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ぶたこな日々(^oo^)にようこそ。音楽で言葉で心で、今年もいろんな人と対話したいなぁ。

by butako

今日はハズレの日かなぁ(^oo^;)

で、月曜です。週の初めだ。
しかし、週末が充実しすぎていたせいか、軽く疲れている(^oo^;)楽しい思いをしたのだから、ちゃんと働けっちゅーもんですな。それに朝もそんなに早いわけじゃないんだし。9時45分ぐらいに家を出る直前、アパートのスーパーさん(修繕などの管理人みたいな人)が入ってきた。彼は鍵を持っている。例の水漏れの件がまだ続いていまして、壁を壊すといってた最初の日には、結局壊さず、その日は水を流してテストをしただけで、その後、先週に一度誰かが打ち合わせに来ていた。で、とうとう今日、マージのバスルームの壁を壊して配管を調べるとか。その準備にスーパーさんが来たのだ。どうなってるのかは、帰ってきての・・・お楽しみというべきか(^oo^;)帰ってきて、えらいことになっているのが分かるんですけどね(^oo^;)

老人ホームの最寄り駅の階段をのぼっていたら、すぐ前にユージニアの姿が。トコトコって小走りで追いついて、「はーい(^oo^)/~~~」と一応元気よく声をかけるも、二人とも週末の疲れがあることが判明(^oo^;)「あー、しんどいねー」「今日は早めに帰りたいねー」と、グチグチいいつつ仲良く一緒に通勤だ。こういうのもいいよね。

月曜は、ヘインマネジメントという痛みについて心理学者の先生と話し合うミーティングがあり、その前にヨガが・・・あるはずやった。ヨガが11時からなので、入居者の人が両方に参加できるように、ペインマネジメントは前は11時半スタートのところ、今回から45分からに遅らせたのだ。前回はじめて参加したときは、イェバと一緒だった。今日は、イェバがニュースレターの作成でコンピュータの仕事をしたいからと、ユージニアと私が参加することに。今週はイェバがコンピュータでの作業が忙しいからとユージニアが毎日来てくれることになっている。私と同じ11時出勤なんだそうだ。でも、どんなことを毎日するかは聴いてないんだって。いつもは礼拝を中心に来ているから午前中にどんなことが行われているか実はあんまり知らないんだって。

で、今日、行ってみたら予定が変更されていて、ヨガは火曜になっていた。これからもずっとそうなのかは不明。ペインマネジメントの時間を急に変更することもできないので、予定どおり45分からに。私とユージニアは三階の出席しそうな人たちを誘ったり、車椅子を押してあげて連れて行ってあげたりすることに。名前だけ言われても分からないので、部屋番号をメモして、写真が載った部屋割り表を頼りに、五人ほどの人を一人一人あたっていって、参加するといった人を連れて行く。

今日は何かヘンな空気になった。最初はそんなに悪い雰囲気じゃなかったんだけど・・・・。
ミーティングの途中、心理学者の先生がポップコーンを配りはじめた。ジュースをもらえないかということになり、私が隣のスタッフルームのレクレーション責任者のリンダにジュースをもらってもいいか頼みにいくことに。いつもこういうことはイェバがしてくれているので、ちょっと緊張。本当はジュースが欲しい場合、事前に届けておかないといけないんだけど、私が何も知らないということで、リンダは快くスタッフ用の冷蔵庫にあるアップルジュースを一本使うことを許してくれた。ありがとう、リンダ(^oo^)

で、ジュースを持って帰って、みんなに配って、自分が元座っていた席に座ったら、なんか空気がヘン。私の右隣の女性と、左隣の男性が、険悪なムードで言い合ってる。私には何が起きているのかわからないけど、女性の方は、いつもランチを一緒にとる人だ。初日からやさしく話しかけてくれた人。ピアノの生徒さんではない方のもう一人の人。その二人とイェバと私の四人でランチをとることが最初のうちは多かった。最近は、もう一人そのテーブルに入居者の人がいることが多いので、テーブルに空きがなくて、私たちは別のテーブルで食べることが増えてきたんだけど。その女性は、記憶があまり続かない。さっき言ったこともよく忘れる。だから私の名前もなかなか覚えられない。それでも話しかけるたびににこやかに返事をしてくれるし、昔の思い出なんかは、鮮やかによみがえってくるみたいで、いつも子供の頃の話や若い頃の話を楽しく語ってくれる。

どうやら男性の方が「あーたは、いつも同じ質問ばっかりするねー」とか、言ったみたい。で、その女性は、自分がモノ忘れがひどいってことをたぶん自覚していると思う。でも認めたくない。なんとか自分はちゃんとしてるんだってプライドを持っていたい。でも、たぶん、どこかで何か大切なことを忘れてるんじゃないかっていつもおびえている自分がいるんだと思う。その一番痛いところをつかれたって感じなのかなー。そこから、醜い言い争いがはじまって、ドクターが助け舟を出そうと思ったけど、どうやらそれが火に油を注ぐ結果になったみたいだ。こういう事情は、何もかも終わったあとで、説明を聞いてわかったんだけど。

とにかく、私にとっては、ジュースを持ってきて、あー、いい雰囲気になったな・・と思って座ったとたんに、両側の人が言い争いを始めたもんだから、びっくり。どうしたらいいのだ。二人がしばらく言い争いしたあと、ドクターが話し始めた。「2人とも、ちょっとボクの話をきいて。前にねこんなことがあったんだ・・・」と大きな声で話し始めた。なんとか、2人の注意をひこうとしている彼の努力が見えた。ところが、ドクターの話を2人とも聞こうとせず、女性の方が大きな声でまた男の人に向かって、ひどい言葉を浴びせはじめる。そうすると、男性もそれに応じてしまう。私は、つい、手で、「まあまあ」と押さえるような手振りをした。話しを聞きましょうってそういうつもりで。

そしたら、その女の人が立ち上がった。
「もう我慢できない。この子にまでバカにされて!」と。
「この子は今、私の黙れと手振りした。失礼だ! 私には誰にも黙れと言われる筋合いはない。いいたいことを言う権利はあるんだ!こんな子にまでバカにされてもうここには言われない。もう出て行かせてもらう」とすごい勢い。私はびっくり(@oo@)そんなつもりじゃなかったのにー。あわてて、
「待って!そんなつもりじゃなかったんです。ただ、ドクターが話し始めたから、話をまずは聞きましょうってそういうつもりで。あなたに失礼なことをするつもりはなかったんです。傷つけてしまったのならごめんなさい。私、あなたが大好きなんです。あなたのことを尊敬しているんです。だから、そんなつもりはなかったんです」とあやまったけど、後の祭り。

後に座っていたユージニアもドクターも「彼女はそんなことしていないよ。そんなつもりじゃなかったんだよ」とかばってくれたけど、その人の興奮はおさまらない。そのまま出て行ってしまった。

そこから、ドクターがその場をおさめる努力が始まる。他の人たちは「ドクター、あんた、この場を台無しにしてしまったねー」と半分おだやかに言っている。きっとみんなその女の人の性格を知っていて、こうやって興奮することが時々あるとわかっているんだ。

私は、自分では大丈夫だと思っていた。思っていたけど、勝手に胸の中に何かがこみ上げてきてしまう。止めようと思ったけど、止められない。あー、あの手振りは、まあまあ・・・という手で押さえるような手振りは、失礼なんだ。知らなかったなぁ。文化の違いもあるのかなーなんて、冷静に考える自分がいると同時に、あんなに大好きな人に、バカにされたなんていわれて、悲しいなーって思ったり。こんなところで泣いたらそれこそ台無しだ、できるだけ邪魔しないように平気にしてなくちゃって思っていたけど、ドクターが「キミ、大丈夫?」と聞かれて、「はい、大丈夫です」といいつつ、顔がゆがむ。あー、情けない。なんでこんなに涙腺がゆるいねん、私(^oo^;) ドクターは私が思い切り顔をゆがませて泣き始めたのを見て、「泣いてるの?」と確認(^oo^;)わかるやろ・・・(^oo^;)「すみません・・・(いわゆる、アイム・ソーリーね)」といいつつ、嗚咽をはじめる私。あわててユージニアが私の横に来てくれる。さっきまでその女の人が座ってた席だ。「ナオコは何も悪いことしてないんだよ。あの人はねたまにああなるの。というかね、ナオコが来る前から始まってたんだよ。だから、あなたがしたことは、何も悪くないの」といってくれるし、ドクターも「そう、キミは何も悪くないんだよ。キミはベストを尽くしてくれただけなんだから」って。そういわれると、何か余計に涙って出てくるもんで(^oo^;)

しばらくヒクヒクっと泣いてしまいましたわ(^oo^;) ただ、そのせいで、その場の空気がゆるんだのも確かかも。さっきまでその女の人と言い争いをしていた男の人、私を見て「泣いてるの?」って。

で、しばらくしたあと、その男の人が「あのね、ボクの名前は〇〇っていうんだ。キミのその小さなノートにボクの名前を書いてね。そしてボクがキミを愛しているって書いておいて」って。慰めてくれているのね(^oo^) で、「次のときも来るよ。ここに。キミがいるからね」って言ってくれた。ありがとう。

そこに参加していた人みんなが、笑顔を私に送ってくれる。大丈夫だよって。そしてそれから後は、なんか楽しい話をみんながつとめてしている感じになった。笑い話特集。今までストレスでひどい目にあった失敗談とか、ドクターが今までですごく患者さんが興奮して怒ってしまった経験とか。もう終わるかなってころになって、イェバが入ってきた。最初は空気がわからなくて、楽しい顔して入ってきたけど、私の泣き顔を見て何かあったと悟ったらしく「私がいなくて・・・悪かったわ・・・」とかいっている。イェバのせいじゃないもんね。

とにかく、いろんなことがあったけど、ミーティングはランチの時間が来たので終了。それぞれみんなが、それでも最後には穏やかな顔をして戻っていった。途中で席を立ってしまった人のことは気がかりだけど、それ以外の人たちはまっよかったのかな。みんなを送り届けたあと、イェバとドクターがエレベーターの前で立ち話。ドクターは私に、何度も何度も「キミは悪くないんだよ。ベストを尽くしてくれたんだから。僕がその前から空気を悪くしてしまったんだ。キミが戻ってくる前から始まっていたんだから」って。ええ人や、この人は。結局、みんなストレスでいっぱいなんだ。そういうことなんだね。だって、ほとんどの人は2人部屋。相性がいいとか悪いとかは関係なく、男同士、女同士で、勝手にルームメイトを決められる。食事もみんなと一緒。自分の部屋があるからといって、鍵をかけて閉じこもるわけにもいかず、ドアは開いているから、いろんな人が出入りする。看護婦さん、医者、お掃除の人、そしてイェバのような牧師さんとか。誰かと気まずくなっても、ここを出るわけにもいかない。誰かの顔を見たくないと思っても、その人に会わないわけにはいかない。一触即発のような感情を持ち合わせている人も少なくないのかもしれない。それは、入居者の人たちだけでなく、看護婦さんたちにとっても同じ。態度があまりよくない入居者の人がいたら、その人にいつもいつも天使のように笑顔を向けられるかというと、看護婦さんたちにだって気分の上下はあるわけだ。そうすると、ときにはいらだってしまう。入居者からは「看護婦のくせに、態度が悪い」といわれたりする。そういう悪循環が一部で起こっているらしい。人間同士だから仕方がないのかも。そういうイライラが、あるとき爆発してああいうことになるのね。

助かったのは、例の女性の記憶が短かったこと。
ランチのテーブル。私はイェバと離れて、一人だけその人と同じテーブルに座ることに。イェバとユージニアはこないだから入居している筋肉が弱くなっていく病気の若い女性と一緒に座ることに。

テーブルに近づくのは少し怖かった。でも、思い切って近寄って。「あなたこと、大好きです。さっきはごめんなさい。傷つけてしまって」と、頬ずりを。そしたら、本当に自然に受け止めてくれて、「こっちこそごめんなさいね。あんなに興奮してしまって。あなたは悪くないのに。彼からいつも同じ質問をするって言われて、つい興奮してしまって。もうどうしてああなったか自分でも覚えてないのよ」って。向こうも気まずいと思ってくれているみたいで、しかも私を嫌いにはならなかったみたい。あーよかったー。早いうちに仲直りできて。それから2人でいろんな話をしてランチを楽しく食べた。思い出話もしたし、日記の話も。私が日記を書いているということを話し、何年も書いてるけど、自分が書いたことってすぐに忘れてしまうって。後で読み返してみると、こんなこと思っていたのかーって自分で忘れてることに気がつくって。だから、書いてそのときの気持ちを記録するのはいいことかもって。そしたら、その人も「私もよく忘れるのよねー。だからそうやって書くのはとてもいい考えね」って。私が「うんうん。誰でも忘れますよね。それが人間ってもんで、自然ですよね。だから、書いて残すのって助けになるのかも(^oo^)」なんとなく、いたみを分け合えたみたいで、いい時間になった。今日はピアノの生徒さんはランチの席にはいなかった。具合が悪いのかと心配したけど、あとで医者に行っていたということがわかった。元気だった。よかった。

ランチのあとは、イェバと写真をまだ撮れていない人たちの部屋をまわる。写真を撮るだけでは終わらなくて、色々話を聞いたり、具合がよくない人のところでは讃美歌を何曲か歌ってあげたりと、けっこう時間がかかってしまい、あっという間に一時間以上が過ぎた。帰る時間だ。

今日、いないあいだに、壁を壊しているはず・・・・・。
そう思うと、なんとなくまっすぐ帰る気持ちになれなかった。っていうか、泣いたってこともあって、なんかすごく疲れた。誰かが家にまだいたら、話したりしなくちゃいけないのかな、ゆっくり休めないのかなって思うと寄り道したくなった。で、駅前のマクドに寄ることに。たまには外食もいいよね。ダラーメニュー(いわゆる100円マック)のチーズバーガーとチキンナゲットに、コーヒーの中サイズを頼み、一時間ぐらい読書。

ゆっくり読書って思ったけど、そうもいかない(^oo^;)というのも、ゆっくり座って本を読んで・・・・いると、その間に3回もホームレスの方が来られまして、「つり銭を恵んでください」と何度も頼むのです。私はこういうとき、とても複雑な気持ちになります。もちろん協力してあげたい。でも、自分はそういう立場なのかって。私はここに収入がない状態で滞在している。大切な貯金を少しずつくずしながら暮らしている。余裕のない自分が誰かにお金を恵むって、そんなに何度もすべきじゃないんじゃないかなーって。今、ボランティアをしている場所でも、ときどき「ソーダをおごってくれ」とか「一ドルくれ」とか言われる。でも「ここでは収入が全然ないの。他のことはどんなことでもするから、お金だけは勘弁してね」と断ることに決めている。イェバからも誰かにすると他の人にもしなくちゃいけなくなるから、しないでほしいといわれている。ホームの中ではそういうルールを決めたけど、ホームを出て、路上でも突然前から歩いてきた人に「小銭をください」と正面から頼まれることがあるし、地下鉄に乗っていると日常茶飯事で、一両ごとにホームレスの人たちが大きな声で演説をぶる感じで、「お金がないんです。後生ですから恵んでください。神様の恵みに感謝しますー」とか言ってる。あー、私もクリスチャンやったなーって思うと、何かあげないといけないのかなって思うけど、自分の立場を考えるとなかなかあげられない。

でも、今日は、2人の人が近づいてきたとき、「1セントでもいいんです」と言われて、つい13セントだけどあげてしまった。たったそれだけ・・・・でも、なんか、あー、とうとうあげてしまったなー。これから先はどうしようかなって思った瞬間。たったこれだけでも、彼が助かるのなら、これから少しずつでも何かを食べたと思ってあげた方がいいのか・・・と思っていると、10分もたたないうちに3人目が来た(^oo^;)同じマクドで何人もはちょっと多すぎだよなって悪いけど「もう小銭がないの」と断ったよ。運が悪かったと思ってあきらめてくれ。それにしても、マクドの中で食事していてもこうやって乞いに来る人がいるんだ・・・・と思った。日本ではこんなことはないもんね。ここの文化ともいえる。それにどう対応するのか、自分の中でルールを決めることもいいのかも。いつかブライアンがラジオでいってた。「一日のうちに、最初に出会った一人にはあげることにする・・・とかそういうルールを僕は決めている」って。なるほどね。そういうのもありかな。とにかく、色々考えさせられた。

いつもまっすぐに帰ると5時半ぐらいのところ、今日は6時半になった。
アパートには誰もいなかった。
マージのバスルームの入り口から足元に紙がしかれている。おっと、シャワーヘッドとか蛇口とか、バスルームの水元の用具が全部取り外されていて、台所のテーブルの上にある。バスルームの中にあったものも台所に全部出されていた。タオルの棚とか、かけられていたハンガーとか。

そこまではよかった。あとは普通に見えた。
トイレに行きたいなと思い、何も工事されていないもう一つの自分のバスルームに向かい、トイレ小をすませる。水を流して・・・・・っと。うん?(^oo^;)・・・・流れない(^oo^;)(^oo^;)(^oo^;)かなりあわてた。

あわてて、洗面の蛇口をひねる。水が出ない(^oo^;)
台所に戻り、シンクの蛇口をひねる。水が出ない(^oo^;)
要するにアパート中のすべての水道がとめられているのだ。私はこれからトイレも使えない。っていうか今したトイレの水も流せないままになるんだ。顔も手も洗えない。もちろんシャワーも。どうなってるねん(^oo^;)どうして今晩一晩過ごせばいいねんっ。何も書置きもないし、マージからの連絡もない。あわててマージの自宅と携帯に電話するも誰も出ない。はー(^oo^;)第六感やったんかわからんけど、外食なんて平日にはしたことないのに、たまたまマクドで食べるもん食べてきてよかったよ。だって、フルーツ食べようにも洗えないしさ。水は冷蔵庫に入れてるのがあるから、飲めるし、ジュースぐらいは飲めるけどね。食器は洗えないけど(^oo^;)

とにかく、マージからの連絡を待つしかないのか・・・・。
と、ブログを暇つぶしに更新しはじめる。なんかそうしながらも、今日一日のことが思い出されて、なんとなく情けない気持ちになる。それにしてもひどいなーって思い始める。私が住んでいるというのに、何の連絡もなく水がまったく使えない状態で、ほおって帰るなんて、工事した人どういうつもりなんだろう。

マージからの連絡が来る前に、玄関のベルが鳴った。水漏れしてますと言ってきた下の階の住人さんだ。今、仕事から戻ったんだって。どんな風に壊したか見せてほしいって。それでいいのかわからんけど、とにかく見てもらうことに。彼はこないだとは違って、気の毒そうな表情で、むき出しになった水道管を指さし、「これが古くなっていたんだよ。ここからではなくて、上の階の人がね、使った水がここを通ってボクのところで漏れてたみたいなんだ。大変な思いをさせてしまって・・・」と少し気の毒そう。マージは上の階の人は今、他の州に出かけていて留守だと言ってたけど・・・と話すと「その人は留守なんだけど、留守のあいだに誰かが使ってるみたいなんだ。僕は見たんだよ。誰かがその部屋を使ってるのを」やって。もしかしてサブレットといって又貸ししたのかもしれないし、友達に使わせてあげてるのかもしれないね。「その誰かが水を使ってこんなことになったと思うんだ」だって。ほんまにそうやとしたら、ここからの水漏れじゃなかったということになって、よかったんだけど。まだ真相はわからない。この人にいっても仕方ないんだけど「今、すべての水が止まっていて、私も困っているところなんです」と。その人も「そうなの。大変だね」って。加害者と被害者になりかけていたんだけど、どこか共通意識みたいなものが生まれていて、不思議なムード。彼はすぐに「邪魔して悪かったね」と帰っていった。悪い人じゃないね。

とにかく、私はこれからどうなるんだーって気持ちで、30分置きぐらいにマージの携帯と自宅に電話。八時半になって、やっとマージから電話。事情を話すと驚いていた。知らなかったみたいとうやら工事の最初の方は立ち会ったけど、その後帰ったみたい。だから終わった状態を知らなかったみたい。「とにかく、スーパーに電話してみるから」といったん電話を切ってすぐにかけなおしてくれた。

「今、彼と少し話しができたんだけど、今いるビルからの接続が悪くてすぐに切れてしまったの。とにかく要点だけは話したから、ナオコから彼に電話して事情を話してくれる?」って電話番号を教えてくれた。私からも「あの、最悪の場合お隣さんのバスルームを借りられたらと思うんだけど」というと、マーシも「そうね。すぐに私がお隣には電話しておくからね」って。スーパーさんに電話してみた。留守番電話だ(^oo^;)とにかく「あの、マージのところに住んでいるナオコといいます。水がまったく使えない状態で困っています。あなたがなんとか助けてくださらないかと思って電話しました。電話番号は〇〇です」とメッセージを入れる。

その間に、お隣さんがすぐに来てくれた。「マージから電話があったんだけど、水が出ないんだって?うちのバスルームを自由に使いなさい。シャワーを浴びるかい?」って。私が「とにかく、顔を洗いたいんです。できれば」というと「すぐに来なさい」ということで、お隣のバスルームを使わせてもらい、とにかく歯をみがき、顔を洗わせてもらってすっきり。これ以上尿意を催さないように祈るのみだ(-oo-;)

顔を洗って戻ったら、スーパーさんから電話。どうやら彼も知らなかったらしい。工事の人に任せて帰ったらしい。「キミのバスルームは大丈夫なはずと思ってたよ。それぞれ部屋ごとに元栓みたいなものがあるはずだから。まさかキミのところの水まで止めるとは思ってもみなかったよ。」やって。「来ていただけますか?」と頼むと、「今、ちょっと他の件で忙しいんだ。これが終わったらすぐに行くけど、二時間後ぐらいかな」二時間かよ(^oo^;)10時過ぎるってことやな(^oo^;)はいはい(^oo^;)来ないよりはマシや。「わかりました。待っていますので、お願いします」ととにかく返事。

で、こんな状態になったとまたまたマージの携帯の留守番電話に報告。

で・・・・・・。今、これを書いてる今、すでに10時ですが、スーパーさんは現れません。その代わり、たった今、電話がありました。リタです。リタの家はここから徒歩10分弱のところ。マージがリタに電話してくれたみたい。

「ナオコ。そんなに立派なものじゃないけど、カウチがあるの。そこで寝てもらえるから、すぐに来なさい。」やって。あー、なんてええ人なんだー。「マージから電話があったけど、水がないところでは泊まれないでしょ?」って。ありがたいー。

でも、スーパーさんが10時に来ることになっているから・・・というと、「じゃあ、とにかく11時半ぐらいまでなら大丈夫だから電話してきて。もしその時間になっても彼が来ていなかったら、とにかくうちに泊まりなさい。もしその時間までに水が出るようになっていたらそれでよし。とにかくその時間までに決めましょう。散らかっているけど許してね」やって。あー、友達の輪ってこういうとき、本当にありがたいね。

タイトルを「ハズレの日」とかにして書き始めたけど、結局のところ、アタリの日なのかもね(^oo^) こないだサチのところにお泊まりしたときに、お泊まりセットを作ったし、リタのところにいく用意もそんなに時間がかからずにできるはず。もしあと1時間ぐらいでどうにもならなかったら、泊まらせてもらおう。こういうことも、あとで思い返したら、きっといい思い出になるんだ。うん。

結局どうなったかは、また明日の日記で報告します。
とにかく、眠る場所は確保できたので、安心してね(^oo^)
by butakotanaka | 2008-06-02 20:58 | NY・留学