ニューヨークに戻るバスの中(^00^)

ワシントンでの日程を終了して、午後一時半ワシントンのユニオンステーション発の格安長距離バスというのに乗っています。バスの中では無料無線LANが提供されているので、ネットができて便利です。座っている以外にすることもなく、一応読む本は持ち込んだものの、読書よりは書いてる方が楽なので、この際だからブログを更新することに。

とてもハードだったワークショップの後で、ベンとデビーの家で過ごした三日間はある程度のんびりしていて、いいお休みになりました。

ワークショップ翌日のことは少し書いたけど、ベンは午前中、教会で歌の奉仕があったのだけど、デビーは行かずに家にいるというので私も一緒に家でだらだら。デビーが餌付けしている動物たちとたわむれつつ、長い時間をかけて遅い朝食をとりました。その後、ゆっくりとブログの更新をして、夕方また一眠り。ベンはコンサートの受付の仕事があり、教会から帰ったあと、またすぐにケネディセンタに出かけていきました。学生オケがブラームスの交響曲を演奏するということで、質は割と高いと聞いたのだけど、あまり音楽を楽しむ気持ちにはなれず、それもパスして、またまたデビーと家でだらだら。

ランチに作ってくれたチキンパスタサラダを、夕方一眠りした後、2人でまただらだらと食べて、読書したり、テレビみたり。最高の休日ですな(^00^)

で、月曜。
予定どおり、国立大聖堂「ナショナルカテドラル」に、ベンのお孫さんアンディと三人で出かけて、オルガンのデモンストレーションというのを見てきました。アンディはまだ10才なんだけど、いわゆる音楽の天才で、オケの演奏会にスコア持参して、それをしっかり曲の最後まで楽譜を追いかけながら聴くんだって。驚くべき子供です(^00^;)この日のデモでも、演奏されるトッカータの楽譜を持参していて、どこを今弾いているのか教えてくれながら、私も演奏も楽しむことができました。普通の子供が興味あるようなことにはあまり興味がなくて、大人と一緒にいる方が安心できるみたいです。本当に特別な何かをもって生まれてきたんだなーと彼と一緒にいると思います。聖堂のオルガニストさんも彼の特別な何かを感じてくれたみたいで、「ぼくも君のように子供の頃ここに来て、オルガンに音色を聴いたもんだよ。だから、君もいつか僕みたいになるよ」と声をかけてくれていました。本当にそうなるんじゃないかなと思います。

いったん家に戻り、デビーのランチ。ベーコンエッグとトーストで。しっかり食べた後はRow's
という格安デパートというかそんなお店に買い物に。何も買い物しなくていいかな。。。と思っていたんだけど、考えてみたら、持って行ったサンダルがあちこち合成皮革がめくれてきていて、捨てて帰ると思っていて、新しいサンダルが安くであれば買って帰ろうと思っていたのでした。アメリカでの買い物で何がいいかって、私のサイズ、服にしても、靴にしても、真ん中あたりのサイズなのです。日本だと既製品が買えるぎりぎりの大きさ。いつも自分の体が大きいのがコンプレックスなんだけど、ここに来たら、なおこは小さいわよーなんていう人もいて、変な感覚。

デビーと2人で売場をあっちいき、こっちいきして、10ドルちょっとで履き心地がいいサンダルを二足も見つけました。ここにいる間にたくさん履くぞ。で、ついでの服のコーナーも見て、らくちんだけど、少しおしゃれなウェストゴムのスカートを購入。三点で50ドルぐらい。ここに来て、初めてのまともな買い物という感じ。なんだか楽しかったよ。このスカートに合うブラウスか何か、ここにいる間に、救世軍ショップとかでいいの見つからないかな。少し旅行気分になった私(^00^)久しぶりの感じだー。

家にまたまた戻り、今度は、夕方からベンの合唱団の練習見学で出かけます。練習に行く前に、お孫さんのアンディを送り届けます。アンディのお母さんでベンの娘さんのジェシカは、クラシックギターを大学で専攻したという音楽家でもあるのだけど、去年生まれたばかりの赤ちゃんを含めて五人のママさんということで、今は音楽活動はお休み。旦那様トムは、海軍の弁護士さんです。そういうこともあり、転勤が多くて、去年にシアトルからワシントンに変わってきたばかり。しばらく娘さんご夫婦と話して、それから練習へ。

ワシントンコーラスという比較的大きなサイズのコーラスで、100人くらいはいるのかな。コンサートはだいたいオケつきの作品をやるらしいです。この金曜にヴェルディの椿姫に合唱で出演するということで、その練習をしてました。なんとなく途中で見学しているのも疲れてきて、後半はベンの車の中で寝て待っていました(^00^;)昼間の買い物でテンションがあがりすぎたのか、娘さんとのところの会話で、初対面だったし、少し疲れたのかな。大きな合唱団の練習を聴いていて、いろんな音が聞こえてくるから、それで耳が疲れたのもあるかも。とにかくこの旅前半で体調を大きく崩したこともあって、その後は何事も無理をせず、相手に失礼だからとかあまり気にせず、無理なことは無理だと正直に言うようにしていて、これはこれでよかったのかなと思う。ベンもそんなに気にしている様子はないし。

家に戻ったのはもう夜中近く。途中で給油所によりました。なぜかこの一週間でガソリンの価格がめちゃ高くなったんだそうで、少しでもやすいところはすごい行列なので、夜遅くにしかいけないんだって。

で、ベンたちとの今日最終日です。あっという間やなー。
デビーは朝から、あーなおこはもう帰ってしまうのよねー、もっと楽しむ時間があったらよかったのにーって本当に心からそう言ってくれていて、何日かお世話になるだけでも申し訳ないと思っていたのだけど、本当にその言葉がありがたい。いつも、何かほしいものはないか、喉は乾いていないか、お腹は空いていないかって、ずっと気を使ってくれていて。

今日は朝からベンの声楽のレッスンに同行。レッスンはなんと九時から(^00^;)
ベンは2人の声楽の先生についていて、一人はワシントンに住む人で、月に二回。
今日行ったのは月に一度だけ見てもらっている高い方の先生。一回一時間で100ドルだそうです。この先生はだいたい80才ぐらいなんだけど、普段はアリゾナという遠いところで引退生活を送っていて、それでもみてほしい生徒がたくさんいるので、月に一度、このワシントンに飛行機でやってくるのです。こっちでレンタカー借りて友人の家に滞在しながら、一週間をすごします。その間毎日、朝九時から夜の九時くらいまで、びっしりと生徒さんがつまってるんだって。それで一ヶ月分の収入が得られるって感じかも(^00^;)才能があり、心と体が健康だと、こういう引退生活もあるのですね。

そんなすごい先生の前で伴奏するのなんて、私には無理かもしれないとベンには泣き言をいってたんだけど、まっ先生が私のことを気に入らなければ、レッスンを見学していようと決めて同行。果たして、先生は私のピアノをとても気に入ってくれたのでした(^00^)シューマンのリーダークライス、全曲を見てくれて、注意事項はピアノにはほとんどなくて、歌へのレッスンで、時々ピアノの私に、よく弾けてるよーってハグまでしてくれたり。どの曲が特に難しいかわかっていると思うので、特に難しい曲のときは、たくさんほめてくれました。

レッスンの終わりに、この2人でどこかで披露する予定はないのかとか、普段から2人であわせているのかと、聞いてきました。あわせたのはここに来てこれがまだ二回目で、披露する予定もないのだけど、いつかそんなことになれば嬉しいと2人で答えました。

そんなことを聞いてくれるぐらい、披露できるんじゃないかと思ってくれたぐらいはよかったということで、私もとても嬉しかったし、たくさん勉強になりました。

帰りの車の中で、ベンもとても嬉しそうで、いつか私の伴奏でどこかで小さなリサイタルみたいなのをこのワシントンでできたらいいなぁと話していました。ベンはとても素敵な歌い手さんなので、私もいつかそういうことが実現できるといいなーと思います。また次の夢ですね。このリーダークライスはニューヨークのエリオットと合わせるために練習してきたのだけど、こうやってたくさん他の人とも合わせる機会があって、ピアノのアンサンブルも楽しめている今回の旅は本当に充実しているなと思います。

五年前の私はピアノのレッスンは完全に休んでいた期間で、あっ考えたらその前後は、歌のレッスンにも通っていなかった空白の期間。一年の滞在のあと、帰国してから、両方のレッスンを再開したのだった。それからの五年で自分の成長が確実にあったなと、今回の旅を通して感じていて、努力というのは裏切られないし、私は多くの音楽ができる友人に恵まれているといろんな場面で感じます。

レッスンを終えて、とても幸せ気分で、ベンの家に最後の帰宅。荷物を乗せて、三人でユニオンステーションに出発です。駅について、まずバスの停留所を確認、集合時間も確認。それから駅の中のとても大きなフードコートでランチしました。トイレもすませて、またみんなでバスステーションへ。バスが出発するまで、荷物も持ってくれて、ずっと一緒にいてくれて、どうやって並んだらいいのか、全部世話してもらい、もう何も心配はありません。最後にたくさんハグして、再会を誓ってバスに乗り込みました。次に会えるのはいつなのかな。次はたこぶくんも連れてきてねーと言われたので、そうできるといいな。

一時半に出発したバスですが、これを書いてる今は、五時をすぎたところ。あと半時間ぐらいで予定では到着するはずなんだけど。交通事情でどうなるかというところ。ミッドタウンのペンステーションあたりに着くはずなので、そこから一番の地下鉄に乗って215丁目駅まで行きシンのアパートに帰り着いたら一安心というところ。また無事帰ったら更新しましょうかね。今のところとても快適に過ごせていまするー。晩ご飯は昼の残りを持ってるから買わなくていいのだ。なんでも量が多いアメリカでは、一回買うと二回分食べられるということがとても多いのです(^00^;)

ではでは、バスの中からはこの辺で(^00^)
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by butakotanaka | 2013-07-17 09:19 | NY・留学