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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

そろそろ本気で練習しなければ・・・。

ってなわけで、今日は特別な予定もなかったので、ピアノの部屋でお勉強。
実は、昨日、ピオラのレッスンを休んでしまったので、来週のレッスンはちゃんと弾きたいし・・・とビオラの練習もしまして。

来月のはじめにあるコーラスの本番も近づいてきました。
今月末の練習が、本番当日以外では、最後の練習です。

歌詞を覚えておきたいし、テンポも安定させたい。
歌詞は、指揮者の私が歌うわけじゃないんだけど、歌詞を「見せて」あげることは大切だと思っています。たとえば口を動かしてあげて、こういう歌詞をこのタイミングで発音してるんだよーって見せてあげると、リズムが難しいところなんかのヒントになります。それから、指揮はテンポを振ってるんだけど、曲の雰囲気やたまに歌詞の内容も振っていたりします。扉をひらくってときは内側から外側に向かって振ってみたり、湧き上がるーとか歌うときは下から上に湧き上がるみたいに振ってみたり。どんな方向に振っても、テンポが見えていればいいので、いろんなやり方ができて、それが歌の内容にあってる方がいいかなって思って色々研究しとります。私と目があって、笑顔を交し合うことで安心する方もおられるので、できるだけまんべんなくみんなの顔を見るようにしたり、なんか色々あります。

テンポ。
音楽って、別にしゃかりきに絶対同じテンポでというわけではなく、揺れというものはあるんだけど、それでも、技術的な都合や、自分の気分でテンポが変わってしまうと、それは聴いていてあまり心地よいものではないです。たとえば、苦手なところが遅くなったり、得意なところが速くなったり、逆に苦手だから早く過ぎ去れーって気持ちで速くなることもあるかも。

ゆったりした譜割りのときは余計に遅くなり、細かい音符になるともっと速くなってしまう傾向もあります。だから、自分の中で安定したテンポで演奏できているか、客観的に判断するのはとても難しい。

ここで、メトロノームくんの登場なわけです(^oo^)
大体この曲はこのテンポでいこうと決めたら、ピアニストさんにも報告します。それでお互いそのテンポで、全部分を安定してそのテンポのなかの揺れで弾けるように、頭の中を整理するのです。今日は、電子メトロノームに合わせて、ひたすら伴奏部分を弾きながら、頭の中で歌を歌っていました。声を出して歌うと気分が出てきてしまって、あんまり冷静になれないから。声って、麻薬みたいにどこか神経を麻痺させてしまうような作用があるねんなぁ。このやり方で練習すると、自分のテンポ感覚がいかにあてにならないかがわかります。テンポどおり弾いてるもんねーって思ってるのに、メトロノームが速くなったり遅くなったりしよるっ。いや、これは実は自分が遅くなったり速くなったりしてるだけなわけです(^oo^;)なさけないー。

明日もまたちょっとやろっと。時間あるし。
こういう地道な練習の積み重ねの先にしか、充実した本番はないんですもんね。はい。
みんなにちょっとでも気持ちよく歌ってもらえるように、協力しなければ。だって、毎年毎年の本番がみんなには大切な思い出のときなんですもんね。
by butakotanaka | 2008-02-22 00:47 | 音楽・趣味