突然の訃報と新しい出会い。

前にもこんな話を書いた気がするなぁ。
そうだ、仲よしの変蝠林さんとのお別れの場で、新しい出会いがあったときやったなぁ。

今回の訃報は、自分の直接の知り合いではなく、そのご家族。

先週末、結婚してベルギーに住んでいる友人のお母様が、急逝された。
そのほんの数日前、娘さん家族が住むベルギーでの二ヶ月という長期滞在を終えて、日本に帰国されたばかり。伺ったら事故だったとのこと。私はその友人とはもう何年も会っていないのだけど、SNSで互いの日記を読み合い、コメントをしあったり、ときにはメールを交換して、心の結びつきがあったので、突然、元気だったお母様の訃報に接して、異国に住む娘として、どんな気持ちだっただろうと思うと、心が痛んだ。彼女のご家族のことを思って、週末を過ごした。

そして、週が明けて、水曜だったか。
今度は、シルバーコーラスのメンバーの方の息子さんが急逝したとの知らせが入ってきた。
こちらも、ご病気だったということではなく、元気で通院も何もしていなかったのに、心筋梗塞でご自宅で亡くなっていたのが見つかったのだとか。43歳。ご主人も早くに亡くされて、母一人で大切に育ててきた、たった一人のお子さんだったのに。地域でボランティアなどに力を尽くされて、困っている人を見たらほっておけない方で、そんな素敵な生き方をされてきた方に、こんな悲しみが起こっていいのかって、知り合いの私でさえ受け入れがたい訃報だった。今日、午前中のコーラスの練習を終えて、20名ほどのメンバーと一緒にお母様の地元での告別式に参列させていただいた。

人の人生って、本当にある日突然「カット・オフ」されてしまうことがあるんだなぁと、実感。

それでも、そんな中でも、別れがあるから出会いがあるのだと、神様から一筋の光を与えられた気がする出来事もあった。

シルバーコーラスの皆さんに連絡の電話をまわす過程で、ずっと気にかかっていた方のご家族と連絡を取り合うことができた。連絡を取り合うことができただけではなく、心を開いてお話することができて、同じ世代として、親しくお話することができた。

指導するコーラスのメンバーは、全員シルバーで、中には、色々な面で少しずつ強くはなくなってきている方もおられる。2週間に一度の練習といっても、その間お預かりする立場としては、時に、ご家族と話しておきたい、いろんなお話を聞いておきたいと思うことがある。ご家族と信頼関係を築いて、ご本人に弱い面が出てきていても、なんとか月に二回、みんなと一緒に歌い、練習のあとランチしながらお友達とおしゃべりするこの大切な時間を、続けられるように協力していただきたい、できる限り続けてほしい・・・と。そして、そういう気持ちをご家族も持っていてくださるとわかれば、とても心強い。

今回も、訃報はとても悲しかったのだけど、そのことがきっかけで、新しく深いつながりも与えられた。


今日の練習で歌った曲の中に「夢みたものは」というのがあって、

夢見たものは、ひとつの愛
願ったものは、ひとつの幸せ

という歌詞があるのだけど、何歳になったって、夢も願いも持ち続けたいと思うし、そのことで愛や幸せが得られるのだと思う。何もかもやり尽くして終えられる人生なんて、ありえないと私は思うし、いつも何かの途中なんだと思う。あー、これもまだやりたかったのに、これもやろうと思ってたのにぃーって、いろんなことがまだ終わってないから、いつもいつも先にまだやりたいこと、願いや夢があるから、人生って飽きないし、楽しいんだと思う。自分もそうでありたいし、周りの人達にもそうであってほしいなぁ・・・と。

大切な家族を亡くした友人たちに、まわりにいる私達が何をできるのか全然わからないけど、今は、新しく与えられた出会いに感謝して、それから、願いや夢を持ち続けることに気が付かせてくれたことに感謝して、何かできることがいつか与えられることを、次の願いにするしかないのかな・・・・。

心も身体も、なんだかずっと忙しかった今週も、終わっていく。
こうやって、時間は、決して立ち止まらないで、進んでいくやなー。

時間も手伝って、大切な人を亡くした人たちの心の痛みが少しずつでもやわらいでいきますように。
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by butakotanaka | 2012-09-07 23:19 | 日常生活