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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

ぶたこぶのコレ書いて~三味線

さて、たこぶとの往復エッセイです。
今回のお題は「三味線」。

最近の私はどっちかっていうと洋風の音楽に関わりが深い生活なのですが、子供の頃は、けっこう和風な習い事をたくさんしていました。10歳まで離れて暮らしていた母が、一緒に住み始めてからも商売で家にいないことが多く、夕方早くから夜中まで帰ってこなかったので、一人でいる寂しさをうめるためにも、外の世界との関わりを持つためにも、習い事をしなさいとすすめてくれました。今から考えると、そんな費用も捻出してくれていたんだなと感謝ですね。

小学校高学年の頃は、なぜか、お茶、お花、三味線・小唄を習っていたのです。これって、小学生にしたら珍しいですよね。お茶とお花は、二軒お隣の運送屋さんの奥さんが先生をしていて、運送屋さんの二階に教室がありました。すぐ近くということもあって、ここに数年通っていた覚えがあります。といっても、そんなに真剣な習い事って感じではなく、毎回出てくるお饅頭が楽しみで、お抹茶も大好きで、そのお茶の合間にお花も生ける・・・みたいな感じかなぁ。たぶん、週に一度通ってたと思います。

三味線と小唄は、母親と一緒に通ってた覚えがあるけど、これはあんまり長続きしなかったような。家に三味線もありましたねー。母は仕事に必要というか、習っておきたいと思っていたらしく、あんたも一緒に習ったらどう?と連れていってくれました。1年は続かなかったんじゃないかなー。その後小学校の終わりから中学にかけての二年ぐらいは日本舞踊も習っていたので、ほんと、この頃は和風に傾いてました。今から思うと、もっとちゃんと続けていれば、今ごろ、使い物になったのになーって。っていうか、英語を学び出して、海外に友人もできると、逆にこういう和風の趣味がちゃんとあるといいなってあこがれるのです。外国の友人に教えてあげたい、見せてあげたいって。これから先の人生で、いつかまた習う機会があるといいのになぁ。自分で習うとなると、他にやりたいことに優先して費用をかける・・・・というのが、なかなか難しいんですね、これが。どうしても必要なことではないし。でも、いつも、何か新しい習い事を・・・と思うたびに、日本舞踊はまたやってみたいなぁ・・と思うことの一つです。

こういう習い事がまったく役に立たなかったかというと、そうでもなくて、前にも書いたけど、今でも時々日本舞踊の会のアナウンスの仕事を頼まれるのは、アナウンスができて、その上で、ああいう日本の音楽や踊りを少しは知っているということが理由なのかもしれないと思います。わかってくれている人がやってほしい・・・と主催者側は思われるようで。少しかじっただけでも、まったく知らないよりマシですもんね。人生、どんな小さな経験でも、邪魔にはならない、後で役に立つこともあるってことですね。


さて、話は戻って三味線。
多分、今、目の前に出されても、全然弾けません(^oo^;) 自慢ぢゃないけどっ。
覚えてるのは、調子に、本調子、二上がり、三下がりっていう種類があったなぁ・・・とか。楽譜は、数字譜やったなぁ・・・とか。三本ある弦がそのまま三線紙になっていて、おさえる弦のところに数字が書いてある。でも、音符の長さは分からん。長さは、お師匠さんから口伝えで教わって、それを覚えるんですね。バチの使い方も難しかったなー。あと、口三味線の言い方。「チリ」というと、左手の弦を押さえる指で、「り」のときに弾くとか。「シャン」となると、複数の弦を一度に弾きおろす音やったかなーとか。そのカナによって、奏法が現れていたって記憶です。流派は、里園流だった気がする。お師匠さん、お元気かなぁ。あの頃もう「おばあちゃん」って感じやったけど(^oo^;)

お琴や三味線や篠笛や尺八・・・。自分が日本人であるわけだから、こういう和風の楽器を一つぐらいできるといいですよね。楽器を買わなくても習えるところがあったら、これもまた、いつかやってみたい楽器かなぁ。

この機会にと、Wikipediaで三味線を調べてみました。
三味線の皮は、ネコからできているとどこかで聞いたことがあったけど、私は、実は信じてませんでした。あるいは、「上等なのだけはそうかもしれんけど、お稽古用とか、普通の人が使うのは、何か人工のに違いない」と思い込んでました。でも、今、これを読むと、えーーー「一般に」ネコを使用していたのー? ネコの腹だって(;oo;)怖いよー(;oo;)(;oo;) でもって、最近は材料不足のおりから、犬の皮が使われているとか。もっと怖いかも・・・・。知らんかったー。今や、ネコを愛する私たち、ネコの家族がいる我が家なので、それを考えると、前言撤回、やっぱり三味線は習いたくないよーって思ってしまいました(;oo;)

楽器って、バイオリンの弓とかも馬の毛だったり、動物を使っていることが多いんですよね。それって、複雑だなー。でもまだ「毛」ならいい。だって死ななくても毛ならもらえそうな気がするから。ネコの腹の皮・・と聞いたら、ものすご怖いよーと思ってしまいます。

あー、ここからどこにも話が進められなくなってしまった(^oo^;)

ネコが出てきたところで、わが家のもう一つの心配ごと。
この春の終わり、我が家のネコ、ぶーこが天国にいったのですが、実は、残った二匹のうち、ガラくんも最近元気がないのです。夏バテかなぁとも思ってたけど、どうやら違うみたい。食べなくなり、水もあまり飲まなくなり、げっそりやせてきて、じゃれてこなくなり、寝ていることが多くなり、ゴロゴロしたり、ニャアニャアと可愛い泣き声もあげなくなり・・・・。獣医さんに相談して、部屋を涼しくしたり、新鮮な水をと色々してみたけど、あまり変わらない。この週末、先生のところに連れて行ってみてもらおうと思っています。ぶーこが逝ってしまってまだ日が浅いというのに、ガラも・・・というのはつらすぎるし、がんばってこの夏を乗り切って、また涼しくなったら元気になってくれないかなーというのが、私たちの願いです。


三味線からこんなところにいってしまったわ(^oo^;)


さて、次のお題のリクエスト、何にしようかなー。
そうそう、昨日ね、テレビ東京で10時からやってた番組、見た方おられます? 三林京子さんと元かしまし娘の庄司照江さんが主役で、実在する大阪のおばちゃんを演じてはりました。大阪市の財政のムダを徹底的に指摘するおばちゃんオンブズマンの話。これが、ものすご痛快でしてん。しかも、その再現ドラマ、脇役に至るまで全ての人が、カンペキな関西弁をしゃべってた。こういうパターンのドラマって、関西弁が不自然で、内容よりもそれが気になってしまうものなんだけど、昨日のは、ほんまその点でも気持ちよかった。主役の演じっぷりも見事で、シリーズ化して、二時間ドラマになれへんかなって思ったぐらい。あの家政婦シリーズみたいに。で、これは実際にあった話なので、ホンモノのその二人のおばちゃんも出演してはったけど、そのお二人のキャラがまた素晴らしい! 大阪のおばちゃん万歳!って思いました。再放送とかないかなぁ。


ってことで、次のお題ね、「おばちゃん」にします。
たこぶ、コレ書いて~(^oo^)
by butakotanaka | 2009-08-22 00:01 | ぶたこぶのコレ書いて