音楽的にするために最後は非音楽的練習?

昨日発表会がやってくるーと日記を書きましたが、今日は生徒さんも来ない日。そして明日は最後のレッスン。ということで、練習気合入れなければ・・・です。

ここ何日か仕上げの段階に入って(その割にはまだまだちゃんと弾けないのだけど)、どういう練習をしているか・・・というと、かなり非音楽的な練習なのです。

まず最初の1時間、いやそれ以上は、基礎練習。
ドレミファソファミレド、や、ドミレファミソファレド、など自分なりに何種類かの基礎練習パターンがあるのですが、それを歌の発声練習みたいに、半音ずつ上げたりさげたりして、全部の調で弾きます。で、普通に弾くだけでなく、スキップのリズム、逆スキップのリズムなどでさらうのです。

それが終わったら、ハノン。1番から順番に今やってる18番だっけかな。そこまで。まずは左手だけで。それぞれの曲を、普通弾いたら「タタタタ」というリズムだとすると、それを、「タタタンタン」とか「タンタタタン」とか「タンタンタタ」とかリズム変えして、粒をそろえるのです。左手が終わったら次は右手だけ。そして両手あわせて。体力の限界が来たら、休憩しつつ。

音楽を磨くことはとても大切なんだけど、「わかる」ことと「できる」ことは別なわけで、そこが演奏の難しいところ。こんな風に演奏したいとわかっていても、実際、指が思う通りに動かない。なめらかに弾きたいと思っても、ドタドタと不規則なリズムになってしまう。やさしく静かに・・・と思っても、勝手に無神経な音が出たり、逆に指が弱すぎて音が出なかったり。こんな問題を克服するには、やはり基礎練習しかないわけで、自分の意識したとおり、意思どおりに指が反応してくれるように、弱い指も強い指も平均して反応するようにするには、結局は地道な努力しかありえない・・・と、本番が近づくほど痛感します。

基礎が終わったら、やっと曲。でも、気持ちよく弾くのでなく、またまたリズム練習です。
曲もペダルを使わず、ひたすら、タンタンタタとかタタタンタンとか、そんな風にリズム変えて、違和感あるところが見つかったら、そこばっかりひたすら。

でも、そのおかげで、少しずつ、思う音と、実際聞こえる音が、近くなってきます。とても面白い作業だな・・・と、成果が見えてくると、基礎練習が楽しくなるから不思議です。退屈に見えるその練習の先に、感動が待ち受けていると信じられるから。きっと英語の発音にしても、歌にしても、指揮にしても、どんな習い事にしても、同じことなんやろなぁ。本気にならないと、何も起きないってことですね。

さぁ、今日もがんばろうっと。
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by butakotanaka | 2012-03-26 09:55 | 音楽・趣味