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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

研ぎ澄まされた能力

昨日のNHKニュースだったかでやってたネタ。


視力障害者の人たちを対象に、音声ファイルをどのぐらい早回ししても、内容が聞き取れるかという実験。なんと、ほとんどの人が3倍ぐらいの速さなら問題なく聞き取れるということがわかったそうです。その3倍の速さの音声、ニュースで流してたけど、たまーにこんなこと言ってるのかなって想像できるけど、多分何回も聴かないとわかんないぐらいの速さでした。鳥の鳴き声かなって思ったぐらい(^oo^;)

それを次々と替わって出てくる視力が不自由な皆さんが「あー、こういってるんでしょ」と、ものすご簡単に答えていき、「えっ、これって、普通の人には聴こえないんですか?そんなにすごいことなんですか?そんなにすごいことだと思ってなかったです」・・だそーです。すごいっ!

盲人の牧師さんにピアノを教えていたことがあって、すぐに曲を暗譜するし、我が家への道順も一度で覚えるし、とにかく記憶力がすごいなとは思ってたけど、速回しで聞けるというのは、想像してなかったです。

ずっと前に、朗読ボランティア講座に通ってたことがあるんだけど、朗読ボランティアといっても、普通のアナウンス教室と同じようなことをやった覚えがあります。アクセントの勉強とか、ハキハキとゆっくり明確に発音するとか。

でも、今回の実験を聞いて思ったんだけど、たとえば新聞とかの対面朗読の時、ボランティアの人たちが、よかれと思って、ゆっくりはっきりと読んであげてるのって、実はどうなんでしょね。もしかして、ものすごーく速く速く必死でスピードあげて、あんまり感情込めずに読んであげた方が情報としてはいいのかも。

朗読をイベントなんかで演劇のようにやるときは、演技が必要なんだろうけど、情報として、一冊の本を朗読して録音したり、新聞を読んであげたりするのって、淡々としかもかなりの速さで読んであげるってのが必要なのかもなあ・・・なんて思ったのでした。

早口言葉の練習がいるな(^oo^;)(^oo^;)
いや、別に私が朗読ボランティアの仕事してるわけじゃないんですけどね。いつかやってみたいなって思ってて、その時のためになります。こういう情報は。面白かった。
by butakotanaka | 2005-11-25 01:11 | Watch&Say