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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

今日からは日常生活(^oo^)

てなわけで、金曜の今日からは、日常生活なわけですな。

朝、気持よく目覚め、たこぶは、会社にお土産のお菓子を持って出かけていきました。もちろんシータウンで購入したもんです。はい。朝ご飯は、シータウンで買ったホールウィートの食パンとアイスティ。蜂蜜もかけちゃった。

金曜コーラスのメンバーに写真を添付して、無事帰国したメールを同報で出しました。
たまっていたコメントを書き、少しだけどメールの返事も片付け、そうそう、歌の先生にも帰国の報告。向こうでレッスンを受けていたこと、まだ言ってないので、会って色々お話したい。

ゆうべはしっかりブライアンの番組を聴いてから寝た。でも、なんか色々考えることや、たこぶと話してるうちに話が全然入ってこなかったので、今またアーカイブを聴いてます。なんか、日本語のワイドショーを見るのがまだきっつい(^oo^;)今日なんて、貴乃花のことばっかりやってるし。ほんま、こういうの見てると、日本に帰ってきたんやなぁ・・・という気がするけど。

それにしても・・・・ムシますな。


えっと、またまとまりなく色々書きますが。


今から、あのラジオ出演の時の内容を思い返してみて思うのは、最初のあの難しい話の連発、あれって、ブライアンの私に対する「終了テスト」だったのかもなぁ・・・なんて思ってきました。

演説引き伸ばし作戦の上院議員にしかない習慣、フィリバスター、それが日本にあるかという質問。私がここにいる間、何度も何度も番組で話題にのぼっていました。フィリバスターの習慣をやめさせようとする一部の共和党側と、民主主義がこわれる、少数派の大切な権利がなくなると党派を超えて大騒ぎになったんですよね。結局、なんとか残ったけど、「よっぽどのことがない限りやりません」ということで、この「よっぽどのこと」という条件つきは、どっちが勝ちだったのか、いろんな人が意見を書いてました。

中絶は日本で合法かという話。先日アメリカで州が経営している孤児院にいる少女が妊娠してしまって、中絶したいという彼女とさせるべきでないという州側とで意見が対立した。裁判にもなった。少女だから自分で決めてはいけないのか、身体の影響はどうなのか、とっても議論を呼んだ話で、私もなんどかメールでそれにふれた。

宗教の権利。アメリカの政治って、宗教がすんごくからんでいて、これは日本と違うなぁ・・と一番感じたこと。どの政治家がどの宗教なのか、これで支持が変わったりする。これは昔からだったのではなく、ある人に聞くと、ここのところ特にこの風潮がきつくなってきたとか。宗教が影響して、中絶の問題や、クローンの研究問題、医療問題、そして尊厳死問題など、いっぱいかかわつてくる。日本で、「私は何宗です」というのを強く押し出して当選するというのは、本当に一部の人たちだけで、この点はとっても興味深いと思った。私は、一応不勉強ながらクリスチャンなんだけど、ここにきて、クリスチャンの中で、いろーんな宗派があって、その特色によって、政治への支持も違っていたりして、そういう特色を知ることが政治を知ることにもつながるという、面白い国だなと思う。

同姓カップルの話。私の教会には、その人たちのために活動している人がたくさんいる。中心的役割をしているらしい人たちもいる。そして、実際何組ものカップルがいるし、その人たちの中には、子供を養子などによって持ってる人もいる。同居の人もいれば、別居の形の人もいる。こんなに同姓カップルが身近だったのは、初めてなので、色々考えさせられた。


そして女性の権利。結婚や子供によってのキャリアの中断への恐怖。アイデンティティを喪失することへの怖れ。


ブライアンが、こんな問題について、次々に聞いてきた。ゲイカップルは、日本ではどう扱われてるの?フィリバスターは日本にもあるよね?中絶は日本では合法なの?宗教の権利は日本ではどうなの?・・・・。怒涛の質問。そして、私が少し「えっ?」と聞き返したときも、ブライアンは、一切その意味を説明することはなかった。ただ、質問を繰り返すか「知ってるよね、この言葉は」と確認するだけ。そう、私がラジオを聞き、ニュースに関心を持って、この三ヶ月、わからないながらも、少しずつ勉強してきたことを、確かめてくれた気がするんですね。そして、リスナーの人たちに、この子は、これぐらい今のアメリカのことをわかろうとしていている日本人なんだよって伝えようとしている気がする。これは、後になって思い返してみて思うこと。

そして、私の生活のこと。教会に通い、そこで思ったこと。その教会がたまたまとっても進歩的だったことで、私の教会に対する印象が一新された。日本の教会との比較。
一冊の本との出会いによって、またさらに深まった思い。本を読みながら、何度も泣いた話、人種や男女の差別など、日本にいてそんなに深く考えたことがなかったことを、実際の生活でも、そして本の中で歴史の上でのことも、いっぱい教えてもらった。

地下鉄との葛藤(^oo^;)しょっちゅう変わるスケジュールに対応しながら、乗りこなしていく過程、線路の上のゴミの多さに辟易し、これが地下鉄が遅れたり止まったりする原因じゃないのかなぁ・・、でも24時間動いてるから、ゴミをとる暇がないのかなぁ、仕方ないのかなぁ、本当にそうなのかなあ・・・と日常の疑問をいだく私。

何もかもがすんなり理解できているわけではなくて、一日に録音した番組を何度も聴いて、わからない単語を必死でとりあげながら、少しずつわかってくることの嬉しさを書いたメールを紹介して、きっと英語を勉強する人たちを励ましてくれたとも思う。


彼のリードによって、色々NYの街と日本の自分の生活との差や違いを語った私が、最後に言えた「人の気持は同じ。音楽を通じて、そして平和を願う気持。ここに来る前までは、果たしてただ聴いていただけ、受身だった私がNYの人たちと生で会話できるのか、通じるのかっと不安だった。でも、ここにきて、本当にたくさんの会話が持てた。素敵な出会いがいっぱいあった。それは、私が英語を学んだから、できたこと。とっても素晴らしいこと」と言ってしめることができた。


決して、満点ではなくて、合格点でもなかったのかもしれないけど、この試験に対して、試験をしたブライアンたち側が、一生懸命準備をしてくれて、心を尽してくれたことがとっても伝わってくる。いえなかったことのくやしさは、次へのステップになるんだよね。もっとこんなことが言えたのに・・・と思うからこそ、また勉強しようって思えるんだよね。

ってことで、今日からの日常生活を送りながら、これからどうするんだろう・・・と、あせらずに考えていきたいと思います。



とりあえず・・・。
来週からのシルバーコーラスの練習の再開に向けて、新しい曲を選ばなくては・・(^oo^;)
by butakotanaka | 2005-06-10 12:02 | 日常生活