。

その後、ジョナサンと私が夕食を担当。私はサラダを。ピーナツバター、味噌、しょうゆ、オリーブオイル、酢、ハチミツ、ゴマ、だし汁少しなどをあわせたドレッシング。これがなかなか評判よかったです。ジョナサンは、豆腐と野菜の炒めたの丼。ご飯は玄米。味付けはしょうゆ味。すごくアジア風の夕食。野菜がたっぷりですごくヘルシー。うまかったっす(●^oo^●) いつも日曜の夜に見る60ミニッツをみんなで楽しみ、ほどなく解散。リサは明日から通常どおりの仕事だって。


私は今年一回目の音楽クラス。みんな元気かな。久しぶりやな。ユージニアは出勤してるかな。週に20時間のパートタイムだから、必ずしも毎日いるとは限らない。会えるといいな。ゆっくり話して、彼女の要望や気持ちを聞けるといいな。


通常の日々がぼちぼち始まるって感じの明日。月曜午前中の指揮クラスは次の週からだし、月曜水曜の合唱団もまだ始まらず、夜の練習は木曜から。レッスンの日程もまだ未定。リハビリって感じかな。

いい一週間になりますように。いろんなことがうまく回っていきますように。みんなが気持ちよく過ごせるように、その役に私が少しでも立てますように。自分の健康管理がうまくいって、風邪引いたりしないように、神様守ってくださーい・・・・と自分勝手に祈る私(^oo^;)


ではでは、ぼちぼちと、おやすみなさーい(^oo^)/~~~
by butakotanaka | 2009-01-04 21:56 | NY・留学