唱歌を歌う集いをお手伝い(^oo^)

今日は、住んでいる地域にある司馬遼太郎記念館というところで、「美しい唱歌を歌おう」というイベントのお手伝いをしてきました。

アメリカに出発するほんの数日前に依頼を受け、出発前にはほとんど準備ができなかったので、間に合うかどうかかなり不安だったのですが、本番はとても楽しい時間になり、おかげさまでどうやら好評でもあったようで、よかったですー!

このイベントを依頼されたきっかけは、いつも指導させていただいているシルバーコーラス。数年前、コーラスの初代団長さんが亡くなり、その方が司馬さんの関係者でもあったということで、館長さんの奥様が葬儀に来ておられて、葬儀で私たちコーラスが捧げた歌を聴いてくださったという出来事がありました。そして、その館長さんの奥様という方が、私たちがその昔参加していたカペラ・ノーバという合唱団で一緒に歌っていた仲間という偶然!年賀状でのお付き合いは続いていたのですが、実際にお会いしたのはその時がもう何十年ぶりとか。それからまた数年の月日がながれ、今回の依頼を受けたわけです。

記念館でこんなイベントを催されるのは今回が初めてとのことで、お互いに手探りでさまざまなことを決めていきます。

版画家の田主誠先生という、童謡唱歌を研究されて、各地で唱歌を楽しむ集いを開催されている方を招いて解説していただき、解説いただいた曲を順に私の指揮とピアニストさんの伴奏で歌っていくというもの。

先生から正式な歌のリスト15曲が届いたのは先週帰国後のこと。出発前に大体こんなラインナップでと送っていただいたものと少しだけ変更があり、とにかくその曲の伴奏譜をそろえるのに一苦労。我が家にない曲は、週末、大きな楽譜店に出向いて探索したりもして。ピアニストさんとの打ち合わせは今週の火曜。ランチしながら、用意した各曲数種の楽譜から、伴奏のアレンジの美しさや歌いやすさ、それから音域の高低による歌いやすさなどを検討して決めて行きます。

田主先生やスタッフとの打ち合わせはその翌日の水曜。記念館の中にお邪魔するのは初めてでその美しさ、落ち着きに感動。スタッフの方が誠実に準備をすすめてくださっていることも心強かったし、何より、初めてお会いした田主先生のお人柄が少年のように純朴で、楽しくて、時々脱線するそのお話しぶりが、本当に唱歌を愛して、それを作り出した作曲家や作詞家に尊敬、感謝の気持ちがあって研究を積み重ねてこられたのだなーと感じ入りました。

先生に気持よくお話ししていただきつつも、15曲という量の曲を十分に味わって参加者の皆さんに歌っていただきつつ、そしていくつかの曲は先生のリクエストによって二部合唱に挑戦したりしつつ(^oo^;)、時間内にしっかり終わる!このミッションのハードルはとても高く思えました。でも、しかし、やるしかないのだ!

時間割を考えて、どこでどうやって調整するかシュミレーションしたりして、楽譜を使いやすいように順に貼り付け、前奏、間奏、後奏を考えて、今日を迎えました。

会場は150が満席で、打ち合わせの時点では80人余りの申し込みがあったとのことで、それでもたくさんの方々が来られるんだなーと驚いていたら、なんと今日は140人もの方が来てくださいました。ほぼ満員です。

シルバーコーラスやライゼコールからも何人かの方々が来て下さり、歌声がとても力強いものになり、その歌いなれた人たちの歌声に包まれて、初めて参加された皆さんも、いやきっとその中にもコーラスがお好きな方、唱歌を歌いなれた方がきっと多くおられたとも思うのだけど、とにかく素晴らしい歌声でした。二部合唱も期待以上にうまくいったし、何より私のつたない指揮に、本当にぴったりついてきてくださって、ピアニストの先生のピアノもとても美しくて、そしてその歌声を聴きながら体を揺らす田主先生の表情が心から幸せそうで、私も、指揮をしながら、歌う皆さんの顔や顔、田主先生の顔、そしてスタッフの皆さんも楽しんでくださっているのを見ていて、心から幸せな気持ちになりました。

作家の記念館にホールがあって、ピアノがあることが素敵で、そこで先生がお好きだった菜の花という歌詞から始まる朧月夜でイベントの幕が開き、最後の故郷にいたるまで、会場全体が美しい唱歌を楽しむ空気に包まれていて、イベントの後も、今日1日幸せの余韻に包まれて過ごすことができました。

とても好評だったということで、またやろうという話も早くも出ていてうれしいことです。実現するといいなと思います。

いつもシルバーコーラスではどちらかというと歌いなれた唱歌よりも、もう少し新しい歌、難しい歌に挑戦してして、少ない曲に長い時間をかけて、ゆっくりゆっくり練習を重ねていくスタイルですが、たまには、こんな集いも素敵だなと思いました。

ただ歌っていくだけではなく、その一つ一つの歌が作られた背景をうかがい、作った人たちの人生のお話しをうかがいながら歌っていくというスタイルも、とても学びになったし、味わい深いものなりました。

こんな機会を与えてくださった司馬遼太郎記念館の皆さんに、素晴らしい解説をしてくださった田主誠先生に、お手伝いしてくださったピアニストの長尾有子さんに、そして、今日参加してくださったすべての皆さんに感謝です。

また明日から、がんばろう!
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by butakotanaka | 2016-07-23 22:44 | 日常生活