人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

もう寝るけど・・・・。

物思いに沈む秋・・・とかいう言葉ありましたかな?
仕事が一段落して少し時間ができると、色々と考えてしまうもんです。
人間、常に忙しいと細かいこと考えへんし、そういうことが続くと、考えないままずーっとやることに追いかけられててええんかいなと疑問持ってしまいがちで、かといって、時間がたくさんあったらあったで、しょうもないことを考えすぎる傾向ありますわな。

ここ数日思うことは、私ってどっちつかずの人生やなーってこと。
英語一生懸命勉強してるっていうても、たいしてモノになってない気がするし、
ピアノだって、たいしてうまいわけでもない。歌もなーって、どれも中途半端な気がするわけです。

いや、どれも大切にしていることなんだけど。

で、どれかに本気だして、必死になるっていうこと、できないのかっていうと、いざってなると、どこか臆病でどこか尻込みてしまう。

今日、レッスンに来られた生徒さんのお友だち、もう70歳前後だと思うのですが、これから四年生の大学に行くのよーって人がおられるらしいです。すごいなー。しかも絵描きさん。美術関係の学部で。これから四年間大学に行くって、決心するだけでもすごいし、自分の大切な資産をそっちに使うという勇気もすごい。四年遣り通すぞーっていうバイタリティもすごい。いろんな人がいるなぁって。


別の生徒さんとは、人間、年を重ねると、自分の生き方について、よかったなーって思えることもあるけど、なんで私ってこんなんやねんって落ちこむこともありますわなーって話し。

たとえば、何か一つのことに打ち込もうとすると、たとえば体調悪くなったり、たとえば家族に不都合ができたりして、やめなくてはいけなくなる。で、あー、自分って根性ないねんわ、長続きしないのねって落ちこむ。誰か親しい人ができても、そのお付き合いをマメに続けられない。あー、私って不義理なのねって思うってそんな話。

そうそう、その方は私よりも少し人生の先輩で、私はまだまだ青いのだけど、そういうことって感じる。根性ないなー、自分って思うことよくあるし。続けてこられたことも確かにあるけど、途中で投げ出した経験も山ほど。大学がさいたるもの。二つも中退しちゃって、ほんま最低~と時々思い出すし。習いごとだって、少しだけやってやめてしまったもの数知れず。それから人付き合い、せっかくつながった人たち、特に思うのは海外での出会い。カナダでもNZでもNYでも多くの大切な出会いがあったけど、なんとか年賀状を数人に出している以外は、本当にごぶさたで、クリスマスカード送るとか、ときどきお電話するとか、何かプレゼント贈るとか、そんなお付き合いが全然続かない(^oo^;)

でも、お互いそんな告白をしあったら、あー、人間ってそれが自然なんかもねってなった。そんなん積み重ねたもの、なんでも全部続けてきたらパンクしてしまう。人付き合いも、全部続けて全部の人にちゃんとしてたらパンクしてしまう。もちろん心にも他のことにも余裕があって、それができたらベストなんだろうけど。実際は、余裕がないときもあるし、できないこともあって、それが自然で、そんな不義理や根性なしを許しあうことが、大人になるってことの一部なんかもなー。できないこともある、またできるときにやればいい。やりたいやりたいと思いながら、それで人生がふいに終わってしまうこともあるのだ。でもって、やりたかったなーって思うことが、ないよりは、ある方がいいわけやんね。いつかは終わる人生だけど、いつ終わるって計算できないのが人の命だから、計画的になんて、できそうでできっこない。


そう、落ちついて考えてみたら、私は私でしかないのだし、無理しても仕方ない。
できることからコツコツとやるしかないのかな。


英語の本。少しずつだけど読み続けてます。
こないだここにあげた技術翻訳の本に加えて、週末、利用させてもらってる近くの大学図書館にいって、英文学を邦訳するときのコツを書いた本を二冊、国際会議で使う英語を特集した本を一冊借りてきました。夕食つくりつつ台所で読んだり、寝る前にベッドの中で読んだりしてます。


それから、ここ二日ぐらいピアノを少し一生懸命練習してます。
私は昔から速いパッセージが苦手でした。どうしても指がうまく回らなくて、つぶがそろわなくて、タッチが弱かったりして。何人かの先生に習ってきたけど、ほとんどの先生は、もっとしっかり弾いて・・・というアドバイス。しっかり弾こうとすると、しんどくてしんどくて。なんとか脱力しつつも、しっかりした深い音を・・・と思ってもいきづまってしまう、とその繰り返し。

それが、この間、シルバーコーラスのピアニストさんとピアノ話になったときに、脱力の仕方を教えてもらって、ちょっとピーンと響くところがあったのですね。ピアニストさんとはもう20年近くの友人だけど、ピアノの話をすることってそんなに多くはなかったのですね。相手の専門だし。でも、最近、私にもピアノの生徒さんが増えてきて、まったく初心者の子どもさんが生徒に加わったこともあって、どんなテキストがいいのか、どんな風に教えてあげたらいいのかって、色々質問するようになった。でもって、ピアニストさんの方も、あまり私とピアノの話をすることはなかったけど、だんだん関係が近くなったと思ってくれたのか、自分のピアノを私に聴いて欲しいといってくれて、こんな私のアドバイスというか、感想を聞き入れてくれたり。そんな交流のなかで、私も、だんだんピアノを練習したくなってきた。彼女のいうとおりに弾いてみたら、もっとうまくなるんじゃないかなーなんて思ったりして。

で、ここんところ、少し速いパッセージにも挑戦してみてます。
ハノンで準備運動して、ツェルニーの練習曲、最初の数曲しかレッスンで見てもらってない昔のやつ、一番と二番あたりをゆっくりからだんだん速く。決して力入れない。バッハの二声とか三声で昔弾いた知ってるやつをきれいにその改善したタッチで弾けるかどうか。で、いつかちゃんと弾けるようになりたいと思っている曲たち、メンデルスゾーン無言歌から二重唱、あと大好きなベートーベンのソナタ。なんとなく音がきれいになってきてる気がする。それでも左手は本当に情けないぐらい、どんくさい。うまくなるんかなー。このトシになっても進歩するんかなー。きっとするはず。やり方を変えたら何かが起きるはずとがんばってます。時間がある、とても幸せなことに神様から時間をもらってるわけだから、その時間を使って、自分を成長させたい。別に誰に聴かせるわけじゃないけど、うまくなりたいなーって。


熱心に通ってくださる生徒さんたち、その大部分が人生の先輩たちであるそんな人たちを見て、私もちょっと努力しなくちゃなーって、気持ちが引き締まる思い。その思いをちゃんと自分の行動にうつして形にしたいなってことが、このピアノの練習や英語の勉強になってあらわれているのかも。秋って、学びの秋でもありますよね。読書の秋も。

紅葉も今年はきれいらしいですな。
どっか見に行きたいなー。

とりとめもなく。つらつらと書いて。
では、おやすみなさい(^oo^)/~~~
by butakotanaka | 2010-11-09 23:54 | 日常生活