ウェスタンウィンド主催のワークショップ始まってます(^00^)

2日ぶりになってしまいました。あっ3日か。ただいま、23日、日曜の早朝なんと五時過ぎです。やはり時差ぼけは少しずつしか解消されず、夜中の変な時間に目が覚めてそこからは浅い眠りしかとれない日が続いていて、昨日は三時半やったかな。今日は四時。そう考えると毎日少しずつマシになっているともいえるな。

金曜、ニューヨークを出発しました。五年前にこのワークショップに初めて参加したとき、終わった後でかなり落ち込んで、しばらく大変だったのをこちらの友人は知っているので、イェバはがんばって、きっと大丈夫、前のなおことは違うのよ、強くなったのよと励ましてくれるし、自分自身もワークショップに参加してしんどい思いをしたことがあるシンは朝ご飯作ってくれたり、リンゴを持って行くようにすすめてくれたり、みんなが気を使ってくれて応援してくれているのが伝わってきます。だから今回はタフに強く、積極的に楽しむという姿勢を貫くことができるようにというのが大きな目標。

車で送ってくれたのは、ローソンとエレンという親子。お父さんと大学を去年卒業してインターンとしてパブリックシアターという団体で働いているという娘さん。道中、車で込んでて大変だったけど、とても楽しく過ごせました。ローソンさんは親はクリスチャンだけど、奥さんがユダヤ教の家庭出身で、結婚してから奥さんの方の宗教に宗旨変えしたんだって。お父さんは亡くなったけど、お母さん同士が思ったより仲良しだし、三人いる子供たちは、クリスマスとか、ユダヤ教のクリスマスとキリスト教のクリスマスと両方を祝うから、かえって得だし、忙しいんだよ。。なんて話してくれました。

またお父さんが亡くなったときの話も。もう20年も前のこと、お父さんが危ないという状態でとても前から計画していた中国への旅行があってどうしようか迷っていたら、危ないといっても意志疎通ができたお父さんが、いってこい、煩わしいから連絡もしてくるな、電話もいらないと言って送り出してくれたんだそうです。20年前というとネットもない時代。本当に何も連絡せず長い旅を終えて帰ってきたらお父さんは亡くなっていて、お葬式も終わっていたんだそうで、少しこれでよかったのかと後悔もしたと。でも時がたつにつれ、あれでよかったんだな、あれがお父さんの意志だったんだな。。と思えるようになったそうです。話を聞いている感じでは、きっとまだ心の底には痛みが残っていて、でも私のような状況の人に自分の話をして、君のしたことはこれでよかっんだと思いなさいと言うことで、自分自身の気持ちも整理していっているのかもなぁと感じました。いい人たちに送ってもらえてよかった。

夕食をとったモロッコ料理というのもおいしかったです。今書いているアンドロイドマシーンからはなかなか写真をアップするのが面倒なので、写真は帰国してからまた改めて紹介していこうかなと思っています(^00^)

で、ワークショップ金曜は、主催するアカペラグループ、ウェスタンウィンドのコンサートで幕開け。六人のグループなんだけど、前回私が参加したときから三人もメンバーが替わっていて、違うグループみたいなサウンドになっていました。悪くはないけど、正直女声の音色は歌の先生だったクリスティーナがいたときの方が好みかなー。それもこれからの10日間で変わってくるかもしれないけど。前と同じメンバーのビリー、トッド、エリオットとは大きなハグを交わしました。また会えたのが夢みたいです。リーダーのビリーは、全員にワークショップの説明をするとき、最初に「なおこ、よく帰ってきたね」とわざわざ声をかけてくれてちょっと恥ずかしかったです。

このワークショップは週末の三日間でまず一区切り。金曜にコンサートがあって土曜の朝に初見のレベルで5グループに分けられて、土曜と日曜で練習したものを日曜の午後にコンサートをしていったん終了。週末だけの人たちが帰り、月曜が一日お休みで、月曜の夜のコンサートからは次の五日間のコースが始まります。火曜の朝に新たに来た人たちを入れてグループに分けられ、五日間という長い時間をかけて練習し、土曜の午後にコンサートをして終了。ずっと参加している人は二つのコンサートで歌うことになります。アカペラという伴奏がない声だけのコーラスにポイントをおいていて、ほとんどの曲がアカペラ。時々ギター伴奏をエリオットがつけるぐらいです。

そのほかに、コンティヌオコンサートといって古楽にしぼった曲を演奏する参加者だけが聴くコンサートがあって希望する人だけがデュエットやトリオを歌います。ジャズコンサートというのもあり、ジャズアレンジの先生が来て、希望する参加者をいろんな組み合わせでふりわけて、やはりデュエットやトリオ、カルテットなんかで演奏。これらはレベル分けされたグループとは違う組み合わせになるので、休憩時間とかの合間にお互い時間を合わせて練習しなければならなくて、週の後半になればなるほど忙しくなってくるのですね。

土曜の朝、グループ分けが発表されました。なんと今回は一番上のグループ。今まで三回参加したうち、一番上だったのが二回で二番目だったのが一回。そのときの人数の多さによって、とても多いときはとんでもなくすごい人たちがいっぱいいて、私なんてそこには入れないのです。今回は30人ちょっとと少な目なので、入れた感じかな。メンバーは五人プラス先生。先生はデビッドというテノールの新しいウェトタンウィンドメンバー。知らない人だけどいい人みたい。他の人たちは、ベースのマーク、送ってくれた親子の娘さんエレン、ウェスタンウィンドの事務局で働いているリズ、ソプラノのシャーリー。これだけ。

みんな初見がきくので、朝からどんどん歌っていきます。本番でやる曲もやらない曲もたくさん味見して、やりたい曲を決めていく感じ。聞くところによるとこれがレベルが低いグループだとそう簡単にはいかないので、本番でやる曲を決めてから何度も何度も同じ曲を練習するのだそうで、やり方がまったく違います。ベースのマークは以前このワークショップの教授陣にも入っていたという強者で、絶対音感の持ち主。テナーは先生が歌います。私がアルトで、三人のソプラノのうち一人がアルトを歌い、だいたいは一人ずつパートがある六部の曲をやりました。一人でパートを受け持つのは心細いけど、逆にピッチは他の人のが聞こえやすいのでとてもハモりやすいです。お互いをききあえるので、ぴたっとハモった瞬間がかなりありました。もちろん難しくて何回も同じ間違い繰り返すこともあり、落ち込んだりもするけど、このグループはみんなやさしいし、誰かが間違いを交代で間違うという感じなので、一人だけが大変ということもなく、ムードは悪くないです。

時々、他の人を指摘し、責め続けるというムードになることが以前あって、そんなときはムードも悪くなって、泣いてしまいたくなることも何回あって。今回の人たちがそんな感じでなくてほっとしています。週明けの五日間も同じ感じだといいのになー。

スミス大学のキャンパス内のダイニングで朝ご飯を終えて、練習会場となるセイジホールに少し早めに行きました。ねらいは練習室。音楽科の建物であるこのセイジ、とても素晴らしいホールを含めレッスン室があったり、教授の部屋があったり、また生徒が練習できる部屋もあります。ピアノはぼろいんだけど、それでもほぼすべての部屋でスタインウェイという豪華さなのです。くさってもスタインウェイ。こんなに何度も弾く機会はないので、合間を見つけてたくさんいろんな部屋のピアノをさわりたいと思って、ピアノの楽譜もたくさんもってきました。

ホールの入り口でエリオットと出会い、荷物持つの手伝いましょうか?と声をかけたら、約束していたシューマンのリーダークライスのことを、早速切り出してくれました。

今回の旅の最初のきっかけがエリオット。帰国してから後のこの数年、ずっといろんな音楽のアドバイスをくれていて、ピアノレッスンや発表会で弾く曲にこんな曲をやったら?と教えてくれたり。で、もう一年以上前に、フェイスブックを通じてネット電話してきて、何か一緒にやらないかと誘ってくれたのです。シューマンのリーダークライスという組曲を僕が歌でなおこがピアノでやろうよと。どこでどんな風実現するかは後々考えることにしてとにかくやろうと決めました。作曲家としても歌い手としてもプロであるエリオットからの誘い、とても光栄なことだし、この機会を無駄にしてはいけないと、ここ一年以上かけて、歌のレッスンに通いまずは歌えるようになり、今度は伴奏を練習して、ピアノの先生にもみてもらい、歌の先生にも歌ってもらったりして、いろんな人たちのサポートで準備を重ねてきました。この組曲12曲あるんだけど、とてもピアノが難しくて、もう途中弾けないよーと投げだしたくなったこともしばしば。

その機会がいよいよ来たわけなのです。だから、今回のワークショップはコーラスを楽しむことも一つだけど、エリオットとのセッションを楽しむことも大きな目的の一つだったのです。

いつか時間を作ってやれる。。とは望んでいたけど、いざワークショップにきてみると、エリオットは先生であり、会議があったり準備があったりでとても忙しそうだし、私のために時間さくのは難しいんじゃないかなー、と思っていました。だから、ああは言ってたけど、時間がなくて何もできなくてワークショップが終わってしまっても、悲しまないようにしようと、そんな心づもりもしていたぐらい。

それが初日にいきなり、いつやろうか?と声をかけてくれたのでめちゃ嬉しかったです。
月曜が一日休みだからその日がいいですか?と聞くと、いや今日にでも、とりあえずやってみようよ!と嬉しいお言葉。こんな忙しいつまったスケジュールなのに(^00^;)

ちなみに土曜のスケジュールは
7:15-8:30 朝食 宿泊している学生寮から徒歩五分以上かかりその後練習場までまた五分強歩くのでいい運動になります(^00^;)
8:30-9:00 自由時間。この時間にピアノを練習するぶたこ。
9:00-9:30 発声と体操。日替わりでいろんな先生が担当
9:30-10:00 全員で歌う曲の練習。今回はデビッドが指揮
10:00-12:00 グループに分かれて練習
12:00-13:00 ランチ
13:00-13:30 古楽のコンサートに出たい人は担当の先生に会いに行く時間
13:30-16:00 グループ練習
16:00-17:00 カントリーダンスを楽しむ時間。フオークダンスみたいな感じ。
17:00-17:30 自由時間
17:30-19:00 夕食
19:15-21:15
セミナー。ホールに集まってグループごとに今日練習した中から三曲ぐらいずつ発表して、教授陣からアドバイスをもらいます。なかなか緊張します(^00^;)
21:15-22:00 初見セッション。エリオットが担当。レベル関係なく、希望する人たちだけでどんどん新しい曲を読んでいきます

という中で、夕方五時からの自由時間にまずはやってみようということに。
ダンスが終わって、一緒に空いている教室に移動。
早速一曲目からどんどんやっていって9曲目までやりました。
もちろんたくさん間違いはしてしまったけど、おしなべていい感じでアンサンブルができて至福の時間(^00^)伴奏というのは、間違う間違わないというよりも、息継ぎのきっかけや、フレーズ感覚なんかがぴたっと合う瞬間があって、それがうまくいくと一人で作る音楽の何倍も幸せをもたらしてくれるのです。

エリオットも「すごくいいよー。ここまで弾こうと思ったら準備が大変だったのがよく分かるよ。本当にありがとう」と嬉しそうにほめてくれました。これからの一週間で時間を見つけて何回かやろうと言ってくれました。日曜はコンサートがあって忙しいから、次回は月曜の休みの日にいつか時間をとってやろうかということに。うわっこんなに丁寧にやれるとは思ってなかったな。今日間違ったところまた自分で練習しなくちゃ。忙しい中で、私のために時間をとってくれようとしているのに、とても感謝。こんな人たちがいるから、私は音楽の勉強を続けていてよかったと思えるし、またこれからもがんばろうと思えるだなと実感。次の機会がもしあったら、次のときには、前よりもずっとよくなったねと言ってもらえるように、これからのまた何年か修行を積まなくては。。。と思いました。

一日が怒濤のごとく過ぎ去り、すべてが終わって寮に帰り着いたら午後10時も過ぎてました(^00^;)ブログ書く元気もなく、シャワー浴びてさっさと就寝。日曜の朝からこれを書いてる、ということになっとります。

今日はまた練習が午前と午後にあり、三時過ぎからのコンサートで週末コースの締め。今日ばかりはピアノの練習はあきらめて、昨日からやってる曲、コンサートで歌う曲の歌詞や音取りしなくちゃ。英語とラテン語とドイツ語とイタリア語という盛りだくさんな言語なので、音取りも大変だけど、歌詞をいれるのがほんまに大変です。昨日のセミナーではみんなの中で一番言葉がいえてなかったから、今日はついていけるようにがんばらなくちゃ。

いい一日になりますように。
長くなりました。読んでくれた人、お疲れさまです(^00^;)(^00^;)(^00^;)
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by butakotanaka | 2013-06-23 19:10 | NY・留学