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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

ももちゃんが天国に(^oo^)

もう永くないだろうなとの予感があたり、昨日の夜、うちのネコ二匹のうちのモモちゃんが天国に旅立ちました。
最期まで本当に親孝行というか、私達にちゃんと受け入れの時間を与えてくれて、いい子でしたよ。

ここ数年で少しずつ高齢から衰弱はしていたんだけど、というか三年ぐらい前の夏には、かなりバテていて、その夏を越せないんじゃないかと思ったぐらいだったのに、見事に復活、それからの数年、元気に過ごしてくれました。
12月半ば、ほっぺが腫れて、獣医さんに診ていただいたら、前にも一度あった歯槽膿漏。抗生物質をうってもらって、その後少し快復したけど、それがきっかけで落ちた食欲が戻りませんでした。最初のうちはそれでも、元気に動きまわっていたけど、だんだんその動きもにぶくなってきて、年が暮れる頃には、ほとんど一日中じっとしているようになりました。長野旅に出かける前に、旅から戻ったらもう死んでいるんじゃないかなというぐらい弱ってきたので、獣医さんのところに前日に連れて行って、いつもならあまりしない点滴もうってもらいました。その効果もあってか、旅から帰ってこわごわ確かめたとき、まだしっかり持ちこたえてくれて、あごをなでるとゴロゴロいってくれたときは、とても嬉しかったです。

でも、もう餌や水の場所にも自分から積極的に行かないので、お湯でふやかしたドイフードやぬるま湯を寝ているところまで運んであげて、少しでも食べたり飲んだりと励ましていました。年越しあたりには水分も口にしないように。

29日は抱っこして私の横に連れてきて、一緒に寝ました。30日の夜は、こたつだったか、そのじっとしているところで寝ていたように思います。動かすのもかわいそうで。もうそこから動けないのかなと思ってたら、31日の夜は、ベッドに入ってしばらくしたら、ふと見たら枕元にモモちゃんが来てくれていました。ベッドの上にのぼる体力がまだ残っていたのが不思議なぐらい弱っていたのに。私の腕の中に抱っこして持ってきて、そのまま朝まで一緒に寝ました。気持ちよさそうにすやすや寝てくれました。でももうこの頃には、指を出してもいつものようになめてくれないし、ほとんど声も出さなくなっていました。それでも時々なでると小さくゴロゴロといってくれました。

元旦は、たこぶの実家に行きました。朝出かけるとき、もう会えないかもな、これで最期かもなと思いましたが、帰宅して様子を見に行くと、まだがんばってくれていました。すごい生命力。朝いたふとんの中で相変わらず寝ていたので、湯たんぽを暖かいのに入れ替えてあげて、しばらく様子を見ることに。

私達は隣の部屋でテレビを見ていたら、数時間して、モモちゃんが自分で、ベッドから降りて、その後また登ろうとしています。でも、全然力がなくて、何度かアタックしたものの、のぼれません。腰がへなちょこになっていて。水が飲みたいのかと水の前に連れて行ったり、トイレがしたいのかとトイレに連れて行ったりしたけど、何もできないようだし、腰がへたへたで座ることもできないので、いつ戻してもいいように、ベッドの毛布の上にバスタオルを敷いてそこに寝かしてあげました。

だんだん息が荒くなってきます。
人間とくらべてはいけないけど、たこぶのお父さんのときも、だんだん息が荒くなる日々があったとき、ホームの館長さんが、周りから見たら苦しそうだけど本人はそうでもないんです、と教えてくれたことがあってそれを思い出しました。もうしんどいとか、つらいとか、きっとないんだろうなって。

何か戻したいけど戻せない感じで、最初苦しそうだったけど、お腹をさすってあげているうちに、少し落ち着いてきました。当初は、ベッドの脇の床の上に座っていた私達も、もう少し長くがんばってくれるのかなと思い、ベッドに寝ようかということに。モモちゃんの横に私が寝て、脇の中へ入れてあげ、私の横にたこぶが寝転びました。そのうち、たこぶはウトウト、そしてグーグー。疲れてたのね(^oo^;)

モモちゃんは、だんだん普通の息になってきて、体力もないはずなのに、何回か寝返りを打ちたそうにしていたので、反対向きにしてあげました。時々目を開けてこっちも見てくれていたけど、見えていないようにも感じました。

このまま寝てしまうのかな、とおもってたら、10分ほどした頃だったか、急にもぞもぞと激しく動き始めて、息もまた荒くなりました。丸くなろうとしたり、布団の下の方にもぐろうとしたり。どこかに行きたいのかなという感じで。で、その後、またぐたっと私の横腹にもたれかかり、苦しそうな息になって、なんとなくもしかして、と思って、たこぶを起こしました。様子がおかしいよーって。

その数十秒後です。お腹をさわっていたら、そのお腹が動かなくなりました。でも目は開いていたし、なんとなくまだ筋肉もひきつりのような動きがある気がしたので、死んでいるのかどうかしばらくわかりませんでした。死んだのかな、お腹動かないよというと、たこぶは、いやまだ生きてるで、しっぽに反応あるもんとかいうし。でもそれでもしばらく動かないし、息もしないので、喉に何かがつまって息が止まってるだけなのかなと思ったけど、またしばらくして、とうとう私が少し身体を動かしてみると、モモちゃんの身体が力なくだらっとなりました。そうか、死んでいたのねとその時にわかりました。それぐらい自然なものでした。

私達が旅に出かけて帰るのも待ってくれて、たこぶの実家から戻るのも待ってくれて、私達が隣の部屋でいたときに、もうすぐだよってベッドから降りて教えてくれて、いよいよというときには、たこぶがウトウトしていたときに、起こすタイミングも教えてくれて、ちゃんと二人で見送ることができました。本当に親孝行な子です。

バスタオルで丁寧に包みました。お正月なので、数日保健所からの引取に来てもらえないから、その上からビニール袋で包んで、箱に入れました。今、玄関口にいてもらってます。5日になったら引取に来てもらう予定。

これでうちの猫達、ぶーこ、ガラ、モモと三匹見送ったのだけど、私達のどちらか一人だけのときは、一度もなかったです。みんな私達二人が揃っているときに逝ってくれました。そういうのって分かるのかなー。そして、ネコって死ぬ前の日まで、自分でトイレに行って、水も自分で飲もうとするし、本当の寝たきりになるのは、最期の一日二日ぐらいです。手をかけないというか、自己完結というか、しっかりした生き物だなと思います。もちろんすべてのネコが同じだとは分からないけど。

ガラは最期は、窓際の本棚の奥で、一直線にのびて亡くなっていて、箱に入れるのに苦労したんだったなーとか、ぶーこは、今回のモモちゃんと似ていてベッドの上で、だんだん息しなくなって見送れたんだったんだなーとか、思い出しました。

モモちゃんは17才ぐらい。かなりの長生きだったし、大往生といえると思います。
長い間、私達の家族でいてくれて、楽しませてくれて感謝です。可愛かったな。

三匹とも元気だった頃にたこぶが撮ってくれた写真がここ
ももちゃんの写真がここにあります(^oo^)

これで我が家のネコは、一番若い、まだ4才ぐらいのクリちゃんだけになりました。寂しいけど、大切にしてあげて、一緒に暮らしていきたいと思います。

悲しいというのもあるけど、ずっと心配していたから、無事ちゃんと見送ることができて、ほっとしています(^oo^)
by butakotanaka | 2014-01-02 12:02 | 日常生活