翻訳の和訳基礎というクラスも体験してみた

翻訳のクラスは、今季は受講しないかなーと思うけど、今の時期、ちょうど秋学期が始まる前ということで、ほぼ全てのクラスが体験できるようになっていて、いつかは受けてみたいからと、翻訳の和訳基礎というクラスも体験してみた。

最初に、40分、翻訳クラス全般の説明会。
カウンセラーさんが、パワーポイントを完璧に使いこなして、もう素晴らしく流暢な語りで、能率的に説明してくれた。この学校の場合、基礎のクラスを最低1つ、その後専門のクラスを最低2つ終了したら、学校と提携しているいくつかの翻訳会社のトライアルを受けられるんだそうで、それが特色らしい。

でも、とにかく終了したらええっていう甘いもんでもなく、当然だけど、色々厳しそう。
大体、いくつ出しても、受からない人もいるし。
トライアルは、1年に二度あって、受講終了後二年間、つまり全部で四回受けられるんだって。一回目で何社かに受かっても、また別の会社に登録したければ、次の時に別の会社を受けたりもできるし、一度目はメディカルで受けて、次はITで・・・と分野を変える人もいるんだって。

どのクラスを受けるにしても、翻訳テストというのを提出して今のレベルを判定してもらい、和訳や英訳の基礎さえ難しいとなると、その手前の文法などの基礎の基礎を教えてくれるクラスを1つ追加しないといけない。だから、翻訳テストは、徹底的にしっかりやってから提出してくださいねーと言われたけど、私、もう月曜に提出してしまっていたのでした。徹底的にやってない気がする(^oo^;)と、そう言われると激しく自信がなくなった。あっ、でも、今季は受講しない予定なんだから、力試しのつもりだったからそれでもいいのか。来季、ほんとに受講するぞってことになったら、しっかりやらなくちゃ。

説明会に続いて、和訳クラスの先生が入ってきて授業の体験。
説明会のときは、四人いたけど、ここで新たに二人加わって、生徒は全部で六人。
思ったより少なくて、体験クラスといっても、順番に当てられて、まずは課題の英文を音読し、次に先生がおっしゃるような方向で訳すというのをやってみるという内容。

英語と日本語の「態」というか、文法上の特色の違いというか、言語の成り立ちの違いというのをふまえて、英文を見た時には、直訳するのでなく、日本語らしくするために、日本語の態に変換してから訳すって感じ。具体的にいうと、たとえば英語では「雨が私達のピクニックに行くのを妨げた」みたいに書いてあったら、日本語に訳すときには、さっきみたいな直訳にしないで「雨が降ったので、私達はピクニックに行けませんでした」と、副詞節というか、モノの主語を、原因をあらわす節に変えて、はじめの文では目的語だった「私達」を主語に変換する・・・みたいな感じ。これが一番簡単だった例文で、ここから先、どんどん技術翻訳の工場や実験用語みたいなのがオンパレードで、難しかったなー。

wearという単語が私のときにあたって、「着用」かと思ったけど、辞書ひいたら「使用」とあって、文脈からそれかと思ったら、その文では「摩耗」と訳すのだと。へーーー。

英語と日本語で、訳すとき互いにふさわしい構文に変換するって面白いなーと思った。

私は、何も技術翻訳についてちゃんと学んだことがないのに、ラッキーなことに、お仕事の経験があって、その仕事先で、親切に色々教えていただいた。これは、ほんまにめったにないラッキーなことらしい。しかも、さらにラッキーなことに、最初に関わったそのプロジェクトで長く使っていただいたおかげで、他の人の訳を見直すチェッカーという業務も少しだけど経験したし、このプロジェクトじゃないけど、同じ会社からの別の仕事では、自分が訳した仕事をその後で、ネイティブさんがチェックしてくれて、そのチェックした結果も送ってくださったりした。「参考になると思うから」って。また、そのとき、自分が訳した部分ではなくて、他の部分で日本語ができるネイティブさんが和訳を担当したところを見直すというのもさせてもらった。自然な英語にはもちろんなっているんだけど、原文である日本語の書き方が曖昧で、日本語を誤解して読んで、結果英文がおかしくなっているところを、偶然私が見つけたり・・・・。

日本語が母語の日本人が和訳すると、日本語はできても、英語が自然にならないし、
日本語が得意だけど母語じゃないネイティブさんが訳すと、もちろん優秀な人だと問題ないと思うけど、それでも日本語の原文がよくない書き方だと、誤解がおきたり・・・。
どちらにしても、お互いがチェックしないと、いろんなミスが起きるねんなーってのが、その時の体験。

でも、あの頃のことを思い返しながら、昨日のクラスを体験していて、つくづく「あー、私の仕事って質が低かったんやろなー。使ってもらって感謝やったなー」と改めて実感。

今までちょっとでも翻訳の勉強したというと、通信で児童文学の翻訳コースを数ヶ月やっただけ。
でも、出版系の翻訳と、実務系では、ほんまに違うねんなーってこれも実感。
で、実務系の中でも、たとえば、特許と、メディカルと、工業と、ITと、とにかく色々な分野があるけど、それぞれにルールが違うんやろなーって、だんだん見えてきた。分かったわけじゃないけど(^oo^;)

その最初の基本の基本、最低これぐらいはできていてねーってところを、この和訳基礎のクラスでやるらしい。昨日一回だけでも、本当に勉強になった。半年のコースは一回のクラスで二時間半で19回あるんだって。一回ずつ、ものすごく予習復習しないとついていけない感じ。

でも、ディスカッションのクラスは一回に55分だし、きっと翻訳のクラスの方がしんどい分、勉強になるんやろなぁ。通信よりも、こうやって通学にすると、他の生徒さんの訳も参考にできるし、それに対する先生のコメントも聞けるもんね。こうやって体験すると、改めて、勉強したいなーという気持ちになった。

今までまったく興味なかったけど、メディカル系も学んでみたいなーという気持ちもわいてきた。
老人ホームでのボランティアのときや、たこぶのお父さんのグループホームでの体験、それから今年たこぶが入院したことで、病院会話というか、病気の名前やら、処置の話やら、医療の話をたくさんしてきて、これがもし自分の言葉が通じない国で治療を受けるとしたら大変やろなぁって想像したから。医療現場での、通訳ボランティアって、責任も重いし簡単にはなれないかもしれないけど、これから年をとるにつれて、そういう人の役に立つことで、しかも学んできた英語が生かせたら素敵やろなぁって思ったり。

でも、医療英語って、まずは医学の知識、生理学の知識が必要。そんなん理数系が苦手な私ができるわけない・・・とぃう不安ももちろんありますねん(^oo^;)だから、まだわからんけど。でも、こんな分野があるんやーって知っただけでもよかったなーって思う。

それで思い出した。
もう何年も前のことだけど、通ってた英会話の先生が、最近体調が悪いから医者に行きたいけど、うまく自分の身体のことを説明できないかもしれないから、ついてきてくれないかって頼まれたことがあったな。英語ができるお医者さんをその英語の先生の自宅近くで探して、一緒に診察ついていってあげたんやった。あのとき、英辞郎とかで、診察のときに使う英語表現調べて持っていったなー。そういうことも、医療英語の入り口やねんやろな。

ってことで、思わずアマゾンにいって、医療英語の本、古本で300円ぐらいで売ってたから二冊ほど、ポチってしまいました(^oo^;)安かったしいいよね。知っておいて損はないし、持っておいて損はないでしょ。

かたい英語というのは、普段あまり読まないけど、論文の英語とか、新聞記事の英語とか、わかるようになりたいし、そんなかたい文章でも、日本語をみたときに英語が瞬時に浮かぶようになったらすごいやろなぁ。簡単じゃないと思うけど、そういうかたい文章も避けないで、普段から読んでいかんとあかんなとも思った。

やっぱり、こうやって刺激を受けると、学ぶ意欲というのはわきますな。
脳みそはどんどん衰えていってるわけだけど、使い続けると、少しは衰えも止まってくれるのかな。そう期待しつつ、ちょっとがんばってみようかなー。

次の予定は、9月に入ってから。初旬にセミナーというのがあり、中旬に英訳と文法のクラスの体験を申し込んでおりますが・・・・その合間に、ちょっとでもついていけるように勉強するぞっ。

音楽もお留守にならないようにしなくちゃね。
あー、暑いけど、がんばろっ。
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by butakotanaka | 2012-08-24 00:28 | 英語・学校