発表会がやってくるー(^oo^;)

私のピアノレッスン歴。
小学一年のとき、初めてピアノを習い始めました。
先生が家まで週に一度来てくれるレッスン。
母と離れて親戚の家に預けられていた私に、少しでもと母の気持ちだったと思います。ピアノも買ってもらって、今から思うと、贅沢やったなー。当時、電子ピアノというものは存在してなくて、ピアノを習い=本物のピアノを買うという図式だった気がします。でもって、とってもピアノを習うことがはやっていた。習字、そろばん、ピアノをやってる人が多かったな。私もご多分にもれず、習字もやってました。そろばんは習ったことがないなぁ。

で、三年生にならないうちにやめてしまいます。そのレッスンを。せっかくピアノを買ったのにもったいない!と今の私なら思うんだろうけど、その頃は嫌で嫌で仕方がなかったです。練習?ほとんど全くしなかったです。週に一度、先生が来る時間の寸前、10分ぐらいピアノにさわるだけ。あとの一週間はまったく何もしない。ピアノの蓋さえ開けなかったなぁ。そんなんでうまくなるわけもなく、バイエルの途中ぐらいまでしかいってなかったんだっけなぁ。やめた頃。

それから育ててくれていたおばあちゃんもおじいちゃんも亡くなり、小学校の後半で母と暮らすこと。寝屋川から大阪市内に出てきて、中学に入ってからは、少しのあいだエレクトーンを習っていました。たいして真面目にはやってなかったけど、自分からやりたいと言い出したこともあって、ピアノのときよりは真面目だったかなぁ。それも続かず、中学の半ばぐらいでやめてしまったと思います。

で、次にピアノを再開したのは、高校三年のとき。将来保母か幼稚園の先生になりたいと思い、初等教育系の短大に進むことを決めたことで、受験にピアノがあったのですね。これは弾けないとまずい・・・とレッスンにまた通い始めました。その時の先生に言われたことは、今年50歳になる今でも覚えてます。

「一番指が育つ大切な時期にまったくピアノをやってなかったわけだから、あなた、一生ピアノはうまくならないわよ」(^oo^;)トラウマになりそうな言葉です。で、バイエルの真ん中あたりからやり直しました。18歳でここからやり直しでは、ロクなピアノ弾きにならないと思いつつ、保母として子供たちの歌の伴奏できるぐらいまででもいいんだぃって開き直って。

結局、保母にも幼稚園の先生にもなることなく、ソナチネあたりまでレッスンした後また空白があり、大人になってから、合唱団の伴奏をすることになって、またそれに並行して少しレッスンに通った覚えがあります。そのときに見てもらったのが今通っている先生。ちょうど神戸の震災があった頃、通っていました。だから、17年とか前になるのかな。30歳も過ぎてますね(^oo^;)

伴奏することもなくなって、ピアノのレッスンに通う根性も消えて、もうずっとピアノを一生懸命弾くことなんてないのかなーって思ってました。気楽に伴奏するぐらいなら・・・と。

ずっとずっと私の中で、「あなたはピアノ絶対うまくならないわよ」と言われたあの日の言葉が忘れられなくて、あー私の指って動かないんだ、動くようにもならないんだって思ってました。

でも、最近、そういうのがあまり気にならなくなってきました。
今の先生のレッスンを再開したのがおととしの12月だから、まだ一年と四ヶ月ぐらいですか。一つ言えるのは、これまでの中で、自分が一番練習熱心になってるということ。理由は何だろう。

よく分からないけど、つらつら考えてみると。

一つは、音楽経験を積んだことかな。歌とか指揮とかで色々な音楽を経験して、仲間もたくさんできて、ピアノ以外の楽器の音色もたくさん聞いてきて、時にはアンサンブルさせてもらって、音楽に対するイメージが広がったというか、こんな風にしたいという思いが深くなった。だから、練習していても、指が動くとか、弾ける弾けないという以前に、どんな音楽にしたいという方が強くなって、そんな音楽にしたいから、弾けるようになりたい・・・そんな順番になったことかな。

二つ目は、自分の体力に自信がなくなったこと(^oo^;) 若い頃のように無理がきかない。徹夜もできない。一夜漬けも無理。だから日々、少しずつ積み重ねるしかないのです。少しずつしかできない。本番前詰めてできない。だから、本番のかなり前からエンジンが入るようになったのですね。

三つ目があるとすると、身体の使い方に興味が出てきたことかなぁ。指が動く動かないとかいうことが、もちろん年齢や体力の問題はあると思うけど、その限られた条件の中で、どんな風に自分の身体を使い、どんな意識の使い方をすれば、リラックスしてベストな状態になるのか・・・そんなことをいろんな本を読んで考えるようになったのですね。そしたら、案外動いてきた。結果として。いろんな基礎練習が楽しくなってきた。その成果があらわれて来たから。それを生徒さんにシェアして、その生徒さんがまた年齢は高くても、指が動くようになってきて、ますます面白くなってきた。自分が実験台になって、この年令でどこまで成長できるか試したくなってきたのですね。

「この年令」というのが、四つ目にあるのかもしれません。50歳というと、やはり人生の後半。体力を使うピアノの演奏、何歳まで現役でいられるのか、かなり先が見えてきたという思い。のんびり過ごすのもいいけど、ちょっとだけがんばってみようかな・・・と思ってきました。体力がある間に底上げをしておけば、少しでも長く楽しめるかもしれないって。

それから、とても大切なこと。音楽をするという意味が自分の中で深くなってきた。それを自分で認められたことかな。いっとき、音楽が苦しくて、全然楽しくなくて、やりたくなーいって思う時期があったけど、最近、家族の介護のことや、シルバーコーラスの皆さんの輝く笑顔、教会で神様のために賛美すること、いろんな経験を通して、あーやっぱり音楽ってええもんやなーって素直に思えるようになった。音楽を学ぶ環境を与えてもらっていること、素直に感謝できるようになってきた。せっかくここまで学んできたのだから、与えられた贈り物をいかすことは、大切なのかもしれないって。


今度の土曜に、ピアノの発表会です。レッスンを再開してから二回目の本番。
練習をしはじめた頃は、まったく歯が立たないと思った曲が、練習を重ねるうちに少しずつ弾けてきて嬉しい。それでも、本番で緊張して、自分のピアノじゃない楽器で弾くのは、とてもとても不安だし恐怖です。怖いから、また練習します。本番ではどんな演奏になるかわからないけど、練習でしか不安を取り除くことはできないと思うから、あと一週間、心を込めて練習するぞ。

そして、本番では、「発表会」と思わず、「演奏会」「コンサート」だと思って、演奏したいです。習い事の成果を発表するというより、その時聴いてくれる人たちのため、自分ができる最良の音楽の贈り物を届けるのだということ。その贈り物が少しでもいいものになるように、最後の瞬間まで磨き続けるしかありません。

大人になって一生懸命音楽をやること、子供たちが習い事としてやるのと、またひと味違うものがあると思うのです。今までのさまざまな経験が音楽に込められると信じて・・・・。

あー、怖いよー・・・・と不安が何度もおそってくるけど、それを解消すべく、練習・・・・ですね。
ふぁいとー(^oo^)/~~~
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by butakotanaka | 2012-03-25 17:41 | 音楽・趣味